【料理家さんの定番レシピ】常備菜の「塩なす」をつかった、味噌炒めのレシピ
編集スタッフ 津田
常備菜「塩なす」と
そのアレンジレシピをご紹介
シンプルな材料と簡単な手順で人気の、料理家・フルタヨウコさんに教わる定番レシピの連載です。
テーマは、なす・豚肉・ネギという定番食材をつかった「作り置きレシピ」。下味がついているので、そのまま焼くだけなどシンプルな調理法でも美味しく、ほかの料理へのアレンジが幅広いのも魅力です。
前回に引き続き、夏の定番食材・ナスを使った常備菜「塩なす」が主役。それをアレンジして大満足の一品にした味噌炒めのレシピもご紹介します。
「塩なす」の作り方
なす…お好きな量
塩…適量
水…適量
ヘタをとって縦半分にしたなすの切り口に、塩をまんべんなくもみこみ、密閉保存袋にいれ、水を茄子が埋まるくらいくわえて密閉させるように口を閉じる。冷蔵庫で4〜5日ほど保存できる。
「塩なす」をつかった、アレンジレシピ
材料(2人分)
塩なす…4切れ
ピーマン…2個
みりん…大さじ1
味噌…大さじ1
ごま油…大さじ1
作り方
[1]塩なす(4切れ)の水気をよくふきとって乱切りにする。ピーマン(2個)はヘタと種をとって乱切りにする。
[2]みりん(大さじ1)と味噌(大さじ1)をよく混ぜ合わせておく。
[3]フライパンにごま油(大さじ1)をいれて中火にかけ、なすを加えて表面がしっとりするまで炒める。
[4]3にピーマンをいれ、さっと表面にツヤが出るくらいに炒めたら、2の調味料を加え、汁気がほとんどなくなるまで炒める。
フルタさんの、ひと言アドバイス
△左が作りたて、右が冷蔵庫で3日保存したもの。何もせずに保存したときに比べると、あまり変色していない様子
フルタさん:
「なすを大きな袋でたっぷり買ったけど、すぐには全部を使い切れない……というときに、お試しください。
美味しくつくるコツは、買ってすぐの新鮮なうちに作ることと、切り口も皮のほうもまんべんなく塩をすりこむこと。美味しさが長持ちしますよ。
今回のレシピは、ごくシンプルに野菜炒めにしましたが、豚バラ肉や鶏もも肉も合います。お肉をひと口大に切って、一緒に炒めてください。お肉は茄子より前にいれて炒めると茄子にお肉の脂も染みて美味しいですよ」
※今回、登場したうつわなど:スタッフ私物
フルタヨウコ(料理家)
デザイン関係の企画編集、執筆、写真を手がける一方で、ケータリングを開始。オリジナルジャム制作の他に料理やイベント出店なども行う。現在はKURASHI&Trips JAM LABORATORYでのジャムプロデュースを務める。http://home-home.jp
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