【僕のおやつ日記】遠い昔のおやつの記憶。はじまりは数千年前?
OYATSUYA SUN 梅澤
おやつは、なくても困らないけど、あったら嬉しいもの。
3度の食事とは違って、食べなくても生きていくことができる。
でも僕は、おやつのような、「なくても困らない、必需品ではないもの」こそが、人生を楽しくしてくれると思っています。
この連載では、そんな僕にとってのおやつの話を書き綴っていきます。
こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。
本日からコラムがリニューアルしました!その名も、「僕のおやつ日記」。
これまでのコラムでは、グラノーラや僕の日常のことを中心にお届けしてきましたが、リニューアルを機に改めて「おやつの原点」に立ち返ってみようと思います。
人生において、「おやつ」的な存在のものがどんな風に暮らしを支えているのか。
僕なりの目線で書いていきますので、どうぞよろしくお願いします。
初回のコラムは、すこし昔のことについて。
小学生の頃、歴史の授業が好きでした。
家にある百科事典や歴史の本をよく読んでいたので、物語を読むような感覚で勉強していたんだと思います。
そんな歴史好きが高じて、ある年の夏休みに縄文時代をテーマにした展示を見に、博物館へ連れて行ってもらいました。
展示の中段、ガラス張りのブースの中に、石を使ってドングリを粉々にし、卵と木の実を混ぜてクッキーを作っている縄文人の模型が。
「昔の人もおやつをつくって食べていたんだ!」と興奮したことを今でも覚えています。
食料を得るのも命がけだった時代に、おやつをつくって食べていた、ということが幼心にとにかく印象に残っていて、人間はそんなに昔からおやつが好きだったんだな、と今でも強烈な思い出です。
大人になってから詳しく調べて見たところ、狩りに行くチームと家で留守を守っているチームに別れていたようで、居残り組が土器を焼くついでに余熱でクッキーを焼いていたようでした。
狩りのチームが帰ってきて、食事の準備をしている合間に、そのクッキーをつまんだのかなあ。
そう思うと、何千年前も今も、人間の根幹にあるものってそんなに変わらないのかもしれないですね。
ちなみにこの縄文クッキー。その後、体験実習で食用どんぐりを使って実際に作って食べてみたところ、そんなにおいしいものではありませんでした(笑)
それでも、クッキーを作って食べていた痕跡がたくさん残っているところをみると、彼らにとって「おやつ」が大切なものだったことがよくわかります。
主役じゃないかもしれないけど、そばにあったら嬉しいもの。僕にとってもおやつはそんな存在です。
さて、本日のおやつの話はこれでお終い。
リニューアル第一回目、ご覧いただきありがとうございました!
次回もどうぞお楽しみに。
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