【今日のクラシコム】18時に退社するための「わたしのくふう」
編集スタッフ 長谷川
オフィスでの出来事や、スタッフが業務に奮闘する姿をお届けする「今日のクラシコム」の時間です。
最近、クラシコムでは2016年の人材採用プロセスをスタートしました!
新しい仲間となってくれる人の登場を(まだまだ気の早い話ですが)スタッフは心待ちにしています。一緒に仕事をしてみたいなと感じたら、ぜひ応募してみてくださいね。
スタッフが仕事で実践する「わたしのくふう」
応募する方が少しでも仕事をしている姿をイメージできるように、今回はスタッフのワークスタイルを聞いてみました。
クラシコムのスタッフは基本的に残業をすることがありません。多くても月2時間あるかないかで、18時の終業時間になると帰り支度をはじめます。スタッフはそれぞれ試行錯誤しながら、自分なりのスタイルを身につけて、うまく一日の区切りをつけているようです。
話を聞いてみたのは、クラシコムでの仕事も肌に馴染んできたであろう、入社2年目くらいのスタッフたち。職種がちがえば進め方もちがう……かと思いきや、意外とみんなに共通しているポイントもありました!
お客様係 スタッフ渡邉(入社2年目)
──どんなくふうをしていますか?
渡邉:
「お客さまへの対応が一番大事、というのがチームの共通ルールです。残業がないぶん時間が限られていますし、こまごました業務も多い中で、いつお客さまからお問い合わせをいただくかはわかりません。だからこそ、とにかくすきま時間を有効に使えるように意識していますね。
スケジュールは『Googleカレンダー』と『毎朝つくるToDoリスト』で管理しています。 チーム内のシフト、長期にわたるプロジェクトの大まかなスケジュール、定期的にしなければならない仕事をGoogleカレンダーに書き込んでおきます。
毎朝出社したらカレンダーを見て、紙にその日のタスク(やること)を簡単に箇条書きします。Googleカレンダーとそのリストを手元において、ちょくちょく見る、すき間ができたら取り掛かり、終わったら消す、という感じです」
──そのくふうを始めたきっかけは?
渡邉:
「受注業務に慣れてきて、ブログを書いたり、他の仕事も任せてもらえたりするようになったときです。まとめてやろうと思っていたことが予定外の仕事で終わらなくて、後ろ倒しになることが続いて落ち込んで……。
他のスタッフに相談したときに、すきま時間を大事にしていると聞いて、自分も意識するようになりました」
バイヤー スタッフ松田(入社3年目)
──どんなくふうをしていますか?
松田:
「その日にやる業務を箇条書きにします。毎朝確認して、優先順位の高い項目から取り組むようにしています。すべて終えられたら花まるだけど、次の日でも大丈夫なことは、次の日に……。
売り上げ目標を達成するまでに、日々刻々と状況は変わります。あらかじめプロジェクトのスケジュールは余白を持って設定しておいて、急な対応にしなければいけない時には、すぐ動けるようにしたいと思っています」
──そのくふうを始めたきっかけは?
松田:
「仕事がバイヤーに変わったのがきっかけだったなぁと思います。 どうしても並行して進めなくてはいけない業務が多いので、うっかり忘れてしまわないように、どんな業務でもすぐにGoogleカレンダーに書き込んでいます。自分自身にアラームをかけるようなイメージかな。
Googleカレンダーは店長やチームのメンバーにも予定を共有しておけるので、本当に便利だなぁと思います。
それでもうっかりしてしまうこともあるんですけどね……そんな時は先輩の加藤さんが助けてくれています~。本当にチームがあってこそ、日々が回る感じです」
エンジニア スタッフ濱崎
──どんなくふうをしていますか?
濱崎:
「 エンジニアチーム全体でもタスク管理をしているのですが、担当するタスクをさらに細分化してリストアップしています。
『そのタスクを完了するためには、具体的に何をしなければならないのか』を明確にしてから作業に取り掛かるんです。
複雑なプログラムを考えるときは、PCの画面を見ながら考えると頭の中が余計に複雑になってしまうので、PCから離れてノートに図で描くと、頭が柔らかくなって整理しやすくなります」
濱崎:
「パソコンやスマホからも使えるアプリの『Evernote』が僕の必需品。チェックボックス付きでタスクをリストアップして、完了したものからチェックをつけています。
Evernoteアプリで手描きの図を写真に撮ると、自動で背景が白くなって見やすくなるので、見返したり他のメンバーと共有したりするのに役立っています」
──そのくふうを始めたきっかけは?
濱崎:
「任されたタスクに対して、具体的に必要な作業を整理できていないまま手をつけたら、抜け漏れや手戻りが起きてしまったのがきっかけです」
デザイナー スタッフ佐藤(入社2年目)
──どんなくふうをしていますか?
佐藤:
「特別な工夫はないですが、忙しいと目に見えて机の上がごちゃごちゃになるので、なるべく片付けて帰るようにしています。そうすると、頭も整理される気がするんですよね」
──そのくふうを始めたきっかけは?
佐藤:
「試作中は商品のサンプルや、リトルプレスの試し刷りで机の上が荒れてきてしまいます。次の日もそのままだと、出社した時にげんなりするので……(笑)。
片付けには、デザインチームで試作品として作ったフォルダケースや、商品の化粧箱を活用しています。トートバッグを入れるために作った箱が、A4のプリントをしまうのにぴったりなんです!」
編集 スタッフ二本柳(入社2年目)
──どんなくふうをしていますか?
二本柳:
「出勤したら、まずは今日のToDoを簡単なタイムスケジュールにしてメモします。前職の上司が毎朝これをやっていたのを見て、真似しました。
使うのは紙とペン。ToDoを管理するアプリなども使ってみたのですが、私はどうもアナログ人間のようで。朝の空っぽの状態で、コンビニで買ってきたコーヒーを片手に、ToDoを書き込む時間がけっこう好きです。
17時からの1時間は『予備時間』にしていますね。私は見積もりがまだ甘いところがあるので、この余白に救われるのです。
この習慣を始めたら、『自分がどのくらいの時間で、どの程度の仕事ができるのか』を以前よりは把握できるようになりました。把握できていると、適切な仕事量もなんとなくわかってきて。定時で一区切りをつけやすくなったんです」
──そのくふうを始めたきっかけは?
二本柳:
「編集の仕事をはじめて1年とちょっとが過ぎた頃、仕事の量に自分のキャパシティが追いついていないと感じるタイミングがありました。できると思って引き受けたものが、予定通りにできない状態が続いていたんです。
情けないなぁ……と感じながら、思い切って先輩スタッフをランチに誘って相談してみました。そしたら、スケジュール管理に原因があるのかもとわかってきました。そこから『時間』と『仕事』を意識しはじめるようになりました。
失敗しつつ、良いアイデアを採用する。
みんな失敗を経験して、先輩スタッフに相談しながら、自分のスタイルを作り上げていますね。
職種のちがうスタッフたちですが、意外に共通しているのは「その日にやることをリストにする」でした。昔からあるシンプルな方法ですが、仕事をする時間が限られているからこそ、タスクの見積もりと進み具合の確認が大事ということでしょう。
エンジニア濱崎の「難しい考えごとはノートに手書きして整理する」、デザイナー佐藤の「机の上を片付けてから帰る」は誰でもすぐに真似ができる良いアイデア。
「やることリスト」はスタッフの定番?
さらにもうひとり、社歴が長いスタッフ斎藤にも聞いてみました。
マネージャー スタッフ斎藤(入社5年目)
──どんなくふうをしていますか?
斎藤:
「出社したら、まず今日やるべきことに優先順位をつけ、一日の見通しを立てます。
現在チームのマネジャーをしていることもあり、チームのスタッフそれぞれがどんな動きをして、その日に何をするのかもここでざっくりと確認しています。これらを頭に入れつつ、その都度に優先順位を変えながら午前中、お昼の後、午後と、一日を大まかに分けて仕事をしています。
スケジュールはGoogleカレンダーで管理して、PC上で状態を把握できるようにToDoをつけています。何か気づいたらメモができるよう、スマートフォンのメモ機能もよく使いますね。見るべき企画やメモがわかりやすいように、シンプルなファイリングも心がけています」
──そのくふうを始めたきっかけは?
斎藤:
「残業は基本的に無し!という会社の方針がこの数年で身に染みているので、いかに限られた時間にやるべきことをやり、周りに目を配る余裕を持ち、問題が起きたときに対応できるだけの時間をとれるかが本当に大切。日々の業務のなかで、その大切さを自然と痛感してきたかな、と思います。
立場上、自分のスケジュールはできる限りパツパツにせず、俯瞰で見て動けることを意識してきました」
今いるスタッフの中でも入社が早かった斎藤も、まずは朝の「やることリスト」から。もしかすると、クラシコムのワークスタイルに合う方法なのかもしれませんね。
お客様に良いモノ、良いコトをお届けできるように、スタッフは今日も「やること」を一つひとつクリアしています。
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