【花と暮らすを、始めたい】第1話:はじめの一歩を踏み出すために知りたい「タイミング」と「花器」のこと。

編集スタッフ 糸井 編集スタッフ 糸井

映画館へ訪れるように、花を買えたなら

たとえば、SNS写真や、たまに訪れた知人宅で見かける、素敵にしつらわれたお花。いつもどこかにお花を飾る習慣のある方をみると、「いいなぁ……」と憧れます。しかし憧れはそのままに、お花への苦手意識がぬぐえずにいました。

お花と上手に付き合うのに必要なスキルといえば、「素敵な花器を持つ」「花屋さんで迷わずお花を選べる」「買ったものを素敵に活けられる」「枯れるまでのお手入れも丁寧」というイメージ。そのすべてを、滞りなく楽しめなければと思っていたのです。

でも、もしかしたらすべての工程を好きになる必要はないのかもしれません。

たとえば、より私たちの生活に近い存在かもしれない「映画館」の楽しみかたは、人それぞれ。「作品を観た後に考察する時間」が好きな方もいれば、映画館を訪れる時間自体が好きな方、見たい映画がある時だけ行くようにしている方。

そんなふうにお花に対しても、どこかの工程だけを好きになればいい。普段映画館へ訪れるように、花を暮らしに取り入れるハードルを落としたら、「はじめの一歩」に繋がることもあるかもしれません。

さて、特集「花と暮らすを、始めたい」では、そんな私のようなかたへ、はじめの一歩を踏み出すためのコツやアイデアをお届けするもの。

教えていただくのは、都内の花屋に勤める熊木健二(くまきけんじ)さんです。

どんな日に花屋に寄ればいいのだろう

「お花を買う習慣なんて簡単につけられるのでは?」と思いながら、なんとなく1ヶ月過ごしたものの、一度もお花を買わずじまい。そんな経験が、何度かあります。

今までなかったルーティーンを作るのですから、はじめは機会づくりが大切です。

まずは、花屋さんに寄る日をマイルール化してみましょう。たとえば、月に一度のご褒美デーをつくってみたり、身体がブルーなときに買うようにするなど、自分なりの心の変化をきっかけにすれば、お花を買う理由づけにもなりそうです。

ちなみに、映画館にはお得な曜日がありますが、花屋さんに寄るのに、おすすめはこの曜日はあるのでしょうか?

熊木さん:
花の仕入れのある月、水、金です!この日は、ほとんどの花屋さんも、花を仕入れる日。仕入れてきた花は、朝に水揚げする作業があるので、花屋さんの開店時間にもよりますが、できれば午後がおすすめですよ

 

最初の一歩をふみだせないわけは
花器にあり?

お花を買う一歩が出ない大きな理由は、花器にもあり。我が家には、花器がひとつもないのですが、ここをクリアしないと先に進めない気がしました。(昔、一度だけ大振りな寸胴ガラスの花器を買ったものの、その大きさに使いこなせなかった苦い思い出があります)。

おそらく「この花器に花を活けたい!」と思えるとびきりを選ぶ方法もありますが、もっと気軽にお財布を開けるスタンダードなものも知っておきたいもの。はじめて買うならまず、どういった花器を選ぶといいのでしょう。熊木さんに、おすすめの花器2種を聞いてみました。

 

花器のスタンダードセットジャム瓶やジュース瓶でも!
小瓶タイプの花器


熊木さん:
「お花を買うときに、どのように飾ればいいかわからない方も多いと思います。そんな方にとっては、花屋さんで花をセレクトするのも一苦労。わかります。

そんなときは、そもそも少量で様になる花器を持っておくのです。もちろん一輪挿し用の花器でもいいですが、たとえば、ジュースを飲み終えた小瓶でも。シャンパングラスだって、とびきりの花器になるんですよ」

活けやすく、水換えしやすい
中くらいの花器

熊木さん:
「もうひとつ。口がある程度広く、そこまで大きくない中サイズの花瓶もあれば、もうバッチリ。3輪程度の少量の花もサマに活けられて、小さなブーケくらいの量も収まりますよ。目安でいうと、口の直径が8〜10cm程度、高さは15〜20cmです。

口が広い花器のいいところは、水換えのたびにしっかり洗えて、清潔に保てること。お花を飾るときに大切なことのひとつとして、水換えがあります。長く愛でるためにも、お手入れしやすい花器を選ぶことが、花のある暮らしを続けるコツになってきます」

そんなお花の基本について伺った1話。次回は、花屋さんに行ったときに迷わない「お花えらび」について聞いてみました。

(つづく)

当店取り扱いの花器はこちら

【写真】上原未嗣


もくじ

第1話(3月30日)
はじめの一歩を踏み出すために知りたい「タイミング」と「花器」のこと。

第2話(3月31日)
花屋さんで迷ったら、こんなお花の選び方を

第3話(4月1日)
私が飾りたい場所は、たとえばここに

第4話(4月2日)
花を、明日も楽しむために知っておきたいこと

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熊木健二

園芸店のような部屋で暮らしている、根っからの植物男子。新卒から花屋で働き、現在は都内に3店舗構える花屋「ex. flower shop & laboratory」に在籍。Instagramでは、花や植物の写真とともに、植物との暮らしを紹介。
Instagramは@kuma_kenから。


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