【BRAND NOTE・minne編】第1話:そこに “想い” があるから、わたしたちはハンドメイドを選びます。
アプリとWebで体験できるハンドメイドマーケット、minne(ミンネ)は手軽にハンドメイドの子供服やアクセサリーなどを購入できるサービスです。手作りをすることが好きな人にとっては、自分のネットショップを開業するように、簡単にハンドメイドの作品を販売することができます。気になるピアスやベビー服、ファションアイテムやリースなどと盛りだくさんのラインナップは見ているだけでもワクワクしてきます。第1話のこちらでは、そんなミンネでなぜこんなワクワクを感じるのか、その理由に迫りました。
編集スタッフ 二本柳
作家さんが集う屋外マーケット、
あのワクワクの正体は何だろう?
様々な分野でものづくりに励む全国の作家さんが集う屋外マーケット。
開放的な青空のもと、なにか特別な出会いを求めて集まるわたしたち。
ハンドメイドが集合するお祭りのようなイベントは、そこに向かうまでの道のりすらワクワク楽しいものです。
行列が苦手なわたしたちクラシコムのスタッフも「この日ばかりは」と列に並ぶほど。そのくらい、あの場に並ぶ作品たちには「手に取ってみたい」という魅力が秘められているようなのです。
でも、何がそれほどに私たちを惹き付けるのだろう?と考えました。
屋外で開放的だから。雑貨を買えるから。それともコーヒーがあるから……?
色々考えましたが、それはきっと、あの空間で購入する体験そのものが、かけがえのないことだからだと思うのです。
並べられた作品の先には、つくるひとの姿が、そこに込められた「想い」が見えます。
それを受け取るという体験。それはその場を後にしてからもずっと、わたしたちの暮らしの中にほのかな高揚感を残しつづけます。
アプリとウェブで体験できる、ハンドメイドマーケット『minne(ミンネ)』
毎年たのしみにしている屋外マーケットの雰囲気を、インターネット上でいつでもどこでも体験できたら…。
それを叶えてくれたのが、今回お届けする『minne(ミンネ)』というサービスです。
『minne』って?
GMOペパボ株式会社が運営する、国内最大級のハンドメイドマーケット。
誰でも手軽に作品を販売したり購入することができる『minne』には、おしゃれなアクセサリーから、本格的な家具、ミモザのリース、ちょっとユニークな日用雑貨まで… セレクトショップにも個展にもないような、一期一会の買いもの体験が待っています。
作家数 19万人以上
作品数 230万点以上
アプリダウンロード数 500万以上
(2016年2月18日時点)
これまでイベントに行かないと手に取りづらかったハンドメイドの世界。
それをぐっと身近なものに変えるきっかけを作ってくれた『minne』の魅力を、本日から3日間にわたってお届けします。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で製作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)
『minne』を立ち上げたのはこの人、阿部雅幸さん。
本日の主役、『minne』の仕掛人である阿部雅幸(あべ まさゆき)さんは、意外にも「宝塚」や「落語」という趣味を持つ32歳、大分県生まれ。
もともと「plase.store」や「PASS THE BATON」などの雑貨が好きで、休日には作家さんの展示会へ足を運んだり、最近飼いはじめた愛犬と一緒に過ごすことが多いそう。
現在のGMOペパボ株式会社には2006年に入社。その6年後に『minne』を立ち上げました。
そして、そんな阿部さんとわたしたち「北欧、暮らしの道具店」の交流は、実は当店が北欧のヴィンテージ雑貨だけを販売していた開店当初(約9年前)から始まっていました。
当店が利用しているショッピングカートシステムをGMOペパボ株式会社が提供していたことをきっかけに、阿部さんと代表の青木が意気投合。今でも親交を深める仲になっています。
阿部さんの働く『minne』事業部をオフィス訪問しました!
後列が『minne』事業部の皆さん。(左から井勢さん、青木さん、阿部さん、角田さん、杉山さん)前列は当店メンバー。記念にみんなで集合写真を撮りました。
この日、まず最初にわたしたちが向かったのは、阿部さんの働くGMOペパボ株式会社の『minne』事業部。
黒板の落書きを思い出すような、にぎやかな絵の描かれたオフィスのワンフロアに『minne』の皆さんが働くスペースがありました。
壁には「GMOペパボ」の企業理念が書かれていました。「もっとおもしろくできる!インターネットで可能性をつなげるひろげる」
「僕の席はここなんです」と案内する阿部さんの後をついて行く私たち。
ここで働いているのは、全国で活動される作家さんたちと直接コミュニケーションをとり、出品からイベント出展まで作家さんの支援をするチームや、アプリの開発をするウェブエンジニアの方々など。みなさん、とても真剣にパソコンへ向かっています…。
さかのぼること2012年、たったの3名で始めた『minne』は、阿部さん本人の言葉を借りると「個人的な趣味趣向から」はじまり、作品数230万点以上にも広がった現在もなお、最終的なディレクションは阿部さん自身が担っています。
数年前からプライベートでも仕事でも意見を交わしてきた代表の青木は、『minne』の仕上がりを見たときに「すごく阿部さんらしいサービスだ!」と感じたと言います。
サービス全体に流れる、阿部さん「らしさ」。その理由はどんなところにあるのでしょうか?
阿部さんが『minne』にかけた想い
minneは阿部さん「らしい」?
なんとご自宅にも呼んでいただきました。
「話の続きは、自宅でやりましょうか?」
『minne』の魅力をお届けする上で、もっと阿部さんという人物像に迫りたいと考えていたわたしたちに向けて、ご本人からこんな言葉をかけていただきました。
「それならば是非!」ということで、BRAND NOTE史上はじめてのお宅訪問を決行!ここからは、阿部さんが『minne』をはじめた理由や、そこにかける想い、そして今の阿部さんを作るルーツの部分を聞いてみたいと思います。
自分も雑貨好きだから、作家さんの踏み出す一歩を応援したかった。
もともと雑貨が大好き、プライベートでも作家さんの集まる屋外マーケットや、展示会などには足を運ぶという阿部さん。
『minne』を立ち上げるときも「自分が好きなこと=手作り、雑貨」と、会社のミッションが重なるところを模索しながら思いついたそう。
阿部さん
「サービスの立ち上げ当初から考えていたのは、『minne』が作家さんにとっての “拡声器” でありたいということでした」
こちらのテレビボードは、阿部さんが好んで買っているという「広松木工」のもの。
「これまで素敵なものを作っているけれど、それを世の中に広げていく手段のなかった人たちが『minne』を通してたくさんの方に一気に広がっていく。自分の声を大にして世の中へ発してくれる、というような。そんなサービスを作りたいと思っていて。
だからサービスの名前も、立ち上げの拠点となった福岡の方言で『〜してみんね!』という語尾からとりました。作品、出してみない?買ってみない?という、アクションを起こすときに後押ししてくれるような言葉なんです」
モノを通じたコミュニケーションを実現したい。
居るだけで楽しく、ワクワクする高揚感。「あそこには何があるんだろう?」という、知らないものとの出合いに対する楽しみ。
そんな体験を『minne』のサービスで楽しむことができる、と阿部さんは話します。
阿部さん
「ひとつの作品をきっかけとして、作家さんと購入者の方が直接つながる機会がつくれるのはインターネット上の『minne』という場だからこそ。
街中のセレクトショップや個展では味わえない、まだ見ぬ作品との出合いや、お気に入りの作家さんが少しずつ増えていく嬉しい感覚を『minne』でぜひ体験していただきたいです」
今の『minne』、今の阿部さんを作ったルーツ。
阿部さんは大学時代にデザインを専門に学んでいましたが、意外にも元々はクラブチームに入るほど熱心なサッカー少年でした。
阿部さん:
「高校2年のときに怪我をしてしまって、プロを目指して続けるか別の道に進むか決断する状況になったんです。それで、元々好きだったデザインがしたいなと思い本格的に大学でデザインの勉強をすることに決めました。
大学でデザインを学んでいくうちに、広告の面白さにはまってしまって。パッケージだったりポスターだったり… アートディレクターの仕事を貪るように蒐集(しゅうしゅう)していました」
生来の几帳面さも手伝って、当時から熱中しはじめたデザイン蒐集は数冊ものスクラップブックというカタチで阿部さんの手元に残ります。
電話帳ほども分厚いスクラップブックの中身には、ポスターから商品のタグ、アイスのスプーン袋、レシートまで。ありとあらゆる蒐集物が大切に保管されていました。
この時から20年間積み重ねてきた、マニアックなまでのインプットが今の阿部さんを、そして、今の『minne』の土台を作っているようです。
暮らしの中では、ひとりの『minne』ユーザー。
真鍮のブローチは「kao-last0」さん、プラスティック板は「crin*m」さん、輪っかは「OTO OTO」さんの作品。『minne』で見ることができます。
いまや阿部さんのシンボルマークとなっている胸元のブローチ。そのほとんどが『minne』の作品でした。
阿部さんのブローチ使いは社内でも注目されていて、最近では『minne』の担当になる男性マネージャーも、まず最初にジャケットに合うブローチを買うところから始めるそうです。
そして、ブローチの他に私たちが気になった作品が、こちらのペーパーウェイト。紙の上に置くと、まるで水溜まりができているように錯覚する仕組みになっています。
一瞬ヒヤリとするウィットのきいた遊び心が面白く、阿部さんのお気に入りでもあるそうです。
「nirot glass」さんの作品。『minne』から見ることができます。
阿部さんの考える「ハンドメイド」とは?
「GMOペパボ」へ入社して、数年間はカスタマーサポートやオンラインショッピングモールのディレクターを担当していた阿部さん。あるとき上司に「阿部くんはどんな事業がしたいの?」と聞かれたことをきっかけに、社内公募へ『minne』の企画を応募したそうです。
初めての新事業の主軸に『ハンドメイド』を選んだ理由。それは、他でもない阿部さん自身が、ハンドメイドの魅力に気付いていたからでした。
阿部さん:
「『minne』でものづくりをされている作家さんは、まず始めに自分のために作りはじめたという方が多いんです。そこから手の届く範囲で、友人やそのまた友人に作ってあげて…とじわじわ広がっていく。
そういうふうに、ハンドメイド作品というのは『人のつながり』を生んでくれることにも魅力があるんですよね」
「ハンドメイドも純粋にそれ自体を見れば、既製品と大きな違いはありません。
でもそこに、作り手の想いやアイデア、技術といったエッセンスが加わっているところが、ハンドメイドである証だと思っています。僕はそのエッセンスの部分に惹かれるんです。
ハンドメイドって実はこんなに想いがつまっていて、こんなに技術もあって、こんなに素敵なんだよっていうことを知ってほしい。
僕の知っているハンドメイドの良さを、これまでも、これからも伝えていきたいです」
ひとりの人の想いから、「らしい」サービスは生まれていました。
高校時代から約20年ものあいだ、スクラップブックを編集しつづけているという事実。それってものすごいことなんじゃないかと思います。
人がアイデアをのせたり、想いを込めてできあがった仕事。それを飽きずに見つづけ、蒐集しつづける阿部さん。
本当に好きな人じゃないとできないことだなあ… 数冊ものスクラップブックを前に、わたしたちはとにかく感心しきりなのでした。
そんな阿部さんのインプットは、今でも自身で最終的なディレクションをする『minne』のテイストに色濃く影響を与えています。
想いやアイデア、技術といったエッセンスの宿るハンドメイド。それを誰よりも大切に思う阿部さんがつくるサービスだからこそ、『minne』はどこか温くて面白い。
そう思うと、屋外マーケットのワクワクと同じものを『minne』に感じるのは納得です。
さて、明日は『minne』で出品をしている作家さんにお話をうかがい、作り手目線のハンドメイドの魅力をお聞きしました。
(つづく)
写真 鍵岡龍門(1、3枚目を除く)
▼『minne』がピックアップする注目作品はこちらからご覧いただけます。
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