坂ノ途中　倉田

こんにちは！京都の八百屋『坂ノ途中』の倉田です。

坂ノ途中は、環境負荷の小さな農法で育てられた野菜そのものをお届けするだけでなく、野菜を使った加工品づくりにも取り組んでいます。

わたしたちが加工品づくりをはじめたのには理由があります。

今回のコラムでは、その背景と、商品のひとつ「ドライトマトのオイル漬け」のアレンジレシピをご紹介します！

 

野菜の「もったいない」を「おいしい」に。

形がいびつ、少し傷がある……といった見た目の理由や、旬の時期にたくさん収穫できても、売り切ることができない、という理由で捨てられてしまうこともある野菜。

農家さんが大切に育てた野菜がこれではもったいない！「おいしい」に加工して、長く楽しめるようにできないだろうか。

そんな思いで加工品づくりに取り組みはじめました。

 

旬のおいしさをぎゅっと閉じ込めた「ドライトマトのオイル漬け」が生まれました

そうしてこの夏生まれたのが、「ドライトマトのオイル漬け」。

食材の自然なおいしさをそのまま生かした加工品づくり行う京都の缶詰屋「カンナチュール」さんとのコラボ商品です。

いちばんおいしい時期のトマトの甘みとうまみを、ビンの中にぎゅぎゅっと閉じ込めました。トマトとにんにく、ローズマリーとオイルだけ、とてもリッチな仕上がりです。

そのまま食べてもおいしいですし、パスタやスープなどに使っても。簡単におしゃれな料理ができますよ。

 

ドライトマトが隠し味に！コクのある「肉じゃが」のレシピ

▲レシピは坂ノ途中soil キョードーの原田が考えました

ドライトマトの凝縮されたうまみを生かす、アレンジレシピをご紹介します。いつもの肉じゃがの雰囲気がちょっと変わりますよ。

材料3～4人分

ジャガイモ…500g
タマネギ…250g
糸こんにゃく（しらたきでも可）…100g
牛細切れ肉…150g
インゲン…50g
ドライトマトのオイル漬け…30g（オイルとトマト あわせて）
水…200ml
醤油…大3
酒…大3
砂糖…大2
みりん…大2

下準備

・牛肉は一口大にカット
・ジャガイモは皮をむいて大きめの一口大にカット
・タマネギは皮をむいてくし切り
・糸こんにゃくはさっと茹でてアクを取り、食べやすくカット
・インゲンはスジを取った後さっと熱湯で塩ゆでし、食べやすい長さに斜め切り

※ジャガイモは、煮崩れを防ぎたい場合は面取りをしてください

 

01：ドライトマトのオイル漬けを入れて熱し、材料を順番に炒める

鍋にドライトマトのオイル漬けを入れて熱する。

まず牛肉を炒め、色が変わったらジャガイモを入れて炒める。ジャガイモ全体に油が回ったら、糸こんにゃく、タマネギの順に入れて炒める。

 

02：調味料を加え、落とし蓋をして約15分、弱めの中火で煮る

水、酒、砂糖、みりんを加えて、落とし蓋をして10分位、弱めの中火で煮る。

ジャガイモがやわらかくなったら醤油を加えて5分ほど煮る。味をみて、たりなければ調味料(分量外)を足す。

 

03：火を止めてインゲンを入れて蓋をしめる

火を止めてインゲンを入れて蓋をしめる。余熱で味をしみこませたらできあがりです！

ドライトマトはこっくり甘めでお醤油味の煮物料理によく合います。うまみがあるので、肉じゃがにコクと奥深さをプラスしてくれますよ。

肉じゃがのほかにも、筑前煮やひじき煮、煮豚など、、煮物の隠し味にぜひちょっと加えてみてください（たくさん入れるとトマト味になってしまうので、入れすぎ注意です！）

 

▽坂ノ途中の初回限定「お試しセット」と一緒に、オイル漬けをご注文いただくと送料無料でお届けできます！

 

倉田優香

環境負荷の低い農業でつくられた野菜を全国へ届ける『坂ノ途中』の広報。1984年、福岡県生まれの32歳。もともとは電機メーカーでバイヤーとして働いていたが、2年ほど前に『坂ノ途中』へ転職。広報のほか、東京にある店舗「坂ノ途中soil ヨヨギ garage」、「坂ノ途中soil キョードー」を担当する。いちばん好きな野菜はナス。自己紹介はコチラ。

 

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