【スタッフコラム】息子2歳。平常心を保つための工夫は「甘々作戦」?
編集スタッフ 齋藤
子ども用のチェストにはいつの間にかシールがアートのように
「感情のコントロールって、なんて難しいんだろう」。
そうなふうに、自分の感情と向き合う場面がここ数年で格段に増えました。おそらくそれは、子どもという存在があるから。
笑ったり、怒ったり、沈んだりといった感情が次から次へやってくる。これまで、こんなに気持ちが大忙しになることは無かったように思います。
我が家の長男は現在2歳。どこでも走り回り、車や電車が大好きな元気ボーイです。
元気が余ってアチャーという失敗や「おいおい!」となる行動も日々たくさん。
そんな中、どうしたら出来るだけ家族みんな笑顔でいられるだろう?それを考えてみたら「自分に甘々」にたどり着きました。
平常心を保つための工夫が「甘々作戦」
壁にかけたフレーム群に手が届くようになり、気づくとこの状態に。
自分がしたいことだけをやれる。そんな風に暮らすことは大抵難しい。でも我慢ばかりだと、いざという時の視野が狭くなったり、心の余裕もなくなって周囲に優しくなれない気がしてしまう……。
そこで、好物の甘いものやカフェオレは、気持ちに素直になって補給する。気になる本は読んでみる。好きな音楽だって、子どもと一緒に聴いてみる。子ども向けの番組も、一緒に真剣に観ちゃう(笑)。
そうやって「甘々」を意識したら、最近は「平常心(プラス時折ご機嫌)」を保てるようになりました。
甘々になったからといって、いつもご機嫌とはいかず。「平常心・冷静」になれるみたいなんです。
誰かに優しくできる、フラットに見るって難しい
子どもの鉄板飯は具沢山チャーハン!ご飯を食べないストレスも、鉄板をストックすることで激減。
毎日何かが起こるなかで、できる限り優しい気持ちでいたり、フラットな目で見届けることってこんなにも難しいんだ。そんなことを日々実感しています。
でも、自分に甘々を許してしまうことで気持ちに余白ができたことは確かなようで。
子どもとのやり取りの中にも、前向きで楽しい時間がグンと増えたように思います。
特集に気づかされることも。
動物モチーフの多い我が家。息子の食いつきも上々です。
当店の読みものから、子どもとの触れ合い方のヒントをもらうことも多いです。
最近は「その働きかたが知りたい/IKEA編」。第3話のスウェーデンの子育てについてお話しをうかがった回では「プランを決めないこと」や「子どもに選ばせる」といったヒントを。
「あの人の子育て/warmerwarmer編」ではお父さんお母さんそれぞれの得意分野が子育てにまるっと活きていて、凝り固まった頭をほぐしてくれました。
そして雑貨店「hal」の店主・後藤由紀子さんに会い行った「ショートヘアに変えたら」特集。自分と同じくらいの歳に出産を経験し、歳を朗らかに自分らしく重ねていらっしゃる後藤さんのお話を読み、未来がすごく楽しみになったのでした。
ハッピーに気持ちがまとまらないときは
と、いつもそんな風に平常心・フラット目線・時に上機嫌♪にいられたらいいのですが、そうはいきません(笑)
今わたしができるその時の対処法は、とにかく「引きずらないこと!」。
怒っても、次に深呼吸して、ハイ!おしまい。引き続きプリプリしたい気持ちをぐっと抑えて違うことをしたり、気分を変える。するといつの間にか気持ちが収まっていることが多いです。
まだまだ感情のコントロールに悩むことは多いけれど、寝る時にゴロゴロしながらみんなで笑えたら「最高!今日もよく頑張った!」と、ハードルは極力下げて……。
今はそれがイチバンかもしれない。そんな風に思っています。
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