【BRAND NOTE】諦めるには早かった?本多さおりさんに聞く「隠れた収納スペース」の活用法
ライター 仲島ちひろ
今の「収納」に満足していますか?
日々尽きない、収納の悩み。いつでも人を呼べるようなすっきり暮らしが理想だけど、現実はなかなかそうもいきませんよね。
どんどん増えていく物、少ない収納スペース、整理整頓の手間。気になりつつも収納スペースには限りがあるし、「仕方ない」と諦めている人は多いのではないでしょうか。
でも、ちょっと待ってください!もしかすると、家の中には見逃しているデッドスペースがまだまだあるかもしれませんよ。
今回のBRAND NOTEは、全国で家具・インテリア雑貨を販売するニトリさんと一緒に、多くの読者さんが抱える「収納スペースの有効活用」について考えてみました。前後編の2回に分けてお届けします。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で制作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)
本多さおりさん流すっきり暮らしのコツは、ここにあり!
前編でご登場いただくのは、整理収納コンサルタントの本多さおりさん。今回は、ご自宅にお邪魔して収納のコツについてお話を伺いました。
まず目に入ったリビングはすっきりシンプルな印象。でも、物自体は決して少なくないのだとか。よほどこまめに整理整頓しているのかと思いきや……
本多さん:
「職業柄よく意外に思われますが、かなり面倒くさがりな性格なので、家事の手間は収納の工夫でできるだけ楽にしたいと思っています。例えば、子供のおもちゃ箱には移動式のキャスターをつけて、床掃除の手間を減らすなど工夫しています」
ちょっとした工夫で日々のストレスを減らすことができるのが、収納改善の醍醐味なのだそう。
「収納改善の一番の目的は、自分や家族が生活する上でいかに楽できるかどうか。そんなときおすすめしたいのが、隠れた “お宝収納スペース” を発見して活用してみること!」
どこのお宅でも、十分に活かしきれていないスキマ空間や、見落としている空間があるもの。そこも一つの収納空間と考えることで、可能性が広がるはずです。
見逃していたかも?
隠れた収納スペースの活用法
特に物が増えがちな、クローゼット、キッチン、洗面所。多くの人が「収納が足りない」と感じている場所に分けて、デッドスペースの活用法を教えていただきました。
使用するのは、本多さんが選んだニトリの商品。目からウロコな工夫が随所に隠されていました。
クローゼット × つっぱり棒
「ポールの奥にも、すき間がありました」
シーズンや趣味嗜好が変わるごとに増えていく服や小物。特に、冬物のコートなどかさばる衣類には頭を悩まされますよね。
そこで本多さんがおすすめするのが、つっぱり棒の活用です。
▲極太つっぱりポール[伸縮式、70〜200cm]740~833円(税別)
本多さん:
「クローゼットの備え付けポールの奥をのぞいてみてください。ここにも、すき間があるはずです。
実は、ここも隠れた “お宝収納スペース” 。
平行に1本つっぱり棒を通し、手前には今の時季に着る服を、奥にオフシーズンの衣類をかけていますよ」
これで吊るしの収納スペースが拡張されます。取り出しにくさはありますが、オフシーズンのものなら問題ありません。
手前にかけた服とぶつからないように、ハンガーは首が回るもの&平たいものがベストです。厚手のコートを3〜4枚かけておけるだけで収納効率は大分よくなりますね。
サイドの壁は、小物収納にぴったり
▲つっぱりポール[伸縮式、25〜200cm]185~537円(税別)
本多さんは、クローゼットのサイドスペースも上手に利用していました。
本多さん:
「備え付けのポールと垂直につっぱり棒を設置して、ストールやショルダーバッグ、ベルトなど “長さのある小物類” を収納しています」
これなら服を着替えるのと一緒にサッと取り出せて便利。反対側も同じようにつっぱり棒を設置すれば、さらに多くの小物を収納することができます。
キッチン戸棚 × ウォールシェルフ
「戸棚の高さ、持て余していませんか?」
続いてはキッチン。
食器や調理道具など物がごちゃつきがちな場所ですよね。また、手際よく作業するためには出し入れのしやすさやスムーズに作業できる導線設計も重要です。
▲ウォールシェルフHS 幅30〜60cm(WH)370〜740円(税別)
見せていただいたのは、食器が収納された吊り戸棚。
もともとは上下に仕切られた2段のつくりですが、下段にコの字型ラックをプラスすれば、さらに空間を活かすことが可能に!
でも実はこのラック、本来は壁に設置するためのウォールシェルフなんです。
なぜあえてこれを選んだのか、本多さんに伺いました。
本多さおりさん:
「キッチン用のコの字型ラックも売られていますが、食器を置くには、もっと幅広で頑丈なものが欲しいと思っていました。
それで、ニトリのリビングコーナーでふと目に入ったのがこのシェルフ。横幅が長くて、ちょうどいい高さ。それに木製だから強度もバッチリ。これは我が家の食器棚にぴったりなんじゃないかって」
ステンレスラック × バスケット
「スチールラックに新たな収納スペースを」
キッチン収納の定番でもある、ステンレスラック。
本多さんのご自宅では、よく使うお茶碗などの食器類をはじめ、ストック食品や電子レンジなど調理家電が配置されています。
▲フック付き吊り戸棚バスケット[サイズ:32.5×29.5×20.5cm]761円(税別)
ここで登場するのが、ニトリのフック付きバスケット。
本多さん:
「本来はシンク上の吊り戸棚にかけるためのものですが、私はステンレスラックに設置して収納スペースを拡大しました。
ちなみにラックの下は掃除グッズのスペース。ゴミ箱と掃除機が台所にあるので、掃除する時の導線を考えてバスケットには掃除機のバッテリーや床拭きシートの替えを入れています。
バスケットの後ろには付属のフックを。そこには雑巾を掛けているんですけど、フックに幅があるから洗った雑巾も乾きやすいんです」
洗面ドア × ドアハンガー
「部屋干しのスペース、ここにもあります」
▲ドアハンガー ロッドNM[サイズ:47×31×13cm]1,380円(税別)
ドアもアイデア次第で収納スペースに。
本多さんは取り外し可能なドアハンガーをつけて、雨の日の部屋干しにも活用しているそう。
本多さん:
「奥行きがあるタイプなら、ピンチハンガーをかけることもできますよ。ドアの上部なら目につきにくいので、我が家は普段からハンガーをかけっぱなしにしています」
▲タオルかけにも。お風呂上がりもそのまま干しておけますね。
固定概念にとらわれない。収納は自由な発想で
ちょっとした工夫でグンと広がる収納空間。よく見渡してみると、私たちの家にもまだうまく活用できていないデッドスペースがあるかもしれません。
意外なスペースと、意外なグッズの活用法。本多さんが教えてくれたアイデアは、どれも枠にとらわれない自由な発想から生まれています。
本多さん:
「吊り戸棚バスケットだから吊り戸棚にしか使えないわけじゃない。収納場所も物選びも、もっと自由でいいんです。
キッチン用品はキッチンコーナーへ…という固定概念を一度捨てて、柔軟な頭でニトリの店舗を回ってみると、意外なところで『お宝』が見つかるかもしれません」
色んな使い方ができると思えば、引っ越ししたり模様替えをしたり住まいの形が変化しても「今度はこう使ってみようかな」と上手に使い回しができそう。
暮らしは日々変わるもの。その変化に対応できる物選びも、ムダのないすっきり暮らしの秘訣といえそうです。
さて後編は、ニトリを愛用するスタッフ3名の自宅に訪問!次回はそれぞれが普段から実践している、デッドスペースの活用術をご紹介します。
(つづく)
【写真】有賀傑
【編集協力】RIDE MEDIA & DESIGN
もくじ
本多さおり
その人の暮らしや性格を重視し、片付けが続くための収納方法を提案する整理収納コンサルタント。自宅の収納術や一般宅での整理収納サービスの実例、暮らしのあれこれを綴ったブログ「片付けたくなる部屋づくり」も人気。http://hondasaori.com/
ライター 仲島ちひろ
RIDE MEDIA&DESIGN株式会社所属の編集者、ライター。出版社勤務を経て、現在は企業のオウンドメディアやWEBサイトの制作ディレクション、女性クリエイターのためのライフスタイルマガジン「箱庭」のエディターとしても活動中。趣味は、本屋巡りとはしご酒。
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