【インテリアまとめ】3名のお宅を拝見!キッチン & ダイニング編
編集スタッフ 二本柳
誰かの家にお邪魔をしたとき、つい気になってしまうのがキッチンやダイニングのスペース。
食事は毎日の暮らしをつくる、大切な時間だから。料理が生まれるキッチンや、家族とテーブルを囲むダイニングには、その人の 「暮らしの工夫」 が詰まっているような気がするのです。
素敵な住まいにうかがい、隅々までご紹介してきたインテリア連載は、これまで13名のご自宅を紹介してきました。
今回は、そのなかから3名のお家を振り返り、キッチン&ダイニングの様子を見ていきたいと思います。
3名のお宅を拝見!
キッチン&ダイニング編
北欧雑貨Fika店主
塚本佳子さん宅
週末のみオープンする北欧雑貨のお店『Fika』店主・塚本佳子(つかもとよしこ)さんのダイニングキッチンは、アクセントカラーのブルーを取り入れた北欧テイスト。
ダイニングテーブルとチェアは、神奈川県の北欧家具「talo」で購入した北欧ヴィンテージです。
「とにかくかわいい道具が大好き」と話す、塚本さんのキッチンに入ってみると……
「少数精鋭」がモットーというフライパンやお鍋、「北欧雑貨Fika」の世界観を伺える食器や調理道具。そのすべてが、魅力的に並んだキッチンです。
壁にビスで留めた棚には、使い込まれた両手鍋や、スパイスグラインダーなどが収納。
作家・成田理俊さんのフライパンが格好よく、吊り下げ収納されていました。
コンロの上には、北欧へ買い付け旅行に行ったときに購入したという、「キャサリンホルム」のホーローやかん(ヴィンテージ)。ブルーのキッチンタイルといい相性ですね。
あえて棚の背には羽目板をせず、陳列棚のようなつくりにした食器棚もとってもキュート!
北欧のカップ&ソーサーやポットなど、お茶にまつわるアイテムが中心に並んでいました。
インテリアスタイリスト
石井佳苗さん宅
昨年5月に引っ越した中古マンションの内装を、セルフリノベーションとDIYで作り上げた、インテリアスタイリストの石井佳苗(いしいかなえ)さん。
正方形のダイニングテーブルは、益子の「pejite」で買った古いものをひとまわり小さくリメイクしたもの。
ひときわ目を引くオープン棚は、古道具屋で買った古い雨戸を背板に使って、DIY。石井さんが少しずつ買い集めたうつわが、ざっくりと色別に並んでいました。
コンパクトなスペースながら、石井さんのこだわりが詰まったキッチン。
自ら探して購入した「アマナ」のガスコンロの横には、鍋類と食材を収納した「IKEA」のスチール製ワゴンがぴったりと収まっています。
一方、壁面にはカトラリーやキッチンツールを置くための棚をつけたり、ざるやカッティングボードをひっかけたり。
キッチンのアクセントになっている黒のタイルは、「平田タイル」の “Glaze” という種類。
また、「収納スペースが少ない」 という石井さんのキッチンでは、さまざまなモノを使って、器や調味料、キッチンツールを上手に収納。
調味料やウィスク、マッシャー、ハンドソープなど、比較的背の高いものは、深さのあるカゴに入れてカウンター下に。
毎日のように使う湯呑みは大皿に並べて、カウンターの上に。
「気に入った水切りカゴがなかったから」 と、「コンランショップ」で買ったお鍋に水切りマットを敷いて使うアイデアも、真似してみたいアイデアです。
家具と雑貨の店「巣巣」店主
岩﨑朋子さん宅
東京・世田谷で、家具と雑貨の店「巣巣」を営む岩﨑朋子(いわさき ともこ)さん。
「味のある古いマンションを自分好みにリフォームして楽しみたい 」という岩﨑さんが出合った住まいは、現在築42年になる年代物のマンション。
随所にこだわりが詰まったご自宅ですが、なかでも「一番好きな場所」と話すのがダイニングキッチンです。
料理が好きだからこそ、この場所は「使いやすさ」の重視しているとか。
キッチンの窓にはられていたのは、細いワイヤー。そこにS字フックを吊るし、お玉やフライ返しなど、よく使う道具をひっかけていました。
針金作家・森永よし子さんのアルミ製S字フックは、ひとつひとつが手づくり。形が微妙に違うところも魅力だそう。
給湯パネルに紐をかけて吊るしていたのは、ラトビアのかご。
中にはキッチンクロスを収納しています。
また、「使う場所になるべく近いところに」「使用頻度の高いものは出しておく」をセオリーにしている岩﨑さん。
たとえばお箸やカトラリー類は、毎日食卓で使うもの。その都度しまったり出したりは面倒だから、洗って吹いたらダイニンテーブルの定位置に戻します。
少しでもたのしく料理をし、おいしい食事を食べるために。
そこに暮らす人の、そんな小さな工夫が垣間みえるダイニングキッチン。
この場所を変えてみたら、毎日の暮らしまでちょっと変わるかもしれませんね。
インテリア連載は引き続きお届けしていきます。14回目となる次回は、どんなお家が登場するのでしょう。お楽しみに!
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