【スタッフコラム】この夏はじめたこと。

お客様係　望月

私には、ずっと見て見ぬふりをしていたことがありました。

それは体力。

運動不足だという自覚ははっきりとあるものの、時間がないとか、場所がないとか、年齢のせいだとかいろんな理由をつけては、そんな自分を肯定していました。

でもこの夏、ついにその体力の低下と向き合うときがやってきたんです。

4歳の息子の猛ダッシュに追いつけない。
駅の階段を上がるだけで息切れする。

至る所で体力低下を痛感する私でしたが、最大のきっかけは3ヶ月続いた厄介な風邪。いつもだったらマッサージやサプリや睡眠など「身体を休めること」で回復するのに、ずっと治らない。

病院でも「ここまで繰り返すなんて珍しい」と太鼓判を押されたある日、「これしかない」と向かった先はトレーニングジムでした。

5年ぶりに運動を。

「体力をつけなくちゃ」その一心でとにかく走りました。（ランニングマシンの上を）

5年ぶりの運動でしたが、案外動けるじゃないか。と思ったのも束の間、急激な運動と準備運動不足のため足首を痛めてしまいました。しばらくランニングもお休みしなくては。

せっかく貴重な第一歩を踏み出したのに、なんて情けない展開でしょうか。見事に出鼻を挫かれる私を見た友人が、「パーソナルトレーニング」というものに連れて行ってくれました。

筋トレはじめました。

▲ダンベルやトレーニングボールなどついつい一揃え。

それ以来、すっかりハマっています、筋トレ。

「どこを動かすとどこの筋肉が鍛えられて、結果どうなる」ということが目に見えて分かるのが面白くて、自分の身体の課題も分かるので燃えています。短時間に集中できることが心身をすっきりさせてくれて、良いリフレッシュになるんです。

とにかくハードでガチガチに固めるイメージだった筋トレも、身体の柔軟性とほぐす＆緩めるストレッチがとても大切なんだとか。そのギャップにもすっかり魅了されているのです。

家でもすきま時間にできるから、言い訳ができないところも今の自分にはぴったり。

遠い存在だと思っていたものが案外身近で、自分の性格にもフィットしているのは嬉しい発見です。つい最近までまったく動いていなかった私が、まさかウェイトトレーニングをしているだなんてちょっと気恥ずかしくもなりますが。

あれから1ヶ月。そういえば、息子のダッシュにも、駅の階段に疲れを感じることも減ったような。いつの間にかあの厄介な風邪も治っていました。

今まで運動はどれも長く続かずの私。数ヶ月したら別のことをしているのか、はたまた筋トレの成果が出てしまっているのか、今後の自分にちょっぴり期待しているこの夏です。