【おせちは大晦日から】第1話:りんごジュースで失敗しらず! 甘さ控えめの「きんとん」レシピ

編集スタッフ 奥村

今年も頭をよぎる、「おせち」のこと

年末年始に実家へ帰るたび、わたし奥村の頭によぎるのは「おせち作り」のこと。

母が用意してくれたおせちを楽しみにしつつ、そろそろ自分でもお正月らしい料理を作れるようになりたいとも思うのです。

でも、おせちって作り慣れないレシピばかりで、手間も時間もかかりそう。それに夫婦2人暮らしのわが家では、食べきれずに余ってしまうかも。まず、盛り付けるお重も持っていないし……とハードルは上がっていくばかりです。

 

何から始めればいいですか? ワタナベマキさんに聞きました

それでも、今年こそ何か始めてみたい。そこでお話を聞きに行ったのは、料理家のワタナベマキさん。伝統的なおせちを少しアレンジした、いまの家庭向けに作りやすいレシピを提案されています。

ワタナベさん:
「おせち料理は手がかかると思われがちですが、昔ながらのレシピ通りでなくても、手に入りやすい食材を使って、自分や家族が食べやすいおせちを作るアイデアだってあります。

まずは気負わずに、大晦日からでも準備できる範囲と決めて始めてみてはいかがでしょうか?

手軽にできるものを1、2品手作りして、その他のものは市販ですませる。そうすれば、ハードルは低くなりますよ」

そこで今回はワタナベさんに、『大晦日からでもできる』おせち作りのアイデアを伺いました。

第1話でご紹介するのは、手間いらずで作れる、定番の「きんとん」のレシピです。

 


りんごジュースで失敗しらず!
材料2つの「きんとん」


材料

さつまいも…中くらいのもの1本(250g)

りんごジュース(果汁100%がおすすめ)…200ml

水…200ml

(あれば)クチナシの実…1粒
(あれば)ピンクペッパー…少々

 

作り方

1.さつまいもを切り、水にさらす

皮をむいたさつまいもを1cm厚さに切り、5分ほど水にさらしてアクをぬく。

 

2.水とりんごジュースを加えて火にかける

1を鍋に入れ、水とりんごジュースを注いで中火にかける。あればクチナシの実を半分に切り、厚手のキッチンペーパーで包んだものも加える。

ワタナベさん:
「水分量の目安は、さつまいもにしっかり水がかぶるくらい。もしも少ないと感じたら、りんごジュースを適宜足して調節してください」

 

3.火が通るまで弱火で煮る

ひと煮立ちしたらアクをとって弱火にし、ふたをして約8分煮る。

ワタナベさん:
「クチナシを入れると、より鮮やかな黄色になります。色がついたらクチナシは取り出してください。

さつまいもの中心が白くなくなったら、火が通ったしるし。足りなければもう少し加熱します。

水分が減っていたら、りんごジュースをかぶるくらいまで継ぎ足してください」

 

4.なめらかになるまで潰せば完成

さつまいもに火が通ったら、弱火にかけたまま木べらや麺棒で潰す。ねっとりしてきたら火をとめて、好みのなめらかさになるまで混ぜればできあがり。

ワタナベさん:
「器に盛り、好みでピンクッパーを添えるとアクセントになります。

一口大をラップに包んでキュッと絞り、茶巾型にしても可愛いですよ」

ワタナベさん:
「今回はできるだけ手軽にできるようにと、あえてさつまいもだけで作るレシピにしました。もしも『栗きんとん』がお好みなら、ここに市販の栗の甘露煮を加えるのもおすすめです。

きんとん作りで失敗しがちなポイントは、砂糖を入れすぎて甘くなったり、反対に足りなくて味がぼんやりしてしまうこと。そこで今回は砂糖を使わず、りんごジュースで甘みをつけました。

これなら入れすぎても甘みが強くならず、味が決まりやすいんです。お子さんでも食べやすく、りんごの酸味がお芋にもよく合いますよ」

 

市販にはない、控えめな甘さが楽しめます

ワタナベさん:
「手作りの醍醐味は、自分好みのやさしい甘さに作れること。

水分をどのくらい飛ばすかで食感が変わるので、好みの硬さに調節してみてくださいね」

砂糖を使わずに仕上げたきんとんは、お芋の素朴な甘みが生きていて、市販とはまた違う素朴な味。りんごジュースの酸味があるからか、すっきりとした甘さで、飽きずにいくらでも食べられてしまいそうでした。

 

最後までおいしく食べきるには?

もしも食べきれずに余った時に……と、大人のおつまみにぴったりなアレンジも教わりました。

カマンベールなど白カビのチーズと合わせて、オリーブオイル、塩・こしょうをパラリとふれば、特別感のあるデザートに早変わり。

こんな風にプラスαのアレンジが楽しめるのも、甘さ控えめな「手作り」ならではです。

ワタナベさん:
「わが家では基本的に『おせちは三が日で食べきる』がルール。あまりたくさん作りすぎないようにしています。

でも、やっぱり余ってしまいがちなものもありますよね。そんなときは具材や調味料をちょっと足して、味の雰囲気が変えられるアイデアを知っておくと便利ですよ。

たとえば『ごまめ』が余ったら、アーモンドやくるみを加えれば、子供のおやつに。

黒豆が余ったらラム酒などの洋酒をちょっとかけて、お酒のおともに楽しんでいます」

次回は、仕込みいらずで作れて、家族にも大人気間違いなしの、肉を使ったおせち料理を教わります。

(つづく)

【写真】佐々木孝憲


もくじ

ワタナベ マキ

料理家。雑誌、広告などで旬の食材を使用した季節感ある料理を提案している。今の時代にも作りやすく、やさしい味付けの家庭料理が人気。インスタグラムは@maki_watanabe。

 

▼ワタナベさんの近著はこちらから

 


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