【変わり続けるふたり】後編:昨日決めたことですら、疑っていい。「セオリー通り」をやめたら「怖がり」を乗り越えられた(佐藤 × 田中)
【連載|スタイリストのお仕事記】第1回:スタイリストという仕事。
はじめまして、こんにちは!
佐々木カナコといいます。
この度連載ページのお仕事をいただきました。
普段は裏方の仕事なので表に出る事がなく、
私の連載なんてどうなんでしょう?
と、いうのが本当のところです。
ですが、この仕事に興味があり、
話を聞きたいと言ってくださったので、
私でよければと思い、お引き受けしました。
そして、自分の仕事を文字に変換して伝える
作業は普段はなかなかありません。
何かのきっかけになれば良いかな…と。
全8回の連載となりますが、
どうぞお付き合い下さいね。
スタイリストという仕事。
スタイリストってどんな仕事ですか?
と、よく質問されますが…
「選ぶ仕事です」と私は答えます。
テーブルの上の風景をつくるために
ふさわしいものを「選ぶ」という意味です。
現在、主にライフスタイルを中心とした
食、生活回りのスタイリングをしています。
スタイリストになるにはどうすれば?
と漠然と思っていたときに
出版社に勤めていた友人が、
「スタイリストのアシスタントを
探している人がいるよ!」と、
紹介してもらったのがきっかけでした。
その時に
料理やインテリアの仕事にも
スタイリストがいることを知り、
もともと母が料理の先生でしたので、
「食」にはとても興味がありました。
また、違う目線から料理に携わるのも
面白いのかな!と思い、
今の仕事を選びました。
テーブルの上の風景をつくる。
まずは、
出版社の方から仕事の依頼がきます。
編集さん、料理家さん、カメラマンさん、
デザイナーさん達と一緒に、
どのような本にしていくか打合せをして、
コンテをつめていきます。
そして、妄想!?(笑)
想像を重ねて「テーブルの上の風景」を
考えていきます。
ある日の食卓を想像して、
風景をスタイリングしていく作業は、
とても楽しいです。
映画やドラマを観ているときも、
食卓のシーンがどんな風景なのか
おもわず観察してしまいます。
料理といってもさまざまです。
お菓子や、サラダ、お惣菜など…etc
料理家さんが作る美味しいご飯を
どうしたら伝えられるか、
本を手にとって作ってもらえるか、
いつもそんな思いで仕事をしています。
風景づくりの素となる、
モノと出会うことが大切。
この仕事で大切なのは、
沢山のモノに出会うこと。
モノをみていると…
背景や歴史など、
色んな物語が見えてきます。
どうして!
こんな色なんだろう?
なんで!
この形なんだろう?
と、そこにまつわる話や、
こだわりなどに触れると
とても心がわくわくします。
いろんな背景を知ることで、
今なぜこれが良いのか!
を、知ることができます。
出会ったら、出会っただけの物語があるので
私にとってモノとの出会いは
とても大切な時間です。
そして、
自分の暮らしの延長上に
今の仕事があるので、
何気ない日々の生活が
とても大事な気がするのです。
次回はそんな私の暮らしの道具について
お話してみたいと思います。
それでは、また。
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