【水曜日は鶏むね料理】第1話:お手頃で便利!時短につながる鶏むね肉の冷凍方法

鶏肉を冷凍保存しておけば、毎日の料理も火が通っているためとっても簡単に。さらにゆで汁もスープとして使えるため、無駄もありません。今回は知っておくと便利な冷凍保存法をご紹介します。メインの食材がもう用意してあって、さらにレシピも決まっていれば、リラックスしたい日をもっと気持ちよく過ごせるかもしれません。

編集スタッフ 齋藤

週まんなか、素材が決まっているだけでちょっとラクかも!

水曜日は、週のまんなか。

折り返しなんだから頑張ろうと気分を持ち上げることもできるけれど、私にとっては後半戦を乗り切るために、ぜひとも余力を残したい日です。そんなリラックスして過ごしたい水曜の帰り道は、つい考える作業をたいへんに感じてしまって。

例えばお夕飯の献立。

献立と一言でいっても、メニューだけではなく、経済的なことやその日の気分、一緒に暮らす人の好みも考え、バランスがとれた方がいい。

あれもこれもと考えていたら、結局頭の中がまとまらなくなって、スーパーで「何を買えばいいかわからなーい!」なんて経験をしたことも。

そんな時、メインの食材がもう用意してあって、さらにレシピも決まっていれば……。

リラックスしたい日を、もっと気持ちよく過ごせるかもしれません。

 

夕飯づくりの時短につながる、鶏むね肉の冷凍方法

そんな水曜日にちょうどいい食材は?と考えたとき、ぽんっと頭に浮かんだのが鶏肉でした。どのスーパーでも売っていて、そしていつでもお手頃な食材。

淡白な味だから、調理の仕方次第で気分に合ったさっぱり味にもこってり味にも変化してくれるのもうれしいポイントです。

今回はそんな鶏肉の中でも、手に入りやすいむね肉をメインの食材にしたレシピを4品と、知っておくと便利な冷凍保存法をご紹介します。

レシピを教わるのは、料理家・瀬戸口しおりさん。お母さんでもある瀬戸口さんのレシピは、おいしくて栄養満点。そして時間をかけず、すごくカンタンに作れます。

しっかりボリュームもあるので、お夕飯は鶏むね料理1品と、お味噌汁とご飯で十分かもしれません!

第1話でご紹介するのは、平日夜の時短につながる、ゆでた鶏むね肉を冷凍保存する方法。

4食分をいっぺんに用意しておけば、1回の買い物でひと月分の水曜日の献立が決まりです。

 


カンタン・おいしい・便利!
冷凍保存の方法


これからご紹介するのは、鶏むね肉を下ゆでしてから冷凍する方法。

火が通っているため、料理の際は時短につながってとっても便利。さらにゆで汁もスープとして使えるため、無駄もありません。

冷凍までの下準備も、カンタンですよ。

 

材料(2人×4食分)

鶏むね肉(300g)…4枚
ネギの青いところ…1本分
しょうが…ひとかけ(適当なサイズにカットしてください)

塩…小さじ1
酒…30ml
酢…小さじ1/2
水…500~600ml

その他に、ジップロック4枚と、蓋がしまるお鍋を1つ用意してくださいね。

 

1.材料すべてを鍋に入れる

瀬戸口さん:
「鶏むね肉は、皮を上にしておきましょう。水の量はむね肉の表面が出るくらいに。

沸騰したら、アクを取り、弱火にして、鍋のフタをしめます。そして15分蒸し煮にします」

 

2.むね肉をひっくり返す

瀬戸口さん:
「今度は皮が下にくるようにひっくり返します。まだ鶏肉が生っぽいようだったら、さらに3~5分ほど蒸し煮にします。

お鍋が小さくて鶏肉が重なってしまう時は、火にかけている途中で2、3回返して、全体に火を通すようにしてください」

▲全体に火が通ったところ

瀬戸口さん:
「竹串でさしてみて、透明な汁が出てきたら出来上がりです」

瀬戸口さん:
「全体に火が通ったら、火を止めます。そしてフタをしたままさらに余熱で火を通しながら、粗熱がとれるまで待ちます」

 

3.むね肉を冷凍保存しよう

瀬戸口さん:
「ゆで汁も保存しておいて後日使うため、ジップロックに入れて冷凍します。

4枚あったうち、2枚はそのままジップロックに入れて保存。そして残る2枚は、食べやすい大きさにほぐします」

瀬戸口さん:
「まず皮をはいだら、手で割いていきます。こうしておけば、調理の際の手間も省けますよ。

割いたものは1枚分のみジップロックに入れて冷凍保存。そして残り1枚分は、調理した日においしくいただきます。

冷凍した鶏むね肉を使いたい日は、朝のうちに冷蔵庫に移しておけば、夜には丁度良い状態になりますよ」

 

さっそく作ったのは、色鮮やかなビビンバ風そうめん!

さて、ほぐした鶏むね肉を使ってさっそく作っていただいたのが、ビビンバ風そうめんです。

トッピングの具材も炒るだけ、切るだけととってもカンタン。その上タレがこってりとしているので、そうめんとはいえ十分な食べ応えでした。

次回はこちらのレシピをご紹介します。

(つづく)

【写真】鈴木静華


もくじ

瀬戸口しおり

料理家・高山なおみさんのアシスタントを経て独立。著書に『わたしの作りおきおかず』(アスペクト)、共著に『大切な人はきっと喜ぶ もてなし&持ちよりレシピ』など多数。


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