【ラクして続けるお弁当】第4話:忙しい朝も悩まない! 詰め方のコツと、すきま埋めアイデア

編集スタッフ 奥村 編集スタッフ 奥村

今年こそ、お弁当作りを続けたい。今回はお弁当歴30年というお弁当コンサルタントの野上優佳子(のがみ ゆかこ)さんに秘けつを聞いています。

最終話の今回は「詰め方」。バランスよくおいしそうに見せるコツと、ついつい空きがちな「すきま」を埋めるアイデアを聞きました。

 


忙しい朝でも悩まない!
「考えない」詰め方のコツ


▲今回詰めるのは豚の生姜焼き、野菜の焼きびたし(レシピは第3話で紹介)、卵焼きの3品です

 

ごはんは傾斜をつけて詰める

野上さん:
「はじめにごはんを好みの分量詰めます。お茶碗の配膳と同じように、利き手と反対側に詰めると見た目のおさまりがよく、食べやすいので、右利きの場合は左側に詰めましょう。

この時ごはんに少し傾斜をつけて、おかずを立てかけやすくするのがポイントです」

 

おかずは大きいものから順に入れていく

野上さん:
「おかずは一番大きいものから順番に詰めていくと、最後に入りきらなくなることがありません。

たとえば今回なら、はじめに豚の生姜焼き、つぎに卵焼きを。その後、小さな野菜のおかずをすきまに埋めていくイメージです」

野上さん:
「おかずとおかずの間の仕切りは、ない方がすきまなくきっちり詰められて見栄えよく仕上がります。

味が混ざるのが嫌な時は、たとえば大葉や青菜のおかずなど、葉物を仕切りにするのがおすすめ。

おかずカップなど食べられないものは、特に夏場など、食べ終わったお弁当箱の中に残しておくと匂いの原因になりがちなので、わたしはあまりおすすめしません」

 

おかずは立てずに、すこし寝かせる

野上さん:
「ごはんの傾斜に沿って、おかずは順に寝かせて入れていきましょう。垂直に入れるよりもおかずの断面が見えた方が見栄えがよく、少し寝かせた方がスペースが有効に使えておかずがバランスよくおさまります。

安定感があるので、持ち歩く間のズレ防止にもなりますよ」

 

すきま埋めに便利! 即席おかずの2アイデア

野上さん:
「それでも、用意していたおかずが足りなくてすきまが空いてしまったという時。わたしがよく作るのは『ごま和え』です。

インゲンやほうれん草など定番の野菜じゃなくても大丈夫。ごまはどんな野菜とも相性がいいので、すりごまと少しのおしょうゆで、ブロッコリーや冷凍の里いも、きゅうりなど、その時ある野菜をささっと和えればすぐに作れます。

きゅうりのような生野菜使う場合は、塩もみして水気を切ってから使うようにしてください。

すりごまがあればすぐにできるので、常備しておくと便利です」

野上さん:
「もうひとつは『野菜の素焼き』。大根、人参、さつまいも、れんこんなど、あるもの野菜をフライパンでさっと焼いて、塩をパラリと振るだけ。

シンプルな味付けなので、すきまを埋めつつ、おかずとおかずの仕切り代わりにも使えます。

大根やかぶ、にんじんは薄めに切って生の食感を残す程度にさっと焼くと、シャキシャキしてアクセントにもなるのでぜひ試してみてください」

▲「すきまおかず」も寝かせて詰めたら、できあがり!

 

完璧じゃなくていい。それがお弁当の良さだから

全4話で教わった、お弁当をもっとラクに続けるコツ。役に立つノウハウはもちろんですが、一番励みになったのは、ベテランの野上さんが「完璧じゃなくていい」というほぐれたスタンスでいてくれたこと。そして何より、楽しそうにお弁当と向き合っている姿でした。

野上さん:
「もう30年お弁当を作り続けていますが、お昼になってお弁当のふたをパカっと開ける時って、いまだにワクワクするんです。

自分で作っていて、中身が何だかもわかっているはずなのに、不思議ですよね。その瞬間が、お弁当の中で一番好きです」

野上さんのおっしゃることに、なんだかすごく共感しました。

たとえ冷めていたって、ありあわせのおかずだって。お弁当箱に詰めたとたん、なぜか特別なごはんに見えて、お昼が楽しみになる気持ち。

そこに「完璧さ」は必要なくて、不恰好さも含めて愛着がわくから、しみじみおいしく感じられる。それはお弁当の醍醐味なのだと思います。

まずは気持ちをラクに。肩の力を抜いてみたら、自分らしいお弁当生活が始めていける気がしました。

(おわり)

【写真】木村文平


もくじ

第1話(2月25日)
面倒くさがりほど向いている?プロに聞いた「お弁当生活」を続けるコツ

第2話(2月26日)
作り続けて30年のプロが推す、お弁当箱と調理グッズ

第3話(2月27日)
組み合わせに悩まない! 頼れるレシピ2品&おかずの法則

第4話(2月28日)
忙しい朝も悩まない! 詰め方のコツと、すきま埋めアイデア

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野上 優佳子

料理家・弁当コンサルタント。新聞、雑誌、テレビなど多メディアで活動しながら、汎用性と実用性の高いレシピを提案している。プライベートでは社会人から小学生まで2女1男の母。

▼野上さんの著書はこちらから


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