【おつまみポテサラ】暑い日はビールとこれ!「ベーコンとらっきょうのカレーポテサラ」
ライター 瀬谷薫子
キリッと冷えたビールやワインがおいしい季節。そんなお酒のお供に、夏らしい「ポテトサラダ」はいかがでしょう?
きゅうりとにんじん、ハムのベーシックなものも好きですが、今回は “お酒に合わせる” をテーマに。ちょっと変わり種の具材を合わせた「大人のためのポテサラ」を、料理家でソムリエの大橋みちこさんに教わりました。
オリーブやらっきょうなど、ユニークな食材を使った2品はどちらも新鮮な味わい。ポテトサラダの新しい可能性が広がります。
今日ご紹介するのは、ごろっとしたベーコンとカレーの香りでお酒がすすむ、ボリューム満点の1品です。
ビールと相性ばつぐん!
「ベーコンとらっきょうのカレーポテサラ」
材料(4人分)
じゃがいも…中2〜3個(250g)
ベーコン…80g
らっきょう漬け…10粒(50g)
パセリ…大さじ2
プレーンヨーグルト…100g
カレー粉…小さじ2/3
オリーブオイル…小さじ2
塩…小さじ1
粒マスタード…小さじ1
【下準備】
ヨーグルトはペーパータオルを敷いたザルの中に入れ、10分ほどおいて水気を切っておく。
作り方
1.じゃがいもを茹でる
じゃがいもは皮をむき、縦横半分ずつ(4等分)に切って水に3分ほどさらし、アクをとる。
じゃがいもが浸るくらいの水と共に鍋に入れて中火にかけ、竹串がすっと通るまで15〜20分茹でる。この間にソースと具材の準備をする。
2.ヨーグルトソースを作る
水切りしたヨーグルトとカレー粉を混ぜ合わせる。
3.具材を準備する
ベーコンは拍子切りにして、フライパンでこんがり焼き色がつくまで炒める。
らっきょう漬けは縦に薄切りにして、パセリはみじん切りにする。
4.全部を和える
じゃがいもが茹で上がったらザルにあげて水気を切り、好みの加減に潰し、熱いうちにオリーブオイルと塩、粒マスタードを和えて下味をつける。ラップをして、粗熱がとれるまで冷ます。
2のソースと3の具材を加えて全体を和えれば、できあがり。
大橋さん:
「カレー粉+ベーコンでボリュームのある味付けなので、今回はマヨネーズではなく水切りヨーグルトを使いました。コクがありつつも爽やかで、暑い日にも食べやすい味です。
じゃがいもが熱いうちに塩とマスタードを和えることで味を染み込ませ、瑞々しい食感を残したいらっきょうやパセリは冷めてから加えるのもポイント。この順番でよりおいしくなります。
ビールとの相性はもちろんですが、らっきょうの酸味はワインの酸味とも相性がいいので、軽やかな白ワインやスパークリングワインにもおすすめです」
大橋さんいわく、おいしいポテトサラダのルールは「旨み」「食感」「酸味」の3つが揃うこと。ベーコンの旨みにらっきょうの食感、そしてヨーグルトの爽やかな酸味。3拍子がそろったポテトサラダは、飽きることなくいくらでも食べられそうな味わいです。
【写真】木村文平
もくじ
大橋 みちこ
料理研究家・ソムリエ。ワイン輸入商社勤務時代に世界のワインに触れ、料理とワインのマリアージュの面白さに目覚める。現在はさまざまなメディアでワインに合うおつまみ・お料理のレシピを提案する。著書に『おうちでワイン 料理とワイン組み合わせメソッド』。Instagram:@michiko_wine_tsumami
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