【スタッフコラム】なぜ、雑誌が好きなんだろう。
編集スタッフ 齋藤
text:スタッフ齋藤
雑誌が好きでたまらないのです。
我が家のリビングでは、本棚が「わたしが主役!」と言わんばかりにドンと鎮座しています。
何度か引越しをするうちに、細長い本棚が1本、また1本と増えていきました。
その本棚の中でも大部分を占めているのが“雑誌”。お昼休みに毎日のように一周する本屋さんでも、まず行くのは雑誌コーナー。
本に関してはお財布の紐がゆる〜くなってしまう我が家ですが、雑誌にはさらにゆる〜くなっているかもしれません。
生活のなかで時間は限られていても(まずは睡眠優先!となりがち…)、表紙が家の中で見えるたびに“いいわ〜”とテンションが上がる雑誌。
そんな雑誌について、今日のコラムでは思いを馳せたいとおもいます。
思い入れのある雑誌
Arne(アルネ)
大橋歩さんが企画・編集・写真取材をした冊子「Arne」は創刊当初からむさぼるように読んできたものです。
手書きのタイトル文字や、大橋さんの日記をのぞいているような気負わないけどかわいい写真、同じように辿ってみたい!と思うお店や人物の紹介。
それまで、何かを全て集めて読んでみたいと感じたことは無かったように思いますが、アルネに出合って『全部読みたい、見たい!』と初めて思ったのでした。
現在は休刊してしまったけれど、何度も読み返している冊子の一つです。
(Arneで特に何度も繰り返し見たページはゆで卵について)
何度も読み返したDesign
学生時代に出合ったこの雑誌。当時好きだったデザイナーの方やまだ知らない方もたくさん掲載されていて、うわ〜と盛り上がったのを覚えています。
紙質や写真、装丁も気持ちがよくて、ページをめくるのが心地よかったなぁ…。
こちらも、すでに休刊しているようなんですが、この雑誌に出合って、デザインって面白いなあ。世の中のあれもこれも、誰かがデザインしたものなんだ!
ということに気づかせてもらった大切な数冊です。
何度本棚を整理しても、ずっと残っているシリーズの一つかもしれません。
友人がきっかけをくれたku:nel
わたしがクウネルに初めて出合ったのは、遊びに行った友人の部屋の本棚でした。
“めくるたびにストーリがあって好き”というその一言が忘れられず、帰り道に本屋に寄って探した雑誌。
好きな雰囲気、気になる言葉、当時理想とした暮らしがこの雑誌を通して目に見える形となって自分の頭の中にすとんと落ちてきて、とてもクリアになりました。
存在を知った頃には何号かすでに発売されていたので、古本屋さんなどで見つけては、持っていない号を買い揃えていくのも楽しい時間でした。
雑誌の、背中がすき。
本棚に並べると自ずと見えてくる背表紙も雑誌のたまらない要素の一つです。
ついついウットリと眺めてしまうくらい。背表紙に書かれるコピー、色、字のフォント、、良いですよねぇ。
きっとそういう細部まで考えられているんだろうなあと感心しつつ、こんなにそのデザインにテンションを上げてもらっている人もいるということを声を大にして言いたいです(笑)。
このページがあるから。
なぜ雑誌が好きなんだろう。雑誌って、実は全てのページを一つ一つ丁寧に読んでいるわけではないなあと思います。
でも、開くたびに気になるページや写真・目に飛び込んでくるコピーは違うのが本当に面白い。それって本全般に言えることかもしれませんが、わたしにとっては雑誌が一番顕著。
ある日、うわー!っと心の底からドキドキするページを、突然見つけたりする。発売日当日に買った雑誌をまずパラパラ見て、どうしても目が離せなくなる1ページを見つける。するともう、あ〜もう!と嬉しくなるのです。
そういう、頭のうしろの方からアドレナリンが出るような経験をしたことが雑誌を通して何度もあります。だから、雑誌から目を離せないし、追いかけていたい。
そんな理由から、雑誌が好きでたまらないのかなあ、とこのコラムを書きながら自分に少し納得できたのでした。
きっと明日も本屋の雑誌コーナーはパトロールしちゃうんだとおもいます。
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