【文字の少ない本屋】今月の一冊は、「迷子のススメ?」
商品プランナー 斉木
いらっしゃいませ。「文字の少ない本屋」へ、ようこそ。
この本屋では、毎月、わたしたちがいま読んでほしいと思う一冊をご紹介しています。
読みたいときにさっと手に取れるほど気軽だけど、読み終わったあとじんわりとこころに沁みてくる。
お届けするのは、そんな言葉と出逢えるたった16ページのリトルプレスです。
さて、今月の一冊は……?
最後に迷子になった日のことを、憶えていますか?
目の前のものを夢中で追いかけていただけなのに、気づいたらひとりぼっちになっていた、あの心細さ。
子どもだけでなく、オトナだって、迷子になります。そして、オトナの迷子は、ときに予期せぬプレゼントをもたらすことも。
今回ご紹介する1冊は、オトナのおしゃべりノオト「迷子のススメ?」。
実際にこの本を読んだ、年齢も性別も違うスタッフ3名のこころには、どんな言葉が響いたのでしょう。それぞれに気になった言葉を教えてもらいました。
−どんな仕事に臨むときも、自分の内側にはその裏テーマを持っていよう−
お客様係 上山(45歳・地図が読めない)
「大事なのは、自分独自のモノの見方や考え方を、どんな場面でも持ち続けること。それが個性となるのだから」
−迷ったとき、行くのは右でも左でもいいんだよ−
スタッフ 山根(31歳・迷宮には率先して入る)
「『絶対右だ!』とか『左には行きたくない』という気持ちのせいで、迷子になっていたことが僕にもあったなぁ」
−変わることも大事だけど、変わらないことも大事−
編集スタッフ 斉木(28歳・よく外国人に道を聞かれる)
「前に進むためには変わらなきゃと思い込んでいた、わたしの肩の力を抜いてくれました」
言葉との偶然の出逢いを求めて
これを知りたい!と、本腰を入れて開く本もいいけれど、偶然手に取った本の中で、その時の自分にぴったりな一言と出会えるのも、読書の楽しみのひとつです。
あなたのこころに響く、言葉との出逢いがありますように。
また来月、「文字の少ない本屋」でお待ちしております。
(本のより詳しい中身はこちらをご覧ください)
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