【スタッフコラム】この夏、ドヤ顔が隠しきれなかった「おトクな買い物」
編集スタッフ 田中
「いいもの見つけちゃった!」のドヤな気持ち、ちょっとだけ話していいですか。
誰しもおトクなものは好きなんだろうなと思います。やっぱりリーズナブルな方がお財布にはやさしいですし、何より「いいもの見つけちゃった!」って時は楽しいものです。
数ヶ月前に書いたコラムでは、省エネな心ではだめだ!と高尚なことを書いていた私ですが、この夏ドヤ顔ならぬ、ドヤ心が満タンになったお買い物がありました。今日はちょっとそんな井戸端なお話を。
「水回り」を制するものは強い
この夏、「いい買い物しちゃった!」と思ったものが2つあります。
それは、歯ブラシ立てとインナー。なんて地味なの!と自分でもツッコミをいれたくなりますが、この数百円の買い物だけでも暮らしが変わるのを実感しました。
歯ブラシ立ては、当初は必要ないと思いグラスにさしていました。そのうち雑貨屋さんでかわいいイラスト入りの陶器製を見つけます。収納場所が決まるのは気持ちよくて、ウキウキと使っていたけれど、汚れがたまることに気づきました。歯ブラシはいくら拭き取っても水が滴るもの。定期的に掃除するけれど、おっくうだなとモヤモヤしていたんです。
今使っているのは、珪藻土素材の歯ブラシ立て(ニトリにて)。ふらっと店内を歩いているときに目に留まりました。珪藻土は近頃流行りの素材で、バスマットやコースターなど水回りのものによく使われていますよね。水を吸い取って放出する性質があるから、さっと乾くんです。
「もしや……歯ブラシ立てを掃除しなくていいのでは?」
私の心を捉えた一品は、すでにわが家の洗面所にいます。そして水が滴る歯ブラシを「ふふふ、このままでもいいんだぜ」と含み笑いをしつつ立てておくと、数十分後には乾いています。間違いなくドヤ心をくすぐる一品でした。
「両方」使えるところに弱い
もうひとつは、インナー。
女性にとってインナーもじつは悩みのタネなのではないでしょうか。夏は速乾のもの、冬は保温してくれるもの、などと使い分けていた私もその一人。肌がそこまで強くないこともあって、ちょっぴり高価なものを試してみたこともありました。けれど、高価なものがいいのはわかっていて、それを数枚揃えるのが難しいから困っている、これが本音な気もします。
ちょっと途方にくれていたある日、これまた店内をふらついていたら、あるものが目に留まりました。ウール100%製で、年中つかえるインナーと銘打ったアイテム(無印良品にて)。
「もしや…….衣替えしなくていいのでは?」
私の心を捉えた一品は、すでに衣装ケースの中に数枚おさまっています。寒がりな私にぴったりなフレンチスリーブ型と夏用のタンクトップ型が揃っていることにプラス、黒と白の色揃え。くうぅぅ、かゆいところに手が届いています!
さらに、ここ最近の趣味が登山である私は「兼用できそう」なアイテムにとても弱いのです。登山アイテムは、お財布に厳しいものが多いので 涙。
高価なものが半額になるのも嬉しいけど……。
オーダーしたわけでもないのに「悩んでたこと、解決するじゃない!」となった時、急に自分の為のものに見えてきて、商品にスポットが当たって、モヤモヤがすーっと消えていきます。そうして前述のように「もしや…….」とひとり劇場が開幕します(笑)。
店内での自分を思い返すと怖いことになってきましたが(悟られてないといいな)、本当にあの瞬間は楽しいのです。
と、ここまで書いてきて気づいたのですが。このドヤ心、地味だけど自分にフィットしたものが見つかったときほど高まる傾向にあります。
高価なものが半額になるのもうれしいですが、それはそのお金を払うだけの価値があると納得したからお財布の紐がゆるむのであって、ただただ安いものが好き!なだけではないような。
私が今日お話したものは、なかなか人目にはさらされないアイテムです。そういう地味だけど、じつは生活の基礎になるようなものほど、自分の為だと思えるものだと嬉しい。当店も暮らしの道具をたくさん取り揃えていますが、皆さまにも「これよ!これ!」と心浮きたつアイテムに出会ってもらえていたらいいなあ。と、日々精進です。
感想を送る
本日の編集部recommends!
小さな不調のケアに
手間なくハーブを取り入れられる、天然エッセンシャルオイル配合の「バスソルト」を使ってみました【SPONSORED】
【11/26(火)10:00AMまで】ニットフェア開催中です!
ベストやプリーツスカートなど、人気アイテムが対象に。ぜひこの機会をご利用ください♩
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】北欧をひとさじ・秋
照明ひとつでムード高まる。森百合子さんの、おうち時間を豊かにする習慣(後編)