【野菜すきになあれ】第2話:レンコンでふわふわ・もっちり食感に!パンケーキのレシピ
編集スタッフ 寿山
野菜を食べてくれない娘に、困り果てています。
野菜を好きになる魔法なんてないけれど、せめて楽しく向き合う機会をつくれたらと企画したレシピ。
お菓子研究家の高吉洋江(たかよし ひろえ)さんに、野菜をつかったシンプルな焼き菓子を教わっています。
1話目では人参たっぷりのクッキーの作り方を。つづく2話目では、れんこんを入れた、ふわふわ・もちもちのパンケーキをご紹介します。
れんこんのパンケーキ
材料(約5,6枚分)
A
薄力粉…150g
ベーキングパウダー…小さじ1
B
牛乳…180ml
れんこん…150g(正味)
きび砂糖…大さじ3
米油…大さじ1
塩…ひとつまみ
下準備
れんこんをすりおろす(色が変わってしまうので作る直前に。水分が多いときは軽く水切りを)。
1、ボウルに材料を入れて、混ぜる
ボウルにBを入れ、泡立て器でほぐすようにしっかり混ぜる。
Aをふるい入れ、中心から円を描くように泡立て器を動かし、まわりの粉をくずしながら混ぜる。
混ぜすぎるとふくらみが悪くなるので、粉が見えなくなったらやめる(下記写真を目安に)。
3、フライパンで焼く
フライパンを中火にかけてしっかり熱し、薄く油(分量外)をひく。2をお玉1杯分流し入れ、弱めの中火にして焼く。
表面に気泡が出て、縁が乾いてきたら上下を返し裏面も焼く。
▲このくらいでひっくり返す
▲表面にしっかり焼き色がついたら出来上がり♪
おいしく食べるには?
高吉さん:
「フタをせずに焼く方が、表面がカリッと香ばしく焼きあがります。フタをすると、しっとりとした仕上がりになるので、お好みで。
そのままでも美味しいですが、メープルシロップやバターを添えても。
焼き立てを食べていただくのが一番ですが、約2週間ほど冷凍保存もできるので、その場合はラップをして600Wで15秒ほどあたためてから召し上がってくださいね」
苦手な根菜も、パンケーキならあっというまに完食!
れんこんは、娘が絶対に食べない根菜のひとつ。ところが、大好きなパンケーキにしたら、あっという間に完食しました。
すりおろすところは見ていたし、生地に混ぜたり、焼くところまで手伝ってもらったので、娘もれんこん入りのパンケーキだとわかっています。それでも食べたのですから、「れんこんを食べた」と自覚はあるはず。
苦手な野菜を食べられた事実が、いつの日か自信に変わればいいなと思います。さて、明日は玉ねぎのパウンドケーキを教わります。
もくじ
【写真】濱津和貴
高吉洋江(お菓子研究家)
岡山県倉敷生まれ。大学卒業後、渡仏。ル コルドン ブルー パリ校にて製菓終了証を取得。同校にてアシスタント、5つ星ホテル クリヨン他でスタージュ(研修)を経験する。帰国後、株式会社サザビー(現サザビーリーグ アイビーカンパニー)入社。7年間に渡って、アフタヌーンティー・ティールームのテイクアウト商品(お茶、お菓子、ジャム等)の開発を行う。退社後、2005年秋より、自宅にてお菓子教室“tiroir(ティロワール)”をはじめる。
http://tiroir-2005.tumblr.com/
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