【ここだけ大掃除】01:年末こそやりたい、冷蔵庫掃除。たった15分でOKの方法を教わりました
編集スタッフ 藤波
もうすぐ大掃除シーズン。
今年こそはしっかりやろうと思っても、なんだかんだ忙しい12月……気づけばクリスマスが過ぎて、駆け込みで何となく済ませてしまうこともしばしばでした。
「そもそも、寒い季節はあまりガッツリ掃除に向いていないんです」と話すのは住生活ジャーナリストの藤原千秋(ふじわら ちあき)さん。
とはいえ何もやらずに新年を迎えるのは少しの罪悪感があるんです、と相談したところ、この時期にやるからこそいい、むしろ「ここだけでいい」という場所を3か所教えていただきました。
教えてもらったお掃除ステップはどれも15分ほどで終わる、これならできそうと思えるもの。第1話では冷蔵庫編をお届けします。
気温の低い冬だからこそ。
最短15分で終わる、冷蔵庫のお掃除ステップ
【道具リスト】
・食器用中性洗剤
・おろしたての食器洗い用スポンジ
・バスタオル
・消毒用エタノールスプレー *
・キッチンペーパー*
*「除菌」と書かれている掃除用ウエットシートでも代用できます
藤原さん:
「パーツを取り外してまるごと洗うのが、手っ取り早く冷蔵庫を綺麗にする方法。
全部いっぺんにやろうと思うと重労働ですが、食材が傷む心配が少ない寒い時期に何日かに分けてやると効率がいいです。
ご家庭によって汚れ具合はまちまちだと思いますが、まず一ヶ所やるなら菌の検出数の多い野菜室がおすすめですよ」
01. 食材を外に出し、冷蔵庫のパーツを取り外す
藤原さん:
「食材はレジ袋やエコバックにどさっと入れて、玄関などの寒い場所に置いておけばOK。
ちなみに冬場の玄関は冷蔵庫に近い10℃近くまで下がることも。夏場だとクーラーボックスがないと心配になってしまいますが、この時期ならまず数時間は大丈夫です」
▲食材がなくなったら、外せるパーツは全部外してしまいましょう
02. お風呂場でお湯を使って洗い、乾かす
藤原さん:
「キッチンのシンクで洗おうとすると大変ですが、お風呂場に持っていけば楽ちん。
あたたかいシャワーでざっと流してから、食器用洗剤をつけたスポンジでわさわさ洗うと汚れも簡単に落ちます。
雑菌がつかないように、スポンジは新しいものを、タオルは洗いたてのものを使うことだけがポイントです」
03. 庫内の拭き掃除をする
▲開け口のパッキンは綿棒と掃除用ウエットシートで奥の汚れを取るように
藤原さん:
「乾かしている間に、消毒用エタノールスプレーを吹きかけたキッチンペーパー(もしくは『除菌』と書かれている掃除用ウエットシート)で庫内や扉の拭き掃除をします。
冷蔵庫を開けっ放しにする時間を最小限にできるのもこのやり方の良さですね」
あと一歩頑張るなら
乾かす時間を除けば、ここまでの所要時間はおよそ15分。エンジンがかかってきてもう一歩やりたい方は、汚れが気になる場所もしくは冷凍室→冷蔵室の順で同様に掃除するのがおすすめです。
冷凍の食材も、寒い場所に置いておけば30分前後は大丈夫だそう。
藤原さん:
「食材を全部出すことで、賞味期限の切れた調味料や何年も眠っている瓶類なんかを見つけて選別できるのがいいんです。
ただ汚れを綺麗にするだけでなく中身を見直して、すっきり空いたスペースに年末年始の特別なごちそうを入れたら、きっと気持ちよく新年を迎えられますよ」
***
日頃から目立った汚れの拭き掃除はしていたつもりでしたが、まるごと洗った野菜室の綺麗さは段違い。全部外してお風呂場に持っていくことで、むしろ効率よく負担もなくできるのが新発見でした。
続く第2話では、同じく冬にやるのがおすすめだというお風呂場のカビ掃除をご紹介します。
(つづく)
【写真】木村文平
もくじ
藤原千秋
住生活ジャーナリスト。大手住宅メーカー営業職を経て主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆する。現在はライティングの傍ら関連の企画広告商品開発アドバイザリー等多様な業務に携わっている。プライベートでは三児の母。著書に『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)など。
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