【特集|多肉とくらす】第三話:もう枯らしたくない!育て方のコツ、教えてください。
編集スタッフ 青木
Text:スタッフ青木
「多肉とくらす」3日目の今日は、多肉植物に最適な育成環境とお世話のコツについてお届けします。
多肉植物のお世話に悩むスタッフとsocukaさんのQ&Aコーナーもありますよ。
それではまいりましょう!
【INDEX】
多肉植物が好きな場所、苦手な場所。
もともと暖かくて乾燥した土地で生まれた植物だから、日光が大好きです。
けれど、真夏の直射日光は苦手なので、屋内・屋外どちらで育てるにしても「適度に日が当たる、風通しの良い場所」で育てましょう。
外で育てる場合は、雨が直接当たらない場所に置いてください。
ダメにしてしまう時のパターン。
葉が黄色くなって「根腐れ」させたり、茶色く焼けたように葉を枯らしてしまったり、”ダメにしてしまうパターン”というのが大きく分けて2つあるみたいなんです。
その原因と気を付けるポイントがわかれば、これからのお世話の大事な基準になるはず。2つのダメパターンについて聞いてみましたよ!
葉がブヨブヨ!
黄色くなって腐らせてしまうんです。
<原因>
・水やりし過ぎ
・風通しの悪い場所で土が蒸れている
・日当りが悪い
<アドバイス>
・土が白くなるほどしっかり乾き、葉に少し張りがなくなり、柔らかくなってからお水をあげるようにします。
・「柔らかく陽があたる、風通しのいい場所」に移動させて様子を見ましょう。
葉がシワッシワ!
ミイラのように枯らしてしまうんです。
<原因>
・水やり不足
・直射日光に当たり過ぎ
<アドバイス>
・葉に少し張りがなくなったと感じた時がお水をあげるタイミングです。葉がしわしわになりすぎる前に、お水をあげてください。
・「柔らかく陽があたる、風通しのいい場所」に移動させて様子を見ましょう。
大切なのはお水をあげるタイミング!
腐らせてしまう場合、枯らしてしまう場合、どちらの原因も水やりのタイミングでしたね。
私はいつも腐らせてしまうタイプなのですが、そのことをsocukaさんに打ち明けたらこんな風に教えてくれました。
socuka「多肉植物の葉って、たっぷりと水が含まれているからプックリと張りがあるんですよ〜。だから、土が乾いていても、葉に張りがあるならお水はいりません。葉に少し張りがなくなった時がお水をほしがっているサインなので、そのタイミングであげてください。その時は、葉に水がかからないように気をつけてあげると、より良いと思います」
土がカラッカラに乾いていると、ついついお水をあげたくなってしまのですが、注ぎたくなる気持ちをぐっとこらえて様子をみてあげるのが大事だったんですね〜。
こんなときどうしたらいいですか?
多肉植物を育てている当店スタッフも気になることがあったようです。この機会に聞いてみましたよ。
Q:下の方の葉が焼けて(枯れて?)ぽろーんと落ちてきます。
socuka’s コメント
多肉植物の成長過程としては正常なので大丈夫です。
上に伸びていくものは、どうしても下の方は落ちたりしぼんだりして
中間や上のほうが元気ならば問題ないので
でもこれから寒くなるから、植え替えは春〜秋に行うといいですよ。
Q:ヒョロヒョロっとして元気がありません。
socuka’s コメント
色が薄くなり、ヒョロヒョロしている場合は日光不足なので、陽の当たる場所に移して様子を見ましょう。
まずは明るい窓辺に1週間置いて、徐々に新しい環境に慣れさせるのがポイントです。
Q:セラミス(赤茶色の人工用土)の乾き具合を、目で見て判断するのが難しいです。
葉っぱが柔らかくなってきました。
socuka’s コメント
少し蒸れているのかもしれませんね。
空気がこもってしまいがちなところに目いっぱい植えているので、もう少しゆとりのある感じで植えても良かったかもしれません。
時々外に出してあげたり、風通しのいい場所で様子を見て、窮屈そうになった場合は広めの鉢に植え替えましょう。
Q:葉の重さで折れてしまいそうなほど茎が伸びたら?
socuka’s コメント
適当なところで思い切って枝を切って、リフレッシュさせてあげるといいですよ。
切り口をお水に浸けて、日当りのいい場所に置いておくと根が出てきます。
切ってすぐに土に挿してもいいのですが、根の出る様子がわかりやすくお花のように楽しめるので、この方法も試してみてください。
根が出れば、好きな形に育てなおすことも出来ますね。
この方法を知っていれば、元気がないように見える時にも、慌てずに様子を見てあげられそうです。ちょっと気が楽になりました。
さて、あしたの更新では植え替え途中にポロッと取れたり、折れたりしてしまった多肉植物から、根や芽を出して再生させる方法を教えていただきます。
どうぞお楽しみに!
(あしたにつづく)
もくじ
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