【キッチンのすっきり収納術】第1話:手が届きにくいから、一目瞭然に。吊り戸棚の収納アイデア。
キッチンの吊り戸棚の収納アイデアのご紹介です。調味料や台所用品を100均などのアイテムを使って上手に収納している、instagram(インスタグラム)で人気のholonさんのお家を訪ねました。ポイントは無印良品のファイルボックスを使った収納アイデア。台所の上の棚は見えにくいため、丁寧にラベリングをされ、とても見やすくなっていました。マンションの作り付けの吊り戸棚の中は工夫がいっぱいでしたよ。
編集スタッフ 齋藤
写真 鈴木静華
調味料に保存食にお鍋にフライパン、大きさも素材もまちまちのキッチンのあれこれを、一体どうすればきれいに収納することができるのだろう……。私自身上手に片付けることができず、日々悩んでいます。
できれば食べ物を置くキッチンは、いつでもすっきり清潔にしておきたいものですよね。
今回はそんなお悩みを解決するヒントになればと、キッチン収納の特集を全4話でお届けします!
伺ったのは可愛らしい北欧家具と、シンプルなお家の様子がインスタグラムで人気を呼んでいる、holon(ホロン)さんのお宅。
どこを見ても、きれいに整理整頓されています。
1歳と5歳のお子さんを育てるワーキングマザーでもあるholonさんは、忙しい毎日の中でどうやって片付けをしているのでしょうか。
▲シンプルな中にもところどころ愛らしいアイテムが。クラシコムのオリジナルカレンダーも発見しましたよ〜♪
家中の収納法を聞いてしまいたいところですが、今回はキッチンにポイントを絞り、秘密を探りたいと思います!
4人家族、約4畳のキッチンの収納。
holonさんのお家のキッチンの収納場所は、主に吊り戸棚、調理台下の引き出し、そして背面のオープンラックです。
第1話ではまず、吊り戸棚の収納について伺いました。
吊り戸棚の収納は、ファイルボックスが主役。
吊り戸棚を開いてみると、扉の奥もシンプルにまとまっていました。
その秘密は、ファイルボックスを使った収納です。
缶詰やお菓子作りの道具など、細々としたものは無印良品のファイルボックスにカテゴリー分けして収納しているそう。そろっているから見た目もすっきり、どこに何があるのかわかりやすく整理ができます。
ちなみに中は、このように収納してありました。
▲ラベルは左から①お弁当箱、②紙ナプキン・ジップロック、③パン作り、④水出しコーヒー・ドリップコーヒー。
そしてラベルが貼ってあるため、パッと見て中がわかるようになっています。
吊り戸棚に収納すると位置が高くなってしまい、中身の確認がしにくいもの。そのためラベリングしてあればとっても便利そう。
ファイルボックス
購入先:無印良品
商品名:ポリプロピレンファイルボックス(グレー)
調味料も、すべて吊り戸棚に収納。
holonさん:
「調理台の上には極力何も置かないようにしています。こうしておくとお掃除が楽。調味料を動かす手間が省け、容器に油汚れなどが付くことも防げます」
お塩やお砂糖など定番でよく使うものは、100円均一で購入した調味料入れ(写真の下段)に。
残量が一目でわかるよう、透明のものを選んでいるそうです。
そして取り出しやすよう、1番下の段に収納。
そのほかの調味料はというと、木製のケースにまとまっています。
こうして1つにして、必要な時だけ調理台にケースごと置いて使っているそうですよ。
調味料入れ(プラスチック製)
購入先:Seria(セリア)
調味料が入ったトレー(木製)
購入先:Seria(セリア)
不用意に汚さないために。キッチンツールも上の棚に収納。
キッチンツールも吊り戸棚の中にしまってありました。
holonさん:
「こちらも調味料と一緒で、調理台に何も置かないためです。必要になった時だけ取り出して使っています」
その他カトラリー類も、ケースにラベリングして収納。カトラリーに合う浅めの引き出しがなかったため、ここに入れているんだとか。
カトラリー入れ
購入先:無印良品
商品名:ポリプロピレン小物収納ボックス6段
収納のレイアウト、どうやって決めていますか?
holonさんのお宅の吊り戸棚は、両開きの棚が2箇所と、片開きの棚が1箇所の計3箇所。よく使うものとそうでないもので、棚の左右どちらにしまうか決めているそうですよ。
どこに何を入れているか、聞いてみました。
コンロ側の棚
【ラップ、カトラリー、ジップロック、キッチンツールなど】
コンロで使うキッチンツールは、一番近いこの位置に。また冷蔵庫にも近いため、ラップやジップロックなどの保存用品もここにありました。
真ん中の棚
【調味料、小麦粉など粉もの(ファイルボックスに収納)、コーヒー用品(ファイルボックスに収納)、バッドなど】
調理台の上にあたるこの場所には、調味料や小麦粉などが収納されています。その他琺瑯のバッドや、キッチンのちょっとした汚れを拭くためのティッシュなどもありました。
シンク側の棚
【オーブンペーパーなど、缶詰、お菓子の型、掃除用布巾など】
こちらの棚は主に「たまに使う物」が入っていました。例えばお菓子の調理で使うオーブンペーパーやワックスペーパー。そして食品でも保存がきき、使用頻度の低い缶詰などです。
どの棚も同じ収納グッズを使っているため、統一感がありすっきり。見ているだけで気持ちが良く、とても使いやすそうでした。
次の第2話では、キッチン下の引き出しの収納アイデアをご紹介します。
どうぞ楽しみに。
(つづく)
もくじ
holon
東京都在住。夫と1歳と5歳のお子さんを持つ4人家族で、ワーキングマザー。センスの良い北欧家具とシンプルで無駄のないインテリアの様子がinstagramで話題に。現在フォロワー数13万人以上の人気アカウント。整理整頓のコツやもの選びの視点を特集された書籍も販売中です。
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