【昨日も今日も、味噌汁】暑い日のお助けメニュー 火にかけないでつくる、ちりめんじゃこの冷や汁
編集スタッフ 鈴木
今日の味噌汁レシピ
「すり鉢ひとつで、ちりめんじゃこ冷や汁」
「出汁をとることに、とらわれないでほしい」
そう話してくれたのは、料理家のこてらみやさん。味噌汁は、毎日の栄養を支えてくれる「家庭の料理」。だからこそ難しいルールに捉われず、旨味の出る具材を上手に活用したいと話します。
動画「昨日も今日も、味噌汁。」は、味噌汁のレパートリーを広げるレシピ番組。
簡単で栄養満点。いつもの味噌汁がもっとおいしくなるアイデアを、こてらさんに教えていただきました。
夏に嬉しい、火にかけない冷や汁
今回ご紹介するレシピは、鍋を使わずにすり鉢でつくる「ちりめんじゃこ冷や汁」。
宮崎の郷土料理と言われている冷や汁を、今回はストックしておきやすいちりめんじゃこで作ります。
火にかけずに作れるので、暑い夏に嬉しいレシピですよ。
味噌はお玉で炙ります
こてらさん:
「味噌は少しあぶると香ばしさが増します。お玉にしっかり塗りつけて落ちないように気をつけて。アルミホイルに乗せてトースターで炙ってもいいですよ」
炙った味噌はそばにおいて、すり鉢を準備。冷や汁は鍋を使いません。すり鉢がなければボウルなどで代用可能ですし、ゴマも市販のすりゴマを使えば大丈夫。
食感の良い具をさっくり混ぜて
こてらさん:
「夏に美味しいみょうがやきゅうりに、食感のいいちりめんじゃこ。干物のかわりにじゃこを使うことで、グリルで焼く手間も省けますし、噛むたびにじゃこから出汁がでてきます。
さっくり混ぜて、最後に氷と青じそを加えれば出来上がり。ご飯とあわせて食べてもおいしいです」
夏の暑さも癒してくれるような冷や汁のレシピ。一口食べると、暑い暑いと慌てていた体にほっと安心感が広がります。
レシピは動画でおたのしみください。
レシピは、ぜひ動画でおたのしみください。
【材料】(1人分)
・もめん豆腐…半丁 (150g)
・みそ…大さじ2
・冷水…150~200ml
・ちりめんじゃこ…15g
・きゅうり…1/2本
・みょうが…1本
・白ごま…大さじ1と1/2
・青じそ…3枚
・塩…小さじ1
【作りかた】
1. 豆腐をざっくりほぐし、ペーパータオルを敷いた平ザルにのせて自然に水切りをする。
2. みそをお玉の裏側に塗りつけて直火で炙る(またはアルミ箔に塗り広げてオーブントースターで少し焼き目をつける)。
3. きゅうりは2mmの小口切りにして、塩小さじ1をまぶして10分ほどおく。水でさっと塩を流してさらしに包んで水気をぎゅっと絞る。みょうがは小口切りにする。
4. すり鉢にごまを入れて半ずりにする。2のみそを加えてすり混ぜ、水を少しずつ加えてときのばす。後から氷を入れるので少し濃いめの味つけになるように水の量を調整する。
5. 4に1の豆腐を崩して加え、きゅうり、みょうが、ちりめんじゃこ、氷2~3コを加え、青じそを手でちぎってのせる。
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もくじ
こてらみや
料理家・フードコーディネーター。素材のおいしさをシンプルな調理法で引き出した料理を得意とする。ライフワークは、旬の食材でびん詰めを作ること。また、初夏は梅干し、冬は味噌や漬けものと、一年中仕込みものを楽しんでいる。Instagram:@osarumonkey
▽こてらさんの著書はこちらから
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