【はじめての和菓子】フライパンで作る、桜餅(関東風)のレシピ。
編集スタッフ 塩川
お花見にぴったり!春を感じる桜餅。
和菓子ユニットのユイミコさんに、はじめてでも簡単に作れる、和菓子のレシピを教わっています。
本日はフライパンで生地を焼く、桜餅(関東風)をご紹介します。
もちもち食感と桜の葉の塩気。あんこは市販のものを使い、本格派なのに簡単に仕上がります。
思わず笑みがこぼれる、かわいい見た目と上品な味わいは、お花見などに持ち寄りたい旬のおやつです。
材料(約16個分)
[A]
強力粉 … 100g
上白糖 … 50g
上南粉 … 20g
白玉粉 … 8g
水 … 300g
食用色素(赤)… 耳かき1杯ほど(少量の湯で溶いておく)
小豆こし餡 … 250g
桜の葉の塩漬け … 16枚
下準備
・桜の葉の塩漬けを10分ほど水につけ、塩抜きする。
作り方
[1]ボウルに白玉粉と水を少しずつ加え、泡立て器で混ぜる。だまがなくなったら、残りの水を一気に加え混ぜる。
[2]ボウルに[A]ふるい入れ混ぜる。混ざったら、食用色素(赤)で淡いピンク色に色付け(※)する。
[3]熱したフライパンに、油(分量外)を薄くなじませる。弱火にし、生地を縦長に流して焼く。生地に焼き色がつかないよう、気をつけながら、表面が乾いてきたらひっくり返し、裏面を20~30秒ほど焼く。
[4]生地が焼けたら、クッキングペーパーの上に並べて冷ます。冷めたら小豆こし餡を15gに丸めて乗せ、生地を折りたたむ。仕上げに水気を拭き取った、桜の葉の塩漬けを巻いて完成。
※色付けのポイント:ボウルのヘリに食用色素をつけ、少しずつと生地になじませると、色が濃くなりすぎない。
ユイミコさんからの、ひと言アドバイス
ユイミコさん:
「桜の葉の塩漬けは、製菓材料店手に入れることができます。春先でしたら大きなスーパーなどで見かけることもありますよ。
春を感じる桜餅は、その日のうちに美味しく召し上がってくださいね」
※今回、登場した器や道具:ユイミコさん私物
ユイミコ
小坂歩美と大森慶子、2人の和菓子ユニット。
「つくることを楽しむ」をモットーに、自然で美味しい和菓子作りのワークショップを開催している。初心者でも上手につくれる丁寧な指導が評判になり、どのワークショップも予約が取れないほどの人気に。著書に『道具なしで始められる かわいい和菓子』(講談社)がある。
▽ユイミコさんの著書
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