【あの人のデスク事情】暮らしと仕事が合わさるリビングで。仕事を始める習慣とは?(編集者・中村暁野さん)
編集スタッフ 糸井
自宅の一角で、デスクワークをするならば。仕事が捗るように、かつインテリアとしても素敵にしたいです。
デスクは? チェアは? 書類の管理はどうしてる? 気分のON/OFFのしかたも知りたいところ。
この連載では、気になるあの人の「デスク事情」について伺います。今回ご紹介いただくのは、当店で「ケの日のこと」を連載していた編集者・中村暁野(なかむら あきの)さんです。
「作業台は、北欧のビンテージテーブルを。BRICKSにて購入し、かれこれ6年ほど使っています。
パソコンさえあればできる仕事なので、子どもたちを送り出したら朝の掃除をして、テーブルをきれいにし、そのままリビングで仕事をしています。大きなサイズなのでパソコン、iPad、ケータイ、ノート、お茶、などなど、広げ放題なのが気に入っています。
椅子も、同じく北欧のビンテージチェアで。こちらもBRICKSにて購入しました」
「本棚といいますか、夫が作ったリビングの棚にいくつか、アイデアや息抜き用の本を置いています。リビングなので、インテリアにも合うようなものをセレクトしています」
「リビングの一角に、2段組のアイアン収納ケースを置いていて、筆記用具や領収書などの事務関係のものをまとめて入れています。重めのデザインが部屋の雰囲気に合っていて、気に入っています。
上段には、早めに対応しなくちゃいけない事柄の資料やプリント、子どもの学校関係の書類などを保管。週に一度ほど、確認していらないものを処分していきます。
下のクラフトボックスは、古道具屋さんで夫が買ったもの。色々なケーブルやSDカード、充電器などを小分けにして入れています」
「仕事で使うものはパソコン、iPad、ノート、筆記用具くらいです。筆記用具は家に昔からあった鉛筆(おそらく一生分ありまして)を積極的に使うことを心がけているので、ペンなどはあまり買わないようになりましたね。
仕事を始めるときの習慣としては、まず家中の掃除をして、朝食のお皿類の洗い物をして拭き上げ、食器棚に戻し、家が一度整った、という状態にしてからがスタートです。同じくフリーランスで近所のアトリエに向かう夫と、そこでお互い1日の仕事内容についてのミーティングをし、夫を見送り、仕事を始めています。
15時前後には子どもたちが帰ってくるので、できるだけ15時までには仕事を終わらせ、パソコンなどの仕事道具を廊下においてある棚にしまって。子どもたちが帰ってきてからは仕事はせず、子どもとの時間を過ごすようにしています」
「気分転換にはハーブティーを飲みます。レモングラスやミントなど、スッキリするものをホットで飲むのが好きです。
繰り返し使える布製のティーバッグにハーブをいれて、お気に入りのマグへ。お湯をたして何度も飲めますし、ハーブティーは飲み過ぎを気にしなくていいのも気に入っています」
「体か固まってしまうので、テーブルを離れてヨガをしたり、Wobbel(ウォーベル)という木製のバランスボードに乗ったりして体をほぐします。
窓の外の山を見ながらヨガをすると、かなりリフレッシュできるんです」
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次回は、当店スタッフのデスク事情をご紹介します。
中村暁野(なかむら あきの)
編集者、エッセイスト。一年をかけてひとつの家族を取材する、
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