【頼れるうどん】第1話:冷蔵庫の残り野菜を使い切る!タンメン風うどん
編集スタッフ 岡本
少ない材料でカンタンに作れる、それでいて美味しい。そんなうどんが大好きな私。
でも改めて考えてみると、我が家のうどんレパートリーってとても少ないんです。だから好きなのに食卓に並ぶ頻度が少なくて。
うどんはいうなれば、白米と同じ。アレンジ次第でもっと日々のご飯作りを助けてくれるはずだから、レパートリーを増やせたら。
そんな思いから、全4話の体があたたまるうどんレシピをお届けします。
栄養満点のものから家族も大満足なスタミナ系まで、幅広いうどんレシピを伺ったのは、料理家の山脇りこさんです。
山脇さん:
「ご紹介するレシピに使ううどんは、乾麺でも冷凍うどんでも、なんでもOKです。
わざわざ買い出しに行かなくても作れるものばかりなので、ぜひ今晩の献立に作ってみてくださいね」
もりもり野菜が食べられる!
コショウがきいた「タンメン風うどん」
材料 2人分
・キャベツ…1/4個
・玉ねぎ…1/2個
・もやし…100g
・ピーマン…1/2個
※野菜は冷蔵庫にあるものでOK!
・うどん…2玉
・ハム…2枚
・植物油…小さじ2
・白コショウ…小さじ1/3 ※黒コショウでも代用可能
・塩 小さじ…1/2
・うどん用に希釈した麺つゆ(または鶏がらスープ)…600ml
(下準備)
野菜とハムを食べやすい大きさに切る。(キャベツは食べやすい大きさに手でちぎる。玉ねぎは、くし形に薄切り。ハムは2センチ角程度に)
作り方
1.うどんを茹でて、器に盛る
うどんは表示通りに茹でて、水けをよく切り、器に盛っておきます。
2.野菜を炒める
フライパンに油を入れ火にかけ、まだ冷たいうちに玉ねぎを入れる。玉ねぎがしんなりしてきたら、キャベツ、ピーマン、ハムを加えて炒め、全体に火が通ったらもやしを入れてさっと炒めあわせます。
3.フライパンに鶏がらスープを入れる
鶏がらスープが温まって、ひと煮立ちするまで火にかけます。
4.うどんを盛った器に、3を注ぎ入れる
仕上げに、お好みでコショウと塩をかけて、出来上がり!
山脇さん:
「少ししんなりした野菜が合うので、フライパンが冷たいうちからじんわり炒めて。
薄切りにした玉ねぎは、端が焦げやすく苦味に繋がることがあるのですが、こうすることでゆっくり火が通り、焦げにくくなりますよ。
中途半端に残った野菜を使い切りたい、そんなときにも役立つレシピです」
底冷えのする寒い日もこのタンメンうどんを一杯食べ切る頃には、体の芯から温まっているはず。
コショウの香りが食欲をそそり、最後まで美味しく食べられるうどんレシピです。
さて、続く第2話では食べ応え満点の「トマトの豚すき鍋焼きうどん」をご紹介します。
トマトの旨味たっぷりで、こちらも必見ですよ〜。
(つづく)
【写真】佐々木孝憲
もくじ
料理家・山脇りこ
長崎市出身。東京・代官山で料理教室リコズキッチンを主宰。台湾好きで知られ、著書にはレシピ本だけでなく旅のガイド本なども。『台湾スープ』(誠文堂新光社)、『きょうから、料理上手』(家の光協会)など著書多数。他にも、テレビやラジオ雑誌など多方面で活躍している。インスタグラムはこちら@yamawakiriko
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