【インテリア特集】第3話:「気持ちいい」が最優先。雑貨の選びかた・飾りかた(引田さん夫妻)

編集スタッフ 二本柳 編集スタッフ 二本柳

interior_hikita__C1A4901写真 木村文平

東京・吉祥寺で人気のパン屋さん「Dans Dix ans(ダンディゾン)」と、「gallery fève(ギャラリー フェブ)」を営む引田かおりさん夫妻のインテリア連載、第3話。

ご主人のターセンさん、愛犬のトト君と一緒に暮らす武蔵野市のご自宅を訪れました。

「家が世界一好きな場所」と話す引田さん宅のインテリアは、淀んだ空気が一切なく、ホテルのようにすっきりと居心地の良い空間です。

今回は、引田さんがどのようにモノを選んでいるのか?そして、その飾り方で気をつけていることをお聞きしました。

(※登場するアイテムは、全て私物です。過去に購入したものを紹介しているので、現在手に入らないものもございます。どうぞご理解、ご了承いただけると幸いです)

 


第3話
選びかた・飾りかた


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ご自身もギャラリーを運営し、そこでは定期的に展覧会を開催している引田さん。その際のレイアウトについてお聞きしてみると「モノが多いと、その風景を見るだけで疲れちゃうんです」と話していました。

だから展覧会でも、もちろん家の中でも、モノは増やしすぎない。そして飾り方は “気持ちよさ” が最優先!

季節も意識して、春なら桜の絵を、冬ならツリーの飾りを……という具合に、旬のものを飾って楽しんでいるそうです。

interior_hikita__C1A4899取材へ伺ったのは桜の季節。銅版画家 山本容子さんの優しい桜の絵がリビングに飾られていました。

 

背景に物語を聞けるモノを選びたい。

 
「ご自宅に飾っているものはどこで買うことが多いですか?」と尋ねてみると、「作家さんの展覧会が多いかな」とのこと。

「モノに溢れた時代だからこそ、愛情が込められたものを選びたいですね。器ひとつとっても器用な人はたくさんいるし、技術の優れたものもたくさんある。だけど私が本当に大切にしよう、と思うものは、その背景にある物語なんです。その物語が聞きたいからギャラリーをやっているのかもしれません」(引田さん)

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だから自ずと、引田さんが選び取ったものにはすべて思い入れが詰まっています。

interior_hikita__C1A5050ギャラリーで「かご展」を開くほど、かご好きな引田さん。大量に作られる安価なカゴも溢れる中、どのように作られてその値段になったかを理解しながら選ぶそう。こちらのカゴにはストールが収納されていました。

interior_hikita__C1A4987テレビを見ない時は布をかけて。布は、引田さんが「すごくおしゃれな人」と語る陶芸家・鹿児島睦さんのもの。

interior_hikita__C1A5222寝室には、10年以上の長い付き合いでもあるガラス作家・イイノナホさんの作ったランプ。

interior_hikita__C1A5144「見ていて幸せになれる」という絵は、旅するレストラン・トラネコボンボンの中西なちおさんが描いたもの。木の器は木工作家・三谷龍二さん作。ノミの跡が好きで、木のアイテムはよく取り入れるのだとか。

interior_hikita__C1A5131引田さんの家には沢山の絵が飾られていました。その額装はすべて細くてシンプルなデザイン。「ゴールドは黒ほど強すぎず、意外とオススメ!」とのことでした。

 

「やりすぎない」が飾り方のポイント。

 
つづいてお聞きしたのは、インテリアの中で私も難しく感じることが多い「細々した雑貨の飾り方」について。

ひとつひとつ大切に選び、思い入れがある分、すべてを外に出しておきたくなるのでは?と思いますが、それでもスッキリと美しく飾られているのは何故なのでしょうか。

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キッチンの収納と一緒で、やはり “余白” が大切だと思うんです。

だからその余白を持てる分しか並べない。飾るスペースが無ければ、他を片付けて空間を設ける。そのくらい潔く考えているかな。

完璧を追求するわけではないけれど『なにか違う』を放っておくのが好きじゃなくて、“気持ち良さ” のためなら棚だって動かしちゃいます(笑)」(引田さん)

interior_hikita__C1A5133桜製作所のチェスト。プラスの形をしたオブジェは作家・内藤美弥子さんのもの、象は象好きなターセンさんが雑貨店で購入。大小並んだ丸石は、高知県の海岸で拾って来たそう。壁に掛けられたオブジェは木工作家・三谷龍二さん作。

interior_hikita__C1A5035縄文土器や仏像はターセンさんの趣味。ここでも余白が生かされていました。

引田かおりさん夫妻のモノの選び方・飾り方をお届けしました。

背景に物語があるような温もりあるものを選びとり、それらの魅力を最大限に生かすための “やりすぎない” 飾り方を実践していましたね。

次回は気になる「食器棚」を拝見します。どうぞお楽しみに。

(つづく)


もくじ

第1話(5月30日)
家を「世界一好きな場所」にするために(引田さん夫妻)

第2話(6月13日)
収納は「余白」をつくる、使い勝手の良いキッチン(引田さん夫妻)

第3話(6月20日)
「気持ちいい」が最優先。雑貨の選びかた・飾りかた(引田さん夫妻)

第4話(6月27日)
食器棚からみる暮らし。毎日使いたい定番は?(引田さん夫妻)

第5話(7月4日)
ベランダの景色もインテリア?引田さん夫妻の家づくり


 

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▽北欧雑貨店「Fika」店主・塚本佳子さんfikainterior_tokushuichuran_2

▽イラストレーター・よしいちひろさんinterior_cate_yoshiichihiro

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引田かおり(ギャラリー・パン屋オーナー)

2003年吉祥寺にギャラリーフェブをオープン。陶芸家、布作家などジャンルを問わず独自の目線でさまざまなものを紹介している。また同ビル地下一階にパン屋「Dans Dix ans(ダンディゾン)」も営む。安心・安全な素材でおいしいものを提供することを心がけている。夫・ターセンさんこと保さんはブログ「ターセンの光年記」で日々の暮らしで感じたことを記録、更新中。http://hikita-feve.com/diary/

 


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