【バイヤーのコラム】大好きなアイスクリームと向き合う時間。
バイヤー 竹内
レンピのグラスは低い脚の可愛さとたっぷり容量が魅力。アイスクリームにぴったり◎
昔からアイスが大好きです。
子どもの頃は、一日3つまでならアイスを食べるのを許されていました。
という話をすると「ちょっと多くない?」と言われるのですが、ファミリーパックの箱入りのミニサイズのアイスです。
私は祖父母と一緒の6人家族だったので、「量」優先で、大抵アイスはファミリーパック。
一袋に一本で売っているアイスや贅沢なカップのアイスはなかなか食べられませんでしたし、健康のこともあったので小さいモノで我慢をさせられていたんです。
子どもって、アイス好きなイメージですが、わたしは相当好きだったのでしょう。
小さい頃のアルバムを見ても、出先でアイスクリームをペロッとしているか、かき氷をガリガリ食べている姿ばかり。母に言わせれば、冬にもガクガク震えながらアイスを食べていたそう・・(笑)
ある日、誕生日か何か特別な日だったと思います。
あまりにアイスが好きすぎるわたしに、両親はこれを買ってくれました。
アイスディッシャー。
アイス屋さんがすくって盛り付けてくれるアレです。
コーンを買って、バケツ型の入れ物にたっぷり入ったアイスクリームを好きなだけ盛り付けて食べる。夢のようなひと時でした。
大人になった今はかつてほどの執着心は薄れていると思うのですが、やっぱりアイスは大好き。
今は、アイスは一日1個、もしくは二日に1個といったペース。その1回のアイスタイムをじっくり味わっています。
ディッシャーを使ってちゃんと器に盛り付ける。ビスケットで挟んだり、クッキーを砕いてみたり、見た目や組み合わせを色々楽しむ時間はかなり贅沢なごほうびタイム。
好きなクッキーで挟んだ、クッキーサンドアイス。サクサクとひんやりがたまりません!(使用したプレート:ARABIA パラティッシ16.5cm)
こんなふうに、大人になった今もアイスと向き合って気づいたことがあります。
一番の食べごろの絶妙なタイミングを逃してはいけないこと。
はやく食べたいあまり焦ってもカチコチで味わえない。ゆっくりのんびりしていると、溶けてただの甘い液体になってしまう。
焦って近道しようとしたり、もたもたして乗り遅れたりしないよう、絶妙なタイミングを見極める力って、しごとの中、暮らしの中で大切だなあ・・・とそんな考えとリンクさせてしまったのでした。
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