【僕のおやつ日記】愛してやまない「さつまいも」。

OYATSUYA SUN 梅澤


おやつは、なくても困らないけど、あったら嬉しいもの。

そういうおやつのような、「なくても困らない、必需品ではないもの」こそが、人生を楽しくしてくれるのではないかと思っています。

この連載では、そんな僕にとってのおやつの話を書き綴っていきます。


▲オーブンでじっくり焼いたさつまいもがたっぷり入った「焼き芋のホットビスケット」。秋冬の人気メニューです。

こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。

子供の時から大人になった今でも、熱狂的に大好きなおやつがあります。

それは“さつまいも”。

小さい頃から、蒸したり焼いたりしたものをそのまま食べるのが大好きでした。

▲以前お店でつくっていた「さつまいもと黒ごまのマフィン」。

思えば、さつまいもって不思議な存在ですよね。

じゃがいもと違って甘いので、ご飯のおかずにするには用途が限られるし、果物のように軽く食べられないのでデザートとは言いにくいし。

なので、僕にとっては「おやつ」と呼ぶのがしっくりきます。

小さい頃は「焼き芋やふかし芋」しか知りませんでしたが、大きくなるにつれて、「大学芋やスイートポテト」といった禁断の食べ物を知っていきます。

さらには、「芋ようかんや干し芋」、長崎の郷土料理の「かんころ餅」や、熊本の「いきなり団子」など、知れば知るほどさつまいもが好きになっていきました。

ポテトチップスなどのスナック菓子も好きでしたが、成長期をさつまいもに支えてもらった部分が多々あると自負しています。

大人になった今では適度な距離感でさつまいもと接することができるようになりましたが、毎年このくらいの時期になるとついお店で手が伸びてしまいます。

さつまいもで料理をすると僕があまりにも喜ぶので、先日は、妻がホーロー鍋で「さつまいもごはん」を炊いてくれました。

ただでさえご飯が好きなのに、そこへ大好きなさつまいもが入っているなんて……!しかも鍋で炊いたからか、お米もお芋もふっくらとしていてとてもおいしいんですよ!

ちなみに、作り方はとても簡単だそう。

水にさらした角切りのさつまいもと、お米、水、お酒大さじ1(水をその分大さじ1減らす)、塩適量を鍋に入れて、蓋をして火にかけるだけ。

沸騰したら弱火にして12〜13分。

ふっくら炊き上げるポイントは、火を切った後も蓋をしたまましばらく蒸らすことだそうです。

鶏肉と合わせた黒酢炒めや味噌汁の具、カレーや天ぷらなど、料理の素材としても色々な楽しみ方ができるさつまいも。

高級でキラキラとしたものではありませんが、僕にとっては暮らしをウキウキさせてくれる存在です。

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