【特集|美味しいコーヒー】OYATSUYA SUNに教わる、美味しいコーヒー(その1)『HARIOで淹れる』
編集スタッフ 齋藤
こんにちは、スタッフの齋藤です。
秋も深まり食べ物も一段と美味しい季節になってきました。
また秋と言えば、温かい飲み物もじっくりと味わいたい季節ですよね。
そんな本日より、私たちも大好きな“コーヒー”を特集したコンテンツをお届けしたいと思います。
より美味しく、真剣に楽しむために今回はコーヒーと焼き菓子を扱うおやつ屋さん『OYATSUYA SUN』にもご協力をいただきましたよ!
コーヒーをいつも以上に美味しくいただきたいお客さま、またコーヒーにぴったりのおやつをお探しのお客さまにもワクワクと楽しんでいただけると思います。
新しいコーヒーライフがやってくるような予感のする、本日より3日間の特集。どうぞお楽しみくださいね!
OYATSUYA SUNに教わる、美味しいコーヒー
OYATSUYA SUN(オヤツヤサン)について
東京都奥沢にある、焼き菓子とコーヒーのお店『OYATSUYA SUN(オヤツヤサン)』。
私たちスタッフが、国立市内でのあるイベントに出店されていたOYATSUYA SUNの美味しいコーヒーとおやつに魅了されてしまったのをきっかけに、今回コーヒー講座をお願いすることになりました。
目印のロゴマークもとってもかわいいんですよー!
OYATSUYA SUNの店内には、こんな風に定番のおやつと季節のおやつが並べられています。
これからの季節はクリスマスケーキの予約も行われるそう。
今回の撮影では、実際に販売もされている定番おやつをコーヒーのおともに持ってきていただきましたよ!
OYATSUYA SUNに教わるコーヒー講座、スタート!
今回教えていただくのは、OYATSUYA SUNを主宰する梅澤秀一郎(うめざわ しゅういちろう)さんです。
ここで、やはりどうしても気になった質問を投げかけてみました。
なぜOYATSUYA SUNという名前に?
梅澤さん:
「必要だから仕方なく買う、というものではなく必需品でないもの、なくても困らないもの、でもそれがあったら嬉しいよね、というものが人間の生活を楽しいものや充実したものにしてくれていると思っています。
そういったものの象徴として“おやつ”をテーマにお店をつくりたいと思いこの名前にしました。(「SUN」は隣の大家さんのジュエリーショップが
SUNという名前なのでそこからいただいたんです。)」
淹れる器具によって、味やポイントが変わる?
実は、コーヒーツールのお取り扱いが少しずつ増えてきた当店にとってもコーヒー特集は念願でした。
コーヒーを淹れるのに、自分にはどの器具が合っているんだろう?
器具によって淹れ方のポイントって違うのかな?
そんな疑問を今回の特集では楽しく解決できたらと思っています。
梅澤さん:
「器具によって、実はちょっとずつポイントが変わります。でも、一番の基本ポイントは
1. 豆のグラムをきっちり計る
2. 熱いお湯で淹れる
3. 急いで淹れようとしない
だと思っているんです。
これらを含めて、今回は器具ごとのポイントをお届け出来ればと思っています!」
それでは早速、参りましょう。
今回使用する豆はこちら。
今回梅澤さんに使用豆として選んでいただいたのが、『エチオピア・イルガチェフェ』という豆。
アールグレイのようなフレーバーで、レモンピールやピーチのような味わいもある個性的なコーヒーだそう。
より味の違いが分かりやすくなるように、3日間の特集で全て同じ豆を使用しました。
使用する器具でどんな風に味が変わるのか、楽しみですね。
豆を挽く時のポイント。
豆をご自宅で挽く場合は、粉が“グラニュー糖より少し大きい位”を目安に挽きましょう。
入門編にもってこいのHARIO
本日の更新では、当店でも先週販売スタートとなったばかりのコーヒーツール『HARIO』で淹れるコーヒーを教えていただきました。
1杯のコーヒーを美味しくいれるための工夫が沢山施された器具。
せっかくですから、その工夫をしっかり活かして淹れたいですよね。
ハリオで淹れるコーヒー
梅澤さん:
「ハリオのV60は水流が一定になるように設計されているので、丁寧に真ん中に湯を注げばおいしいコーヒーができあがりますよ。」
本当、ドリッパーを見てみるとお湯の通り道が出来ているのが分かりますね!
【こんな人におすすめ】
◎手で淹れるハンドドリップ初心者の方。
◎どれを使ったら美味しく淹れられるのか分からない、とお悩みの方。
◎浅い焙煎の豆と相性が良いハリオ。フルーティなコーヒーを味わってみたい方にもおすすめです。
【豆とお湯の量】
一人分(約300ml)に対して豆18gを使用
※実際に淹れると、出来るのは200〜250mlのコーヒーになりますよ。
梅澤さん:
「豆とお湯の量の目安は、お湯1000mlに対して豆60gです。注ぐお湯の量によって豆の量を調節してください。」
【淹れ方レシピ】
1. ケトルにお湯を用意する。
2. ドリッパーにペーパーをセットし、湯通しをする。
3. 湯通しをしてサーバーにたまったお湯は捨てる。
4. コーヒー粉を入れて、ドリッパーを軽く揺すって平らにする。
5. 500円玉サイズにお湯をおとし、約30秒蒸らす。
6. 1点に一定のペースでお湯を落としていく。
7. 3分位で淹れ終わるようにしましょう。
8. 定量に達したら、ドリッパーにお湯が残っていてもさっとサーバーから下げましょう。完成!
写真つきの詳しい淹れ方
1. ケトルにお湯を用意する。
2. ドリッパーにペーパーをセットし、湯通しをする。
梅澤さん:
「ペーパーをぬらすことで紙くささを落としたり、コーヒーの一投目をペーパーが吸収しないようにさせることが出来るんです。またサーバーを温める役割も。」
3. 湯通しをしてサーバーにたまったお湯は捨てる。
4. コーヒー粉を入れて、ドリッパーを軽く揺すって平らにする。
5. 500円玉サイズにお湯をおとし、約30秒蒸らす。
梅澤さん:
「新鮮な豆を使うほど、泡がぷくぷくと膨らんできますよ。」
6. 真ん中に一定のペースでお湯を落としていく。
梅澤さん:
「真ん中をめがけて、トントンと一定のペースでお湯を置いていくようなイメージです。」
7. 3分位で淹れ終わるようにしましょう。
梅澤さん:
「抽出時間は何人分になっても3分を目安にしてください。お湯を注ぐスピードを調節してくださいね。」
良い香りがたちこめてきました!
8. 定量に達したら、ドリッパーにお湯が残っていてもさっとサーバーから下げましょう。
あっという間に完成です!
社内のコーヒー好きに集まってもらいました。
この日は、コーヒーを普段からこよなく愛するクラシコムの男性陣にもスタジオに来てもらい、淹れたてのコーヒーを試飲してもらいました。
まずは香りから。
オリバー:
「うーん、いい香りです。ちょっとスパイシーな感じもありますね。」
青木:
「うわ!家で飲むのと全然違うわ。美味い!」
梅澤さん:
「豆のグラムをきっちり計るだけでも味は変わってくると思いますよ。難しい手順は無いので、ぜひ試してみてください。」
後味がちょっぴりスパイシーでとてもすっきりとした心地よい香りのコーヒーが出来上がりました。
こうして豆の特性もコーヒーで出すことができるのは、一つ一つの工程を面倒くさがらずに淡々と取り組んでいるからかも。
最後に、HARIOで淹れたコーヒーにぴったりのおやつをご紹介していただきました!
ハリオで淹れたコーヒーとおやつ
香りがしっかりとあるコーヒーには、こんなレモンケーキがオススメだそう。とっても爽やかな組み合わせですね!
特に、今回使用した豆にはピーチやレモンピールといった酸味の味わいもあるものなので、香りの部分でもケーキに負けません。
他には、
・アールグレイのクッキー
・洋酒を使ったケーキ
など、おやつ自身の香りを楽しめるものがおすすめだそう。
コーヒーに合わせるおやつを選ぶのも、楽しい時間になりそうですね。
明日は、ケメックスで淹れてみましょう!
本日はHARIOを使ってコーヒーを淹れていただきました。
湯通しをすること、一点をめがけて少しずつ置くようにお湯を注ぐこと。
どれも簡単な工程なのでぜひお客さまのご自宅のコーヒータイムでも実践してみてくださいね!
明日はドリッパーとサーバーが一体となったケメックスを使用してみますよ。
淹れ方、そして味にはどんな変化があるのでしょう。どうぞお楽しみに!
当店のコーヒーツールはこちらからご覧いただけます。↓↓↓
もくじ
◎その1『HARIOで淹れるコーヒー』
◎その2『ケメックスで淹れるコーヒー』
◎その3『KONO式で淹れるコーヒー』
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