「わたしの “いつも” が物語に」3年日記
あの日の言葉に励まされて。
自分らしく時をかさねる「3年日記」
かつての自分が書き残した言葉に、励まされた経験はありませんか。
日々の出来事が綴られた日記帳は、過去からいま、そして未来の自分へ贈るエールになることがあります。
これからも自分らしく時を重ねていきたいという願いを込めて、今回「3年分の日々を記録する日記帳」を作ることにしました。
1年前の「今日」と再会したときに
同じ日付の記録を数年分積み重ねて残していける、3年日記。
1年前の今日、私は何をして、何を考え、どんな悩みがあったのだろう?
1年後、2年後と、同じページを開くとき、過去の自分と再会することで見えてくる「縦軸の成長」に、自分自身が勇気づけられることがあるかもしれません。
自分だけの物語を綴るように。まるで本のような装丁に
日々を書き綴ることで、自分だけの物語が出来上がっていくようなワクワクした気持ちもお届けしたい。
そんな想いから、装丁はどこか小説らしさのある雰囲気に仕上げました。
表面にはやさしい色合いのブルーグレーの布をはり、光沢をおさえたゴールドで箔押しを施しています。
表紙に描かれているのは、草花を束ねたスワッグ。ちょっぴりの憧れと親しみやすさを兼ね備えたモチーフとして選びました。
背伸びしすぎない上品な佇まい、それでいて「自分だけの日記帳」という特別感がちゃんとある。
その絶妙なバランスを目指してたどりついたデザインです。
▲栞代わりになる「スピン」つき
私だけが日記とわかる。外出先でも開きやすいデザイン
表紙にはあえて「DIARY」などの言葉を入れず、日記帳としての主張を抑えたデザインに。
これは「日記だと気づかれたくない」というスタッフの声から生まれたアイディア。
そのため旅先やカフェなど、人目に触れる場所でも気兼ねなく「日記じかん」を楽しめます。
▲コンパクトなB6サイズ。カバンに入れて持ち出しやすいサイズ感です。
背表紙にも文字は印字せず、代わりにささやかなラインのあしらいを。
箔がほのかにキラッとする特別感はありながらも、他の本と並んだときに目立ちすぎないデザインです。
日記はできれば鍵付きの引き出しにしまいたいくらいの、プライベートなアイテム。
だからこそ、家族と共用のスペースに置いても自分だけが日記とわかる、ささやかな存在感にこだわりました。
書けない日もあっていい。気楽に自分らしく書き綴って
「三日坊主で終わってしまった…」というエピソードもよく耳にする日記。
なかなか続かないことに罪悪感を覚えたりもするけれど、空白のページさえも暮らしの一部として受け入れられたら、もっと気楽に日記とつきあえるような気がします。
自分だけのものだから、できるだけ自由に、自分のペースで楽しめるものに。そんなものを目指して日記ページのデザインは考えました。
日記ページ
日付の欄は、自分で書き込むことのできるフリータイプ。
転職や結婚、新生活のはじまりといった節目の時期や、届いたその日からでも、自分のタイミングで始められます。
▲中身の文字や罫線は、目にも優しいやわらかなブラウン
日記スペースは文字の大きさを調整すれば書く分量を調節できる、方眼タイプ(罫幅3mm)。
しっかりガイドになりつつ書く文字の邪魔をしない、罫線の濃さにもこだわりました。
たった一言でも、箇条書きでも、イラストを添えても。自分なりのやり方で無理なく続けられます。
子どもの成長記録として使ったり、「食べもののキロク」などテーマを決めて書くのも楽しそうですね。
1日分のスペースを広げすぎず、空白が目立たないようにしたのもポイント。
「1年前の今日は忙しかったのかな?」と空白のページさえも記録として、やさしく自分と向き合ってもらえたらと思います。
おまけページも、わたし仕様に。
日記の巻頭と巻末には日記を書く楽しみがもっと広がる、おまけページをご用意しました。
書き手が自由にアレンジできるようフォーマットを工夫した、その中身を紹介しますね。
巻頭1. 扉ページ
自分の名前、使った期間などを自由に書くページです。「〇〇の成長日記」など、日記にタイトルをつけても面白そう。
なんにも書かなくても成り立つよう、イラストとラインのみのシンプルな構成にしました。
▲自分の名前を書き込めば、本を執筆するような気持ちになれるかも
巻頭2. dateページ
こちらには、日記をつけた期間をお好きな形式で。
日付に限らず、書いた年の自分の年齢や、1年の終わりにその年を総括したタイトルをつけるのもおすすめです。
巻末1. フリーページ
▲日記ページと同じく方眼だから文字の大きさやイラストも自由に
巻末には、なにも制限のないフリーページが8ページ分。
3年で叶えたい目標や気になった言葉、日記ページにおさまらない書き留めておきたいことなど、自由にお使いください。
巻末2. 1年を振り返って
1年ごとにその年を振り返るページ。中央にスペースのある6mm幅の罫線が引かれています。
箇条書きでも文章でも、自分のスタイルに合わせて書いてみてくださいね。左右またがって横に長い文章も書けますよ。
巻末3. 記録に残したい日
こちらには1年の中でも特に印象的な日、残しておきたい日を記録できます。
あとからその日のページに戻って、どんなことを書いていたのか読み返したいときに便利です。
万年筆もにじみにくい、長く使える上質な紙
日記の用紙には目にも優しい柔らかな色味の「クリームキンマリ」を採用しました。
3年間使うものだから、適度な厚みとハリがあり、万年筆で書いてもにじみにくい上質な紙をセレクトしています。
180度フラットに開いて、書きやすい
製本には「フラット製本」という綴じ方を採用し、180度フラットに開くように。
手で押さえなくても書けるから、毎日ストレスなく続けられますよ。
クラシ手帳と合わせて使っても
▲2023年版のクラシ手帳は日記と同じくゴールドの箔がキラッとするデザイン当店でお買い物をしてくださった方に毎年数量限定でプレゼントしている「クラシ手帳」と並ぶと、ひとまわり大きいサイズ。
両方手元に置いて、仕事とプライベート、家族用と自分用といった具合に使い分けてもよさそうです。
日記帳はクラシ手帳のウィークリーページよりもたくさん書けるので、今まで物足りなかったという方にもぴったりです。
これからも自分らしく、時を重ねていけますように
自分だけの物語を綴るように、1年また1年と日々を積み重ねていく日記帳。
これからも、お客さまと一緒に私たちらしく時を重ねていけますように。
スタッフ4名の、日記との付き合い方
特集「日々を綴る」では、スタッフ4名の日記への向き合い方をお届けしています。
書くテーマや頻度はバラバラ。自分にあった方法で日々を綴る様子を、ぜひご覧ください。
【ご注文の前に、一度ご確認くださいませ】
※経年により表紙の布の毛羽立ちが目立ってくる可能性がございます。
※裏写りしにくい紙を使用していますが、ご使用のペンの種類によっては裏写りすることがございます。
▲撮影で筆記用に使用した万年筆はPILOT社「kakuno / 細字 / ブルーブラック」。インク溜まりの部分はうっすらと裏写りがありました。
インフォメーション
ブランド | KURASHI&Trips PUBLISHING(株式会社クラシコム) |
材質 | 本文用紙:クリームキンマリ(384ページ)
製本方法:フラット製本 表紙:細布 |
内容 | 日記:366ページ フリーページ:8ページ 1年を振り返って / 記録に残したい日:各3ページ |
サイズmm(約) | 縦 188× 横 135 × 厚み 23 |
重量g(約) | 476 |
生産国 | 日本 |
注意事項 | ※品質には十分注意しておりますが、製本工程上、ごく稀にページの乱丁・落丁・汚れ・破損等の不良品が混入する場合がありますので、お書きになる前に念のためご確認ください。万一そのような不良がありましたらお取り替えいたします。 |