【料理家さんの定番レシピ】旬のナスをおいしく食べきる!冷蔵庫に常備したい「塩なす」
編集スタッフ 津田
常備菜「塩なす」と
そのアレンジレシピをご紹介
シンプルな材料と簡単な手順で人気の、料理家・フルタヨウコさんに教わる定番レシピの連載です。
本日からは、なす・豚肉・ネギという定番食材をつかって作り置きできるレシピ9品が登場。下味がついているので、そのまま焼くだけなどシンプルな調理法でも美味しく、ほかの料理へのアレンジが幅広いのも魅力です。
まずは、夏の定番食材「なす」からスタートです。基本の「塩なす」と、それを使ったアレンジレシピを、3回にわたってご紹介していきます。
「塩なす」の作り方
なす…お好きな量
塩…適量
水…適量
ヘタをとって縦半分にしたなすの切り口に、塩をまんべんなくもみこみ、密閉保存袋にいれ、水を茄子が埋まるくらいくわえて密閉させるように口を閉じる。冷蔵庫で4〜5日ほど保存できる。
「塩なす」をつかった、アレンジレシピ
材料(2人分)
塩なす…3切れ
みょうが…1本
ポン酢…適量
作り方
[1]塩なす(3切れ)の水気をよくふきとり、乱切りにする。
[2]フライパンに1cmほど揚げ油をいれ、なすを加えてから中火にかけて揚げ、まんべんなく焼き色がついたら網の上などにとって油気をきる。
[3]揚げたなすを器に盛りつけ、ポン酢(適量)をまわしかける。
[4]お好みで千切りにしたみょうが(1本)をトッピングして完成。
フルタさんの、ひと言アドバイス
△揚げた塩なすにポン酢をかけた状態(手順3まで)でも常備菜に。ホーローなど保存容器に入れて2〜3日ほどは日持ちします。
フルタさん:
「なすを大きな袋でたっぷり買ったけど、すぐには全部を使い切れない……というときに、お試しください。
美味しくつくるコツは、買ってすぐの新鮮なうちに作ることと、切り口も皮のほうもまんべんなく塩をすりこむこと。美味しさが長持ちしますよ。
また、水に漬けておくことで、油を吸いにくくなりヘルシーに食べられます。水気をしっかり拭き取れば、揚げ油にいれたときにハネる心配もありませんので、ご安心を」
※今回、登場したうつわなど:ブラックパラティッシ(スープボウル)、伝統の色箸(漆黒)
フルタヨウコ(料理家)
デザイン関係の企画編集、執筆、写真を手がける一方で、ケータリングを開始。オリジナルジャム制作の他に料理やイベント出店なども行う。現在はKURASHI&Trips JAM LABORATORYでのジャムプロデュースを務める。http://home-home.jp
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