【きょうはお手入れ日和】02:靴のお手入れはスキンケアみたい。タフな相棒「レザーブーツ」のケア
編集スタッフ 藤波
一人暮らし時代から連れ添ってきた鍋や、旅先でひとめぼれした器、ずっと憧れていた北欧の木工品。
それぞれに思い出が詰まった暮らしの道具たちは、今ではすっかり生活に馴染んで、そこにあります。
普段目を向けることは少ないけれど、これからもずっと大切に使いたいから。今度の休みは、そんな愛おしい道具をお手入れしませんか?
この特集では、当店で親しまれているアイテムの中でも特にお手入れが気になるものについて、そのケア方法をご紹介します。今回お手入れするのはレザーブーツです。
使用したアイテム:
BLUNDSTONE / ローカットブーツ
用意するもの:
・靴用馬毛ブラシ
・靴用豚毛ブラシ
・ウエス
・汚れ落としクリーナー
・保湿 or 捕色クリーム
ブラッシング
まずは馬毛ブラシで全体をブラッシングし、靴についた大きな泥汚れやほこりを落とす。
汚れ落とし
▲お肌のケアに例えるとクレンジングのようなイメージです
ウエスにクリーナーを含ませ、ブラッシングで取れない汚れや以前のクリームの残りを優しく拭き取る。
栄養補給・捕色
▲靴クリームの塗布は、お肌でいうとクレンジング後の保湿。この順番を守ることが大切です◎
保湿や捕色の靴クリームで栄養を補給する。薄く均一に伸ばすのがポイント。
仕上げ・乾燥
豚毛ブラシで全体をブラッシング、もしくは柔らかい布で磨いて仕上げる。
保管の際は新聞紙を丸めた「シューキーパー」を入れると、除湿もできて便利。
✔️靴箱にしまう前に、しっかり乾燥させる
「お手入れ頻度は、着用率の高い靴であれば2週間に一度、履き回しができているものは月に一度でもかなり良いコンディションをキープできます。
ご紹介した1〜4のステップは、スキンケアで例えるならパーフェクトコース。お手入れをしたことがない初心者さんにとっては、馬毛ブラシのブラッシングで汚れを落とすだけでも劇的に効果を感じると思いますよ。
日本は高温多湿で雨に濡れたり汚れた状態で靴箱に入れておくとカビ菌が発生しやすいので、使用後はしまう前に風通しの良い環境でしっかり乾燥させるのがおすすめです」(二村さん)
雨の日も晴れの日も、いつだって足元を支えてくれるお気に入りの靴にありがとうを伝えるお手入れ。難しそうに思えたシューケアのステップは、スキンケアに例えるとぐっと身近に感じられました。
さて、次はどんな道具をお手入れしましょうか?
もくじ
【写真】佐々木孝憲
【監修】株式会社シードコーポレーション / 二村祐介
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