【バイヤーのコラム】MDグループに新しく加った森下です!
バイヤー 森下
はじめまして!新しくMDチームに加わりました、バイヤーの森下です。
今年の1月に入社して早3ヶ月…4ヶ月目に突入しました!今はトップページの更新や発注・在庫調整、そして商品の仕入れを担当しています。
今回は初めてのコラムなので、入社の経緯と私自身についてお話しようと思います。
子どもが好き!でも、いつのまにか考えることは「お母さん」のこと
前職では世界各国の育児用品を日本に仕入れる仕事をしていました。
そこで見てきたのは、我が子のために一生懸命な「お母さん」たち。
手伝ってくれるおばあちゃんからの知恵をもらう上に、ネットで先輩ママたちからの情報がたくさん手に入れるため、情報の取捨選択が大変。何もかもが初めてなことばかりなのに何が正解なのかわからず、
「あー、うちの子はこれができない」
「私の育て方がいけなかったのかな?」
と、他の子どもと比べて先の見えない不安に襲われて自分を責めてしまう人がたくさんいました。でも何かのきっかけで気持ちを落ち着かせてから子どもと接すると、
「なーんだこんなことで悩んでいたのか!」
と、我に返っていつもより少し子どもに優しくできたり、顔がパッ!と明るくなっていくお母さんも何人も見てきました。
▲子どもだけではなく、大人も全力ではしゃげるアウトドアが大好きです!
必要なのは日常の中のちょっとしたきっかけ。
きっかけさえあれば誰でもポジティブに変えられるのに、忙しい毎日の中ではなかなか見つけられないもの。
世の中のお母さんだけに限らず、もっと多くの人が毎日の暮らしの中で自然体でいれるきっかけ作りがしたい!という想いが高まり、クラシコムへの転職を決意しました。
性格が180度変わった、私の原点
小学生のころ、父の仕事の関係で約3年間アメリカに住んでいました。ABCもわからないまま現地校へ入学した私は、右も左もわからず半べそをかきながら通っていました。
もともと内気だった私は「自分の意見を人に伝える」ことが大の苦手。ましてや英語だとなおのこと。いつのまにか友達の輪に入れず、一人で過ごすことが多くなりました。
「私はこう思っているけれど、英語ができないから伝わらない」
「他の子は英語が話せるから、みんなとも仲良くできている。なのに私だけ」
「…どうせ私なんて」
と、できないことを盾に負のループをグルグルとしながら落ち込む日々。そんな私の姿を見た当時の担任の先生から、ある日こう言われました。
「自分の気持ちは自分の口で言わなければ伝わらないよ、伝えることは怖くない。
できないならできないと自分で認めて、その後どう行動するかよ。助けを待っていてはダメ」
そうか、自分から行動しない限りなにも変わらない。今の私にできることから頑張ればいいんだ、と受け止めた記憶があります。
先生の口調は厳しかったけれど、どこか優しさを感じたこの言葉が私の性格を180度変えました。
それからは自分を表現することへの抵抗がなくなり、周りとも溶け込めるように。自分が変われば周りも違って見えると小さいながらに学んだ貴重な経験でした。
▲これを頑張って読む!と決めて辞書を引きながら読んだ本。今でも手放せないでいます。
一人暮らしで見つけた、自分のスタイル
▲昔住んでいた家の一部。北向きで光は入らないし、湿気対策も大変でしたが、その中でどう暮らしやすくするかを考えるのが楽しかったです。
社会人になって一人暮らしを始めてから、家の中を眺めることが好きになりました。気に入ったものを少しずつ集めることで、家そのものが私のパーソナリティーを表わしているように見えてどんどん愛着が湧きます。
友達や知り合いの家に行ってヒントをもらうことも。その人が昔から大切にしているものや、こだわっている部分を見ると、その人のことをもっと深く知れたような気がします。
仕事で疲れて帰ってきても、家の中をみるとどこか緊張をほぐしてくれたり、また頑張ろうと思えたり。そんな「我が家」を徐々に作りあげていくことが今でも私の暮らしの楽しみです。
色んな人の暮らしを見るから、自分の身の丈に合ったスタイルが見つけられる。
暮らしにも正解がない。正解がないからこそ、自分のスタイルを築いていけるのかな、なんて思っています。
「北欧、暮らしの道具店」は色んな暮らしの選択肢をくれる場所のひとつでした。展開されている商品や楽しい記事から発信されるたくさんのワクワクが、毎日の励みになったり、私のスタイルというものを整理するきっかけにもなっていました。
▲先々週まで満開だった桜の海。頑張れ〜!と見守ってくれているような気がしました♪
だからこそ今度は私が「そうそう、こういうの欲しかった〜!」「これがあるから、今日も頑張れる!」というものをみなさんにお届けできるように頑張りたいと思います!
これからどうぞよろしくお願いします!
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