【新米って、おいしい。】第2話:朝からおかわりしたくなる、5分でお手軽「のっけめし」

ライター 片田理恵

新米の季節がやってきました。今しか味わえないそのおいしさを存分に堪能すべく、お米農家 やまざきの山﨑宏(ひろし)さん・瑞弥(みずや)さん夫妻に、新米ならではの食べ方・楽しみ方を伺っています。

第1話で教えていただいた基本の炊飯をもとに、第2話~4話では山﨑家の定番メニューが続々登場。今回は炊きたてごはんにのせるだけ、朝ごはんにぴったりな「のっけめし」のアイデアをご紹介します。

 

「のっけめし」は忙しい朝の味方です

せわしない平日の朝。子ども2人を学校に送り出すまでのバタバタは、山﨑家でも同じです。どんなに時間がなくても、朝食にはおいしい炊きたてごはんを食べさせたい。宏さんと瑞弥さんのそんな親心から生まれたのが「のっけめし」だといいます。

瑞弥さん:
「朝食には、ごはんを炊きながら片手間で準備できる簡単な料理がありがたいですよね。のっけめしはパッと作って食べられるし、すぐにパワー源になるのもいいところ。新米の季節は特に、ごはんそのものがおいしいから、具材に手をかけなくても十分なんです」

▲家族4人それぞれ、お気に入りの「マイ茶碗」があります

のっけめしとはその名の通り、茶碗によそったごはんにのっけるだけの簡単めし。シンプルだからこそ、そこに何をのせるかがおいしさの決め手です。

「今日は何にする?」の瑞弥さんの声に答えた、家族それぞれのお気に入り「のっけめし」を教えてもらいました。

 


炊きたてごはんにのせるだけ!
新米を引き立てる、シンプル「のっけめし」


 

宏さんの「大人の海苔わさびめし」

焼き海苔をちぎってごはんにちらし、真ん中にわさびをのせ(あれば生わさびがおすすめ)、しょうゆをたらしていただきます!

宏さん:
「海苔とごはんの組み合わせが好き。新米の味が一番よくわかる気がします。調味料もできるだけシンプルに」

 

瑞弥さんの「黄身のしょうゆ漬けのせめし」

しょうゆ適量に浸けて冷蔵庫でひと晩おいた卵黄を、ごはんにのせたらできあがり。

瑞弥さん:
「ごはんと黄身が混じりあった味がたまらなく好きなんですよね。気持ちも胃袋も満足で、朝から元気に動けます!

前夜にひと手間かけておくだけで、卵かけごはんとはひと味違った特別な味わいになるのでおすすめ。漬けるしょうゆにはみりんを少し足してもおいしいですよ」

 

櫂くんの「削り立ておかかのせめし」

削ったかつお節(または市販のかつお節)をごはんにたっぷりのせて、しょうゆをチョロっとたらし、ハフハフかきこみます。

とってもいい食べっぷり! 早速おかわりもしていました

櫂(かい)くん:
「削りたてのかつお節がおいしいから好きです。自分で削るのも楽しい!」

 

千穂ちゃんの「目玉焼き+塩パラリのっけめし」

好みの焼き加減で焼いた目玉焼きをごはんにのせ、塩をパラリとかけて食べます。

▲千穂ちゃんの好きな黄身の硬さは「半熟」なのだとか

千穂ちゃん:
「目玉焼きが好きだから」

瑞弥さん:
「娘は朝、寝起きがよくなくてぼんやりしがちなんです。でも好物の目玉焼きなら話は別。サッと食べて登校してくれるので、困ったときに頼れる料理ですね。しょうゆやソースではなくて塩をかけるのが好きみたい」

 

新米だからこそ、「シンプル」がおいしい

「うーん、おいしい!」と言い合いながら、それぞれに違った  “マイのっけめし”  を頬張る山﨑家。家族で同じ炊きたてごはんを食べつつ、好きなおかずを自由に選ぶ朝ごはんのスタイルが、なんだかとても新鮮でした。

新米の味を一番に楽しみたいから、食べ方はシンプルに。そのため、素材そのものにもできるだけこだわっているそうです。

瑞弥さん:
「原材料や製造方法が理解できる調味料を日常的に使うことと、なるべくおいしそうな食材を買うことを心がけています。一食一食が心身を支えたり、味覚を育てることにつながると思うので」

たしかに、しょうゆや塩の量を調節して味を決めるためには、自身の味覚が頼りです。それを日々「のっけめし」で実践している櫂くんと千穂ちゃんは、きっともう「自分にとってのおいしい」がどんなものなのか、ちゃんと知っているのかもしれませんね。

つづく第3話では、山﨑家の大人気メニュー「おむすび」がいよいよ登場。米農家の嫁・瑞弥さんが作る現代版の絶品菜飯を紹介します。

(つづく)

【写真】馬場わかな

もくじ

第1話(10月5日)
おおらかに楽しむ。今しかできない「新米ならでは」の炊き方って?

第2話(10月12日)
朝からおかわりしたくなる、5分でお手軽「のっけめし」

第3話(10月19日)
野菜嫌いでもパクパクいけちゃう? 栄養満点の青菜入りおむすび 

第4話(10月24日)
ごちそう、なのに簡単。「ごはんが主役」のサラダ手巻き

 

お米農家やまざき(山﨑宏・瑞弥)

江戸時代末期から続く米農家の6代目。現在は茨城県・筑波山麓で米作りに励む。手仕事の台所道具への造詣が深く、料理家やクラフト作家との交流も。田んぼ仕事と子育ての合間に全国各地のギャラリーなどで「お米の魅力」伝導活動にも努めている。著書に『お米やま家のまんぷくごはん』(主婦と生活社)。

ライター 片田理恵

編集者、ライター。大学卒業後、出版社勤務と出産と移住を経てフリー。執筆媒体は「nice things」「ナチュママ」「リンネル」「はるまち」「DOTPLACE」「あてら」など。クラシコムではリトルプレス「オトナのおしゃべりノオト」も担当。


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