【スタッフコラム】その日は突然に。
編集スタッフ 齋藤
丸6年半住んだ家から引っ越しました。
小学校へ入学したら。子ども部屋をつくりたいなとなったら。いつかは引っ越しを考えないといけない時がくるのかな……と思っていた矢先、ふと出会いが訪れます。
夫婦ふたりからはじまり、家族四人になったこの家での時間はどれもこれもぎゅっと中身が詰まっている。今に不満はないけれど、出会ってしまった。引っ越す理由ってあるのか?
住まいに何を求めるか、どう暮らしたいかの答えは、きっと本当に人それぞれなはず。
決断のスピードを求められるなかで考えたのは、じゃあ、私たちはこれからどう暮らしたいんだろう?ということでした。
▲たっぷりの本をダンボールに詰めながら、つい昔から好きで大事にしていた本を久々手にとって浸る数分間も……
そこで思い浮かんだのは「ここからの10年を楽しく充実させたい」。
大人も子どもも、家のなかで思い思いに過ごせたら。落ち込むことがあっても、帰ってきてほっとできたら。一人になることも大事にできたら。
そして、周辺の環境が気持ちいいと思えるか?も自分たちにとって大事な要素らしいといことも、はじめて意見をかわして分かりました。
よし。それならば引っ越しはしたほうがきっといい気がする、進めてみようと決めたのでした。
なんだか面白そうだ、住んでみたい。そうやって気持ちの真ん中あたりをグルグルと模索しながら決断したのが、とても新鮮な時間でした。
▲引っ越しのご挨拶にはこの「たらふくもなか」を。「ときめく手土産」特集をじっくり読みながら選びました。たまらない可愛さです……!
実は今回の引っ越しをきっかけに、改めて読み込んだコンテンツや助けてもらったものが。
それは、ドキュメンタリー番組「うんともすんとも日和」の徳田民子さんの回や、特集「粋に生きる人」の高山英樹さん・純子さんのお話でした。(当店アプリの検索窓で「引っ越し」と検索してみるのも発見がありました)
荷造り中は、Spotifyの当店プレイリスト「ただいま、ワタシ時間」(このプレイリストがとっても好きです)をかけて乗り切ったり……そうこうしているうちに、あっという間に引っ越し当日がやってきたのでした。
今はとにかくダンボールの荷ほどきと戦いつつ、パズルのように家具や本、生活道具や雑貨を設置していく日々。(家具レイアウトや小さなアイテムの配置ってなんて楽しいのでしょうか。本の並べ替えも永遠にやっていられます……)
ここで起こるさまざまなことが、のちに家とともに記憶に刻まれていきますように、と願っています。
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