【あそびに行きたい家】収納のコツは「見せる・隠す・馴染ませる」モノが多くてもすっきりを保つ部屋。(整理収納アドバイザー・岡本あつみさん宅)
編集スタッフ 青木
インテリアとしての美しさと
収納としての機能性のバランスを大切に
ルームツアー動画番組「あそびに行きたい家」。今回お邪魔したのは、整理収納アドバイザーの岡本あつみさんのお宅。
リノベーションをしたマンションに、夫と3人の娘と5人で暮らしています。
5人で暮らしているとどうしてもモノが多くなってしまいますが、岡本さんのご自宅はすっきりと片付いた印象があります。生活の動線を考えた整理術や家族の部屋の使い方など、すっきりを保つ部屋作りをお伺いしました。ぜひYouTubeでお楽しみください。
引き出しの中は “縦置き” で収納
キッチン、洗面台、クローゼット……家の中の収納スペースの多くに、引き出し型の収納を取り入れている岡本家。
岡本さん:
「上からのぞいた時に、何がどこに置いてあるかがわかるように、基本的に物は立てて収納しています。
ケースの中でもっと細かく分けられるように、100円ショップに売っている仕切りやブックエンドを使って柔軟に仕切れるようにしています」
取り出しにくいヘアゴムは浅めのケースに入れたり、蓋付きの保存容器には蓋にシールを貼って一目で分かるようにしたりと、普段の家事や身支度を心地良くこなせるように生活の動線を考えた細やかな工夫がなされていました。
“人ごと” ではなく、“用途ごと” で割り振る部屋
3LDKに5人で暮らす岡本家では、1人1部屋にしようとすると部屋の数はどうしても足りませんでした。そのため「子ども部屋」「夫婦の部屋」のように “人ごと” に部屋を割り振ることをしていません。
岡本さん:
「リビングダイニングの他に、家族全員の衣類をまとめているクローゼット部屋と、娘たちと私が勉強や仕事をする作業部屋と、家族みんなで寝る寝室の3部屋があります。
それぞれの用途に合わせた収納場所や十分なスペースを確保できるので、現状はこういった部屋割りになっています」
▲家族全員のクローゼット部屋
見える部分は美しく、見えない部分は効率的に
美しいインテリアを楽しみつつ、使いやすさを重視した収納もしっかりとある「美しさの中に程よい生活感のある空間」。岡本さんはそのバランスを大切にしながら部屋作りをしているといいます。
岡本さん:
「見える場所はお気に入りのアイテムや家具を置いて、インテリア要素を重視しています。反対に、見えない場所は100円ショップのアイテムなどを駆使して、収納の機能やコストを重視しています」
家族の必要とするものに合わせて、部屋の使い方や収納の仕方も柔軟に変えていき、この部屋のポテンシャルを存分に楽しんでいきたいといいます。
本編はYouTubeでお楽しみください。
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岡本あつみさん
整理収納アドバイザー、ルームスタイリストとして「家が好きになる」片付けを提案。自宅はリノベーションした約80㎡のマンション。夫と小、高、大の3人の娘と5人で暮らしながら、家族それぞれの性格にフィットした整理収納を日々模索している。一方マクラメ講師の一面も。https://lit.link/atsumiokamoto
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