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【ときめく手みやげ】いま食べたい「大人の秋スイーツ」。ほっくり甘くて繊細な、栗のおやつ3選

編集スタッフ　松田

かわいいものは、見るだけでも気持ちを明るくしてくれる。そんなパワーを信じて、可愛いお菓子や雑貨などを、雑貨コーディネーターのオモムロニ。さんにご紹介いただく本連載。

今回のテーマは、秋の味覚の代表格・「栗」をつかったお菓子。

気温もぐんと下がってきたこの頃。本格的な冬がきてしまう前に、いま食べておきたい！味も見ためも大満足な栗スイーツを、オモムロニ。さんに厳選して教えてもらいました。どれもお取り寄せできるものばかり。寒くて家にこもりがちな日のための、ちょっとした贅沢なおやつにいかがでしょうか？

ミルキーなコクと
儚い口どけに、きっと驚く
「小山チーズ〜マロン〜」

オモムロニ。さんが最初に教えてくれたのは、こちら。

初見では、よくあるスフレチーズケーキかな？と思ってしまったのですが、決してあなどるなかれ。“シュッ” と口の中で溶けゆく軽さと、口の中に広がるチーズのミルキーなコク。思わず「え！美味しすぎる……」と目を丸くした私に、「ふふ、おいしいでしょー」とニヤリとするオモムロニ。さん。

ほんの少し、ラムの香りが感じられるのも大人の味わいで、フランス産マロンを使っていながら、それでいて、栗の風味を主張させすぎずにやさしく包んだ絶妙なチーズケーキ。飽きのこない味で、ついパクパク食べてしまいそうな、食いしんぼうには危険なスイーツです。でもぜひお試しあれ……！

【パティシエエスコヤマ】
・小山チーズ〜マロン〜 1674円
https://shop.cake-cake.net/es_koyama/index.phtml

ときめきがギュッと詰まった
「ー菫ー和栗の掬いモンブラン」

▲蓋を開けた瞬間、心からの歓声があがること間違いなしのこのルックス。こんなモンブランは初めて……！

次にオモムロニ。さんに教えてもらったのは、木箱一面に敷き詰められたこちらのケーキ。木べらで掬って食べることから、「掬いモンブラン」と名付けられた、NOAKE TOKYOの和栗モンブランです。

鹿児島県霧島産の濃厚で深い味わい和栗をつかったマロンクリームの下に重なるのは、マスカルポーネでコクを出したクリーム、ジェノワーズ、ざくざくのグラハムクラッカー、そして合間にはカシスソース（聞くだけでも美味しそうすぎてクラクラしてしまいます、実際ほっぺが落ちそうになりました）。

▲断面からもみえる、少し甘酸っぱいカシスのソースがアクセントに……

箱の四隅を切り開けば、ナイフで綺麗に切り分けることも◎ 「でもここは、あえて付属の木べらで好きなだけ掬って、贅沢に食べるのを味わってくださいね」とオモムロニ。さん。

サプライズな贈りものや手みやげにも喜んでもらえそうです。

【NOAKE TOKYO】
・ー菫ー和栗の掬いモンブラン 4990円
https://noake.jp/?pid=83369192

心ゆるむ、愛らしいかたち
「二條若狭屋やき栗・ふく栗」

最後に紹介するのは、まさに栗そのもののルックスが愛らしい、大正6年に創業した京菓子の老舗「二條若狭屋」のやき栗とふく栗。

代々受け継がれた伝統の技で職人さんが作り続けて、長年愛されているのが、厳選した大粒の栗の蜜煮を栗あんで包み、卵黄をかけて焼き上げた「やき栗」。同じく蜜煮を、栗あんとこしあんの二重あんで包み、羊羹がけした「ふく栗」。

見た目はもちろん「やき栗・ふく栗」というネーミングも、愛らしくてなんだか幸せになる響き。年代問わずにオススメできる和菓子です。

【二條若狭屋　本店】
・ふく栗・やき栗詰合せ 1026円
http://www.kyogashi.info

次回は引き続き秋の味覚で、「芋」のお菓子をご紹介します！　お楽しみに。

※アイテム・金額は2020年11月時点の情報です。

（つづく）

【写真】市原慶子

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オモムロニ。

雑貨コーディネーター。東京生まれ、横浜在住。2003年に開始した、気になるモノ・コト・ヒトを発信する「オモムロニ。」がブログ黎明期に人気となり、以降、雑誌やWEBでの執筆、雑貨やギフトなどのセレクトやコーディネートなど幅広く活動。現在雑誌『CREA』『＆Premium』で連載中。著書に『DAILY GIFT BOOK 気持ちが伝わる贈りものアイデア』（文藝春秋）。Instagramアカウントは@omomuroni 。