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【フローリング掃除のツボ】キッチンの油汚れや洗面所の髪の毛。汚れの気になる場所も時短でキレイに！

キッチン床のベタベタした油汚れや、洗面所の床の掃除方法をご紹介。油飛び、髪の毛や水濡れなど、家のなかでも特に気になる2箇所にフォーカス。おすすめの100円均一グッズや重曹、セスキ炭酸ソーダなどのナチュラル洗剤、すぐ手に入るアイテムで簡単に台所の汚れを落とす秘訣を教わりました。家事のプロ「タスカジ」のミホさんに伺います。

商品プランナー　斉木

コツコツが大事とわかりつつも、ついおっくうになりがちな床掃除を、もっと効率的に、ラクにする術や道具が知りたい。そこで、家事代行マッチングサービス「タスカジ」のミホさんに、長年の研究とノウハウで培った「キレイと時短を叶える」フローリング掃除の方法について伺っています。

今回教わるのは、家のなかでも特に油汚れや黒ずみが気になるキッチンと、髪の毛などの汚れが目立ちやすい洗面所。やってもやってもキリがないけれど、サボるとすぐわかる……誰もが頭をかかえるこの2箇所をミホさんはどんなふうに掃除するのでしょう。

キッチンの油汚れは「重曹」と「セスキ水」さえあれば！

油汚れの多いキッチン掃除は、ナチュラル洗剤を上手に使うと効率的になりますよ！とミホさん。さっそくおすすめのアイテムと手順を教えてもらいました。

使用する道具

・フロアワイパー
・キッチンウェットダスター重曹プラス
・セスキの劇落ちくん泡タイプ
・マイクロファイバー厚手雑巾 2枚セット

掃除ステップ

（1）重曹入りのウェットダスターをフロアワイパーに取り付け、拭いていきます。油汚れの多いキッチンでは、ドライシートではなく重曹入りのウェットダスターの方が効率的。数分、ざっとワイパーをかけるだけで飛び散った油汚れやホコリも拭き取れます。毎日できれば理想ですが、難しい場合は2〜3日に1回、もしくは揚げ物などの油をよく使う料理をした後にやるのがおすすめ。

（2）フロアワイパーをかけるだけでも十分ですが、落ちない汚れがあったときは、セスキ水をマイクロファイバーにひと吹きして、拭きます。重曹を含んだウェットダスターでは落ちなかった汚れも、軽く拭くだけでスルッと落ちます。

ミホさん：
「セスキ水は、油汚れだけでなく排水溝などのぬめり、血液やタバコのヤニなど、これひとつで家の汚れの9割は落ちると言われている万能な洗剤なので、一家に一本！というくらいおすすめです。

今回はすぐ使える市販の泡タイプを使いましたが、小さじ1の粉末のセスキ炭酸ソーダと500mlの水を混ぜて作るのも簡単です。ハッカなどのアロマを数滴入れれば、スーッとした香りがしてより気持ちよく使えますよ。

ウェットダスターは1話の週末掃除でも使ったSeriaの繰り返し洗って使える優れもの。マイクロファイバーはDAISOのもので、フカっとした毛足の長さと厚みが絶妙！ 2枚セットというコスパの良さも魅力です」

洗面所は立ったままコロコロで時短！

続いて教わったのは、髪の毛や水はねなどが目立つ洗面所。汚れの目立ちやすい場所だからこそ、毎日手軽に掃除できるよう、時短にこだわったアイテム選びと掃除の仕方が大事だといいます。

使用する道具

・カーペットクリーナー（無印良品）
・軽量ショートポール（無印良品）
・フロアワイパー
・ウェットダスター（Seria）

掃除ステップ

（1）無印良品のカーペットクリーナーに、立ったままコロコロできるよう専用のショートポールをつけて髪の毛を取っていきます。はじめは粘着力が強いので、ラグなど家にある毛足の長い布ものを先に掃除してから使うとやりやすいです。

ミホさん：
「髪の毛はフロアワイパーのドライシートでもある程度取れますが、取り漏れることがあるんです。カーペットクリーナーならより粘着力が強いので取り漏れる心配がありません」

（2）ざっとコロコロをかけたあと、フロアワイパーにウェットシートをつけて拭き掃除をしたら、終わりです。

ミホさん：
「水アカや水染みができてしまったら、セスキ水をダスターに含ませ拭くのがおすすめです。フローリング自体の色が抜けている場合は、乾いた後、賃貸でも使えるAURO社のフローリングワックスシートをかけるときれいに仕上がります」

キッチンと洗面所、気になる水回りの掃除についてお届けしました。続く第3話では、賃貸でもワックスがけってできるの？黒ずみを落とすにはどうしたらいい？など、ミホさんなら「こんな時どうする？」というお悩みに答えていただきます。

👉次の記事はこちら
ワックス、黒ずみ、溝掃除……こんなときどうする？

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【写真】木村文平

タスカジ　ミホ

家事代行マッチングサービス「タスカジ」で、掃除と整理収納部門で活躍するタスカジさん。プライベートでは小学生の娘と息子を育てる二児の母。日夜ナチュラル洗剤から今話題のお掃除グッズまで独自に研究する。主婦目線の簡単で続けられるテクニックと、ひとりひとりに寄り添った収納アドバイスに定評があり、リピーターが絶えない。

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