編集スタッフ　奥村

夏の終わりに余りがちな、そうめん・そば。「七変化」のアイデアレシピを、料理家のフルタヨウコさんに伺っています。

今回は、残暑疲れの胃にやさしく、見た目にも楽しい「ツナと大根おろしのひと口そば」レシピです。

そばにオリーブオイルをからめることで、和風パスタのような食べ口に仕上がりました。

大皿に盛れば、食卓がパッと華やかに。おもてなしにもおすすめですよ。

 

材料（2人分）

そば…200g（2人分）
ツナ…1缶
大根…10cm
しそ…5〜6枚
オリーブオイル…大さじ2
しょうゆ…適量
七味唐辛子…適量

 

下準備

・大根は皮をむき、すりおろしてざるにあげ、軽く水切りをする
・しそは千切りにする

 

01：そばをゆでる

フルタさん：
「今回は『へぎそば』という海藻入りのおそばを使いました。お好きなそばでアレンジしてみてくださいね」

 

02：流水ですすぎ、しぼって水気を切る

フルタさん：
「そばもそうめんと同様に、茹で上がりを水ですすいだら、手で軽くしぼると水気がよく切れます。

今回は2人前でめんの量が多いので、ざるのふちにめんを押し付けるようにすると片手でもしぼりやすいですよ」

 

03:オリーブオイルを加えて和える

フルタさん：
「茹で上がっためんにオリーブオイルを回しかけ、なじませます。そばの下味でもあるので、全体に行きわたるようよく和えてください。

トングなどでめんを高く持ち上げながら混ぜると、からみやすいですよ」

 

04：ひと口サイズにくるっと丸める

フルタさん：
「盛り付けでは、めんをひと口大にまとめてお皿に並べてみましょう。

はじめにめんをひと口分、手の指に引っ掛けたら、その指を軸にして、もう片方の手でぐるぐるとめんを巻きつけます。

巻きつけ終わったところでお皿におき、軸にしていた指をスポッと抜けば、できあがり」

フルタさん：
「3の工程でオリーブオイルをしっかりからめておけば、めんが指にくっつかず、巻きやすいはず。

めんの真ん中にくぼみを作るように意識してみてください」

 

05：大根おろし、ツナ、しそをのせる

フルタさん：
「4で盛り付けたそばのくぼみ部分に、大根おろし、ツナ、しその順にトッピングして、できあがり。仕上げに好みで七味唐辛子をふってください」

 

06:しょうゆをかけて、召し上がれ

フルタさん：
「食べるときはトングやおはしで取り分けて、しょうゆを適量たらしてください。

ツナはノンオイルのものにすると、よりさっぱりした口当たりに。

そばの代わりにそうめんや、細いパスタを使ってもよく合います。

小分けにしてあるので、時間が経ってくっついてしまっても食べやすいですし、作る工程も食べ方も、いつもと違う楽しさがあるから、ホームパーティーにもおすすめです」

フルタヨウコ（料理家）

デザイン関係の企画編集、執筆、写真を手がける一方で、ケータリングを開始。オリジナルジャム制作の他に料理やイベント出店なども行う。現在はKURASHI&Trips JAM LABORATORYでのジャムプロデュースを務める。http://home-home.jp

 

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