【瓶のなかの小さな庭】第4話:テラリウムの水やりやお手入れで、長く楽しむポイント3つ

ガラス瓶の中に多肉植物やエアプランツ、石や枝などを使って飾るテラリウムの育て方を、URBAN GREEN MAKERSの新田さんに教わりました。今回は、瓶で育てる植物のお手入れや維持の方法をお届けします。エアプランツへ水やりするときは霧吹きでミスティングが良いなど、具体的なコツをご紹介しています。他にもテラリウムの置き場所、枯らしたときやカビが生えたときのレスキュー方法など長く楽しめるポイントをお届け。スタッフが育てたときのリアルな質問にもお答えいただきましたよ!

編集スタッフ 田中

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全4話で、瓶のなかでグリーンを育てる「テラリウムの作り方」をお届けしています。

最終話の4話では、、作ったテラリウムのなかで植物を育てるときの疑問を解決していきます。水やりの頻度や方法、置き場所、元気がなくなってきたら?など、今回もURABAN GREEN MAKERSの新田さんに教わっています。

多肉植物などの成長の変化も楽しみのひとつ。ここでポイントをおさえれば、お世話もカンタンです!

 

きほんのお世話

[1] 水やりのタイミングは?

terrarium_73▲これはしっとりと湿っていて、まだ水をやるタイミングではないようです。

土の表面が白くなって、乾いてきたら、水やりのサイン」 と新田さん。

テラリウムの場合は、通常の鉢植えよりも湿度をたもてるので、水やりの周期が長くなるようです。

新田さん:
「夏は、週に2回程度、冬は水をあげすぎず、葉や茎の様子を確かめてから、土が湿るくらいでいいです。また、いちばん最下層の石が濡れたら、水やりしすぎなので乾かしてくださいね」

 

[2] 水やりの方法

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エアプランツに水やりをする場合は、瓶から取り出して霧吹きでミスティングすると良いそうです。瓶のなかでミスティングすると、ドライのものを湿らせてしまったり、ガラスを汚してしまいます。

多肉植物に水やりをする場合は、直接多肉に水がかからないようにするのがポイントだそう!

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[3] 直射日光があたる場所におくのはNG

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ガラス瓶に直射日光があたると、虫眼鏡の役割をして、瓶のなかの温度を高くしてしまうそう。だから、窓際や出窓などにおくのは避けましょう。カーテン越しの薄日があたるくらいが、ちょうどいいようです。

けれど、まったく光があたらないと植物が育たないため、夏は半日陰などに、冬は適度に光のはいる日なたが適しているそうですよ。

 

よくある質問Q&A スタッフが実際に育ててみました!

[Q] エアプランツにプクプク感がなくなってきて枯れそう。どうすれば?

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[A] 水が足りないので、いつものミスティングに加えて、水を張ったボウルなどに約4〜6時間、夜寝ている間中、漬けておきましょう。

「エアプランツは夕方から夜、水分を補給する性質なので、この間に給水させるといいですよ」と新田さん。つけておいたあとは、風通しのよい場所でしっかり乾かしてから、瓶のなかに戻しましょう。

 

[Q] 水を多くあげすぎた様子。排水できないからどうすればいい?

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[A] 晴れた日に瓶ごと外に出して、水分をとばしましょう。

どうしても心配して、水やりを頻繁にしてしまいがちです。そんなときは、ベランダなどに出して風通しのよい場所で、乾かすと良いそうです。また、あまりにも土が濡れていたら、小さく丸めたティッシュなどで水分を吸収するのも◎。

 

[Q] カビが生えちゃった!どうしたらいい?

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[A] カビの生えたものは取り除き、換気をしましょう。

原因は、水のあげすぎで湿度が高くなってしまったためなので、カビ部分の土は丸ごと除去し、エアプランツや装飾の流木やモスなどを取り出して、風のよく通る場所に置いて水分をとばすようにすると良いそうです。

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ガラス瓶のなかの、自分だけの小さな庭がかわいくてかわいくて、眺めているだけで癒されるテラリウムを作ることができました。

日の当たらない場所でも楽しめたり、拾ってきた思い出の貝殻が立派なアートになったり。グリーンの楽しみ方が、またひとつ増えたように思います。

ぜひ、まずはお家にある空き瓶で気軽にお試しいただけたら、うれしいです!

 

もくじ

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URBAN GREEN MAKERS 創案者・新田拓真

2015 年に『あなたが1つのキットを買うたびに、UGMから子供たちへ1本の木が贈られます。』というコンセプトで、URBAN GREEN MAKERSのテラリウムキットシリーズを発売開始。自身が、宮城県石巻市出身であり、地元を含めた被災地の生活環境を豊かに変えたいと思ったところからスタートした活動。ブランドを通して自然との関わりを感じてほしい。そしていずれは世界中をグリーンでいっぱいにしたいとグリーンアイテムを次々と展開中。現在、黒板ボードにプリザーブドモスを自由に貼り付けて楽しむアートキットが新発売された。全国の雑貨・アパレルショップで取り扱いをしている。http://www.ugm.tokyo/


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