【ツルッと、夏のゼリー】あっという間に口のなかへ。桃とラズベリーの魅惑ゼリー
編集スタッフ 糸井
困ってしまうほど暑い夏を乗り切るためのアイテムは、いくらでも知っておきたい気がしています。
そこで、朝も昼も夜にでも、手軽に元気をチャージできるレシピを、料理家の中川たまさんに教えていただきました。
3品目は、桃とラズベリーのゼリー。ツルッと喉を流れるさっぱりゼリーで、からだに元気をくれるデザートですよ。
<これまでのレシピはこちらから>01:ピンクとイエローのクラフトコーラシロップ
フルーツ、もりもり。
桃とラズベリーのゼリー
材料(6カット分)
桃…2ケ
ラズベリー…12個
粉ゼラチン(クックタイプ)…5g
(A)
水…1カップ
白ワイン…2/3カップ
洗双糖またはグラニュー糖…80g
蜂蜜…40g
レモン汁…大さじ1と1/2
作り方
①桃は皮付きのまま、くし切りに切る。
②鍋に(A)と1、タネ周りの実も入れ、キッチンペーパーを落とし蓋にし、中火にかける。
▲タネからもおいしいエキスが出るので、ぜひ入れましょう。
沸騰したら弱火にし、そのまま5分煮込む。
▲5分後がこちら。キッチンペーパーを落とし蓋にすることで、灰汁がうまくくっつきます。
③桃を取り出し、皮をむく。種も取り出す。
▲煮た後の桃の皮はスルッとむけます。
④鍋に先程のコンポート液が300ccになるように測り入れ、中火にかける。沸騰直前に粉ゼラチンをふり入れて、よく混ぜ合わせる。
⑤型に桃とラズベリーを入れ、4を流し入れる。あら熱がとれたら、冷蔵庫に入れて冷やし固める。
(冷蔵庫で固まるまで、およそ3時間ほどです)
⑥盛り付ける。バッドごと、手がつけられるくらいの温度のお湯にさっとつけると、型から外しやすくなります。
バッドの上にまな板などを載せてひっくり返し、切り分けて、完成。
中川さん:
「ラズベリーは、冷凍ラズベリーでももちろんOK。桃を皮がついたまま煮込むことで、ゼリーがピンク色に染まります。また、キッチンペーパーを落とし蓋にすると、まんべんなく火が通り、灰汁もキッチンペーパーについてくれるのでおすすめです。
今回、白ワインを入れることで、さっぱりとした風味を取り入れました。アルコール分は飛んでいるので、お子さんも楽しめるので、ぜひみなさんで食べてみてください」
食感のある桃の、なんともいえない優しい甘さがツルンとしたゼリーに凝縮。ラズベリーが口に入ると、甘酸っぱさが駆け巡ります。軽やかで、あっという間に食べきってしまいました。
また、この出来上がりの美しさもたまりません。ゼリーの裏と表で、絶妙に表情が異なっていて、淡い色合いか、きらびやかな色合いか、どちらを表にしよう……! と楽しめるのも最高でした。
暑い中で、どうにかからだに元気を。シロップにゼリー、そんなチャージレシピで、ぜひこの夏を乗り切っていきましょう。
【写真】上原朋也
もくじ
中川 たま
料理家。神奈川・逗子に夫と娘と暮らす。季節の食材や果実を生かした、家庭でも作りやすいシンプルな料理を手掛ける。近著に『つるんとのどごしのいいおやつ』(文化出版局)、『ふわふわカステラの本』(主婦と生活社)、『器は自由に おおらかに おいしく見える器の選び方、使い方』(家の光協会)、『少ない材料で、簡単に作れる たまさんちのおおらかなおやつ』(家の光協会)。Instagram:@tamanakagawa
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