【BRAND NOTE】暮らしの「ヒント」が見つかる?ずっと抱えていた悩みをもって、東急ハンズを訪ねました。
編集スタッフ 奥村
お店に行けば、悩みのヒントが見つかるの?
DIYのお店だと思っていた東急ハンズ。けれど今、「石けん」や「スーツケース」など、私たちの暮らしにも身近な商品がオリジナルで作られ、人気を博しているといいます。
その背景には、お客さまと一緒に悩みのヒントを探す、店頭スタッフの存在があるのだそう。
そこで今回は、わたし奥村が実際に東急ハンズの店頭へ。ずっと抱えていた悩みの、ヒントを探しに行ってきました。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で製作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)
なかなか始められなかった、靴のお手入れ
▲5年間放置していた革靴。ヒビ割れやパサつきが目立ちます
暮らしの悩みを考えたとき、わたし奥村が真っ先に思い浮かべたもの。それは5年前に買ったまま、一度もお手入れできていない革靴のことです。
インターネットでやり方を調べたことはあるものの、自分にぴったりな方法がわからない上、必要な道具も多くて費用がかさみそう。始める前からハードルが高くて、後回しにしてしまっていました。
こんなわたしが、靴のお手入れと向き合うには? そのヒントを探すため、今回は東急ハンズ新宿店の6F・シューケア用品のフロアを訪ねました。
革靴との向き合い方、教えてください!
応対してくれたのは、シューケア用品担当の藤田さん。東急ハンズで20年以上シューケア売り場に携わる、ベテランのスタッフです。
店頭ではお手入れに悩む靴を持っていけば、より具体的な相談にのってもらえるといいます。
そこで今回は、わたし奥村も靴を持ってお店へ。藤田さんに、今さら聞けない素朴なギモンをぶつけてみました。
ここが知りたい!
シューケアの素朴なギモン
「お手入れどき」のサインって?
スタッフ奥村:
「この革靴、じつは5年もお手入れしていないんです。本当はどのタイミングでお手入れするのがベストなんでしょうか?」
藤田さん:
「革の表面を触ってみて、カサついているなと感じたらお手入れどきです。
シューケアは、肌のお手入れと考え方が似ています。乾燥しているなと思ったら、潤いが足りなくなっている証拠。
特に靴の先端、つま先の部分がカサつきやすいので、履くたびに触って状態をチェックするといいですよ」
いちばんシンプルなお手入れ方法は?
スタッフ奥村:
「インターネットで調べると、色々と複雑なお手入れ方法が出てきてハードルが高く感じていました。『これさえしておけば』という、いちばんシンプルな方法はなんでしょうか?」
藤田さん:
「シューケアは複雑と思われがちですが、基本はたった3ステップなんです」
藤田さん:
「はじめに汚れ落とし。
靴の表面に柔らかい馬毛のブラシをかけてホコリをはらい、靴の汚れ落としに使う『リムーバー』で、汚れや以前に塗ったクリームを落とします。
これは『クレンジング』と一緒。革をすっぴんの状態に戻す作業ですね」
藤田さん:
「汚れが落ちたところで、クリームを塗ります。
靴クリームを革全体にブラシで塗り、スレや乾燥が気になる部分には特に念入りになじませましょう」
藤田さん:
「最後に豚毛のブラシと化繊の布で、クリームが染み込むように表面を磨けばできあがりです」
はじめにクレンジングで汚れを落としてからクリームを塗っていく工程も、肌のお手入れと同じ。そう思うとグッと身近に感じられました。
「これさえあれば」のマストアイテムは?
藤田さん:
「お手入れの基本は、ブラシです。革の汚れを落とすもの、クリームを塗るもの、仕上げに使うもの。3本のブラシがあれば十分ですよ」
スタッフ奥村:
「靴は布で磨くものというイメージがあったのですが、ブラシの方がいいんですか?」
藤田さん:
「たとえばクリームを擦り込むとき、布を使うと布自体にクリームが染み込むから、余計にクリームが必要になってしまいます」
藤田さん:
「その点、ブラシなら少量でも均等にクリームをなじませることができるんです。片足につきコーヒー豆1粒大のクリームで十分だから、コストパフォーマンスもいいんですよ」
道具選びのポイントは?
スタッフ奥村:
「お店に行くたび難しそうに感じていたのが、靴用クリームの色選びでした。こんなにたくさんある中で、選ぶコツはありますか?」
藤田さん:
「基本は、靴の色に近いものを選ぶのがおすすめです。特に茶色い靴用のクリームは、微妙な色の違いに応じて売り場に60種類以上あるので、実際に靴を持って来て、照らし合わせてみるのがいいですね。
選んだ色は、1年後にはより濃い色味になります。『こんな色にしたい』という希望を店頭で聞ければ、色選びのご相談にものれますよ」
お手入れ道具一式でいくらかかるの?
藤田さん:
「ブラシはどれも500円前後から買うことができます。靴用クリームとリムーバーも、それぞれ約1000円ほど。
最後に使うクロス(写真中央上)は化繊の布であればokなので、いらなくなったストッキングでも代用できます。
シューケアアイテムって高いイメージを持たれがちですが、じつはすごくリーズナブルなんですよ。コストパフォーマンスも良いので、一度買えば長く使えるのも魅力です」
店頭には靴を磨けるスペースがあり、試供品も多くそろうので、気になった商品は実際に試してみることができるといいます。
藤田さん:
「できるだけ安価におさえたいとか、コストパフォーマンスのよい道具がいいとか、店頭で詳しい希望が聞ければご案内もしやすくなります。
値段のことはすこし聞きづらいかもしれないですが、気兼ねなく相談してくださいね」
それでもハードルが高いと感じたら
スタッフ奥村:
「お手入れは思った以上にカンタンだったし、道具もお手ごろな値段でそろえられると知って嬉しいです! でも、やっぱり私にも続けられるか不安な思いもあるのですが……」
藤田さん:
「3ステップの手順を、毎回完ペキにこなそうと思わなくても大丈夫です。時間のないときは、汚れ落としの工程はスキップして、靴の先端にシュークリームをちょこっと塗ってあげるだけでも変わりますよ」
藤田さん:
「売り場でよくお客さまにお伝えしているのは、『靴は先っぽが大事』だということ。つま先にツヤがあるだけで、靴の見栄えは変わるんです。
『全部をキレイにしなきゃ』と気負わずに、できるだけカンタンにできる方法を探しましょう。
店頭で相談してもらえれば、そんなコツや近道だってお伝えできます」
店頭で磨けば、きっとわかる楽しさ
こうして靴磨きが終わり、ピカピカに生まれ変わったわたし奥村の靴。すると、「実際に履いてみませんか?」と藤田さん。売り場にある大きな鏡の前へ案内してくれました。
藤田さん:
「靴を磨いた後は、手に取るだけじゃなく、お客さまに実際に履いた姿を鏡で見てもらっています。
こうすると、自分の靴が周囲からどう見えているか、客観的にわかりますよね。『磨こう』というモチベーションも上がってきませんか?」
「自分以外の人には靴がどう見えているのか」。これは新鮮な視点でした。
鏡に映る見ちがえた靴の姿はとっても魅力的で、わたし奥村も「このピカピカを維持したい!」と自然と思えるように。今までにはなかった「お手入れ熱」が高まるのを感じました。
▲店頭に飾られたサンプル靴は、すべて藤田さんが磨いた自前の靴なのだとか
藤田さん:
「ピカピカに磨かれた革靴って、見ているだけでワクワクしませんか?
売り場にくるお客さまも、実際に磨いてみてはじめて、シューケアの楽しさに気づくことが多いんです。
そのワクワクを体感してもらえるのは、店頭でしかできないこと。だから、まずは悩みのタネの靴を持って、気軽に相談にきてほしいですね」
見つかったのは、わたしにフィットする方法でした
今回お店に行ってみるまで、正直なところヒントが見つかるのか半信半疑な気持ちでいたわたし奥村。
「正しい靴の磨き方」を教えてもらえても、めんどうくさがりな自分に続けられるかはまた別の話。自信がありませんでした。
けれどお店で藤田さんが教えてくれたのは、「正解の方法」だけじゃない。予算も手間も出来るだけおさえて、いまの自分がムリなく実践できる「わたしにフィットする方法」でした。
それは、インターネットでいくら探しても見つからなかった答え。店頭で相談にのってくれる店員さんがいたからこそ、気負わずに革靴と向き合う「ヒント」が見つけられたように思います。
いま、暮らしの中にある小さな悩みごと。それを解決するための方法は、いくつかあるかもしれません。では、あなたにフィットする「正解」はなんでしょう?
店頭で待つ東急ハンズのスタッフは、きっと一緒に答え探しをしてくれるはずです。
(おわり)
▼暮らしのヒントが見つかる、東急ハンズの読みものはこちら
【写真】鈴木静華
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