【気がきくサラダ】第3話:特別感がうれしい!ミキサーいらずの「ポタージュサラダ」
編集スタッフ 奥村
いつもの「かぼちゃサラダ」にマンネリを感じたら
いつものサラダとひと味違う「気がきくサラダ」の作り方を、料理家の星谷菜々さんに全3話で教わっています。
甘みがあって子どもも食べやすいかぼちゃサラダ。でも「定番」すぎて、マンネリを感じるときもありますよね。
今回は気分を変えたいときにぴったりの、サプライズ感のある「ポタージュサラダ」をご紹介します。
ポタージュなのに、ミキサーいらずでできる簡単レシピ! いつもの「かぼちゃサラダ」と変わらない手間で作れます♪
ミキサーいらずでカンタン♪
特別感のある「ポタージュサラダ」
材料(2人分)
かぼちゃ(皮と綿を除いて)…250g
玉ねぎ…1/4個
豆乳…200ml
(あれば)ローリエ…1/2枚
オリーブ油…小さじ2
塩こしょう、オリーブ油…適量
ベビーリーフなどの葉野菜…適量
※お好みで、仕上げにエディブルフラワー、チリパウダーをトッピングしても
作り方
1.かぼちゃを一口大に、玉ねぎをみじん切りにする
かぼちゃは一口大に切り、皮の部分を取り除きます。玉ねぎはみじん切りにします。
2.玉ねぎ、かぼちゃの順に炒める
鍋にオリーブ油を熱し、刻んだ玉ねぎ、塩小さじ1/4(分量外)を加えて炒めます。玉ねぎが透き通ってきたら、かぼちゃとローリエを加えて。鍋の蓋を閉じ、弱火で蒸らしながら炒めます。
▲蒸らすことで野菜の甘みが引き立ちます。焦げ付かないよう、時々蓋を開けてかき混ぜて
3.水を加え、20分煮てからマッシュする
表面がくったりしてきたら、かぼちゃの表面がうっすらのぞくくらいまで水(分量外)を加え、蓋をして弱火で20分コトコト煮ます。
柔らかくなったら、泡立て器でマッシュします。
4.豆乳を加えて混ぜ、器によそって葉野菜を散らす
豆乳を加え、なめらかになるまでかき混ぜます。粗熱がとれたら、塩、こしょうとオリーブ油で味をととのえて。
器によそい、ベビーリーフなどの葉野菜を上からのせれば出来上がり。好みでエディブルフラワーやチリパウダーを散らせば、より華やかになります。
見た目はスープのようですが、口に入れるとまさに「サラダ」。とろりとしたポタージュとシャキシャキした葉野菜の食感は、新感覚です!
星谷さん:
「ミキサーを使わずに泡立て器でつぶすので、ほどよい粒感が残ってサラダらしい食感に仕上がります。
かぼちゃ以外に、じゃがいもやさつまいもで作るのもおすすめですよ。
上にのせる葉野菜は、サラダほうれんそうやクレソンにしても。ポタージュに絡めながら食べると、葉野菜の苦味もまろやかになります」
野菜が主役の一皿は、みんな「サラダ」です
全3話で、既存のサラダのイメージとはひと味違う「気がきく」レシピを教えていただいた今回。
では、星谷さんにとっての「サラダ」とは、一体どんなものなのでしょうか?
星谷さん:
「どんな料理も、野菜がメインなら『サラダ』だと思っています。
以前スウェーデンに行ったとき、葉野菜とナッツをすり潰したペーストが『サラダ』と呼ばれていて。パンにつけて食べたら、それがすごくおいしかったんです。
そのとき、野菜をおいしく食べる方法に、ルールはないんだと気がついて。サラダはすごく自由な料理だと考えるようになりました」
野菜をおいしく食べられたら、それがサラダ。そんな星谷さんの考え方は、とても新鮮なものでした。
「栄養摂取のため」にという義務感でサラダを作っていた今まで、思えばわたしは「おいしく食べる」ことを後回しにしてしまっていたように思います。
生野菜がないとダメ、凝ったドレッシングがないとダメ……そんな風に「サラダのルール」を決め込んで、ハードルを上げていたのは、じつはわたし自身だったのかもしれません。
今日冷蔵庫にある野菜で、じゅうぶんおいしい「サラダ」ができる。そう思えたら、サラダ作りがもっと楽しくなりそうです。
(おわり)
【写真】濱津和貴
もくじ
星谷菜々
女性誌を中心に家庭料理やお菓子のレシピを提案。都内にあるアトリエ「apron room」にて毎月料理教室やイベントを主宰。詳細はインスタグラム(@
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