【スタッフの愛用品】はじめての「すり鉢」は、「器」にもなる優れものでした
編集スタッフ 糸井
キッチン道具のなかでも「すり鉢」は、いつか使ってみたいなぁと思っていたアイテム。けれど、すり鉢=料理上級者の方が使いこなすイメージがあり、ハードルを感じていたのです。
なかでも不安だったのが、結局使う機会があまりなかったらどうしようというもの。
そんな悩みに、かもしか道具店のすり鉢はぴったりでした。
器がわりにもなる「すり鉢」
なんといっても魅力だったのが、そのまま食卓に運んで、「器」として使えること。
というのも、かもしか道具店のすり鉢は、「溝がない」のが特徴。具材が溝に入り込まないので、すり鉢なのに、おかずを盛って、そのまま箸を運べるんです。
「『これはすり鉢だ』と考えると難しく感じるけれど、たとえば器をひとつ増やしたと思うことで、購入のハードルがグンと下がるかもしれない」。そう考え、家に迎えてみることにしました。
実際に使ってみると、釉薬による独特の深い藍色は、和え物などの緑黄色野菜が映えて、手持ちの食器とも好相性。
たとえ忙しい日々で、すり鉢として使えない日が続いても、これなら器代わりにしておかずを盛り付けてみようかな?とも考えています。
溝がないのに、よくすれること!
溝がないのにすれる、が持ち味のこちら。ほんとうにすれるのかな〜?と思っていたのですが、たとえばごまは、みるみるうちにすることができましたよ。すりたてならではでしょうか、一気にフワッと香りだすごまの匂いといったら、たまりません。
すったあとは、そのまま調味料、ほうれん草を加え、すり鉢の中で混ぜ合わせられるので、余分な洗い物が出ません。そんな洗い物ひとつの節減も、毎日の家事にとっては貴重なことだなぁと感じています。
念願の白あえも、お手のもの
いつかすり鉢を手に入れたら、どうしても作ってみたかったのが、白あえ。
あのほの甘い、なめらかな豆腐の食感を、家で作れたら……と思っていたのですが、それには、フードプロセッサーがいるのかな?となかなか踏み出せずにいたのです。早速、この機会に作ってみました。
水切りした豆腐を潰して、調味料を加えて潰していくと、みるみるうちになめらかに……。あれ、白あえってこんなに簡単に作れたんだ!と拍子抜けしてしまいました。
口当たりも満足のいくなめらかさに。今では、我が家の定番おかずになっています。
洗うのも簡単だから、毎日気軽に手を伸ばせる
これは使って初めて気がついたのですが、溝がないすり鉢は、とにかくお手入れがしやすいです。軽くお湯ですすぐだけで、ある程度スルスルと洗い落ちていくので、あとはスポンジで軽く洗うだけで済んでいます。
キッチンにすり鉢が来てから、数週間。
正直、はじめは「すり鉢が活躍するレシピも数えるほどしかなさそうだから、あまりレシピのレパートリーは増えないかも」と思っていました。
だけど不思議なことに、白あえのように、新しい1、2個のレシピを簡単に作れるようになっただけで、ぐんと献立のレパートリーが増えた気がしているのです。たった1つ、されど1つの積み重ねから、レパートリーが増えていく。忘れていたような、そんなことを改めて思い出しています。
次に狙っているレシピは、先日公開された「昨日も今日も、味噌汁」でのおかず、「塩鮭で出汁をとる粕汁」。今週末にでも、このすり鉢を使ってチャレンジしてみようと思っています。
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