【変わりゆく暮らし】家でしか食べられない料理こその“贅沢さ”に気づいた。料理家・長谷川あかりさんを訪ねました。
編集スタッフ 中村
ここ数年、どう過ごしていましたか?
「変わりゆく暮らし」
暮らしのリズムや生活スタイル、居住空間。誰しも様々なタイミングで、暮らしに変化が訪れていると思います。
振り返ってみると、新しくはじめたこともあれば、やめたこともあるのではないでしょうか。
『変わりゆく暮らし』は、ここ数年のなかで変わったこと・変わらないことを伺い、日々の暮らしにどんな影響や心境の変化があったのかをお聞きする番組です。
第15弾となる今回はSNSで発信される簡単で体に優しいレシピが人気な、料理家・長谷川あかりさんにお話を伺いました。
料理家/長谷川あかりさんの暮らしの変化
家事として料理をするようになった
料理が元から好きだったこともあり、外食の味に近づけようと頑張っていたけれど、毎日のこととなるとだんだん疲れてきてしまったという長谷川さん。
家で作るごはんは外では食べられないものを作ろうと切り替えてから、負担なく料理を楽しめるようになったといいます。
長谷川さん:
「美味しすぎないある意味ちょうどいい味が、結局毎日食べるのに一番マッチするんだなと思いました」
数年先まで見据えたもの選び
たくさん物を持つよりは少数精鋭で、長く使えそうだと思えたものを選ぶようにしているのだそう。
たとえば器は盛り付ける料理が浮かぶかどうか、洋服は今持っている洋服との相性や年齢を重ねても長く着ていけるかどうかを基準に考えているといいます。
自分へ「なぜ」を問うようになった
結婚して夫と話す機会が増え、自分の考えについて深ぼる機会が増えたそう。
長谷川さん:
「なんで自分はこう感じたんだろう? こう感じない人はどう感じているんだろう? そんなことを夫と話してみると、だから自分はこう思っていたんだ、だから好きなんだと、理由がわかるときがあってそれが楽しいです」
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長谷川あかり
1996年埼玉県生まれ。料理家、管理栄養士。10代で芸能界入りし、NHK『天才てれびくんMAX』などで子役タレントとして活躍。20歳で引退後、料理の道を志し、大学で栄養学を学ぶ。「なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん」をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がるレシピを発信中。同年11月、初のレシピ本となる『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』(KADOKAWA)を出版。
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