【大人の習慣づくり】飽きてしまったものも沢山だけど。見つけた自分流の続けかた
編集スタッフ 齋藤
春になると、不思議と新しいことをはじめたくなってウズウズとしてしまいます。
運動に語学、生花もいいなぁ。そんな夢を描いている時間はとても楽しいものの、大人になると容易に手が出せなくなっている自分がいました。
なぜかと言えば、挫折をしたり、飽きたりしてしまった経験があまりにも多いから。使わなくなった道具を見渡して、ちょっぴり苦い気持ちになったのは一度だけではありません。
だからこそ今は、続けられる習慣をしっかり見極めたい。
そんなことを考えるきっかけをくれたのが、象印の「ステンレスマグ」(SM-WA)でした。マイボトルに憧れはあるけれど、使い続けられるかが不安で、今だに私が持っていないアイテムのひとつ。
けれどせんとパッキンが一体化したこのステンレスマグは、お手入れも簡単。パーツを分解したりつけ忘れるという小さなストレスから解放してくれるから、これなら使い続けられるかもしれないという気持ちにさせてくれます。
とはいえ、失敗しないためにもしっかり継続できる物事の見極め方が知りたい。
そこで今回は、物選びが上手な柳沢小実さんに、最近はじめた習慣をどうやって決めたのか、さらに実際に象印のステンレスマグを使用していただき、使用感について聞いてみました。
(この記事は、象印マホービンの提供でお届けする広告コンテンツです)
飽きてしまったものも沢山だけど。見つけた自分流の続け方
柳沢さん:
「最近、スロージョギングをはじめたんです。スロージョギングはその名前の通り、ゆっくり走るジョギングのこと。夫婦共にテレワークになり、外に出る機会が減ってしまったので、運動もちゃんとしたいなと思って。
けれど私、運動がなかなか続かないんです。なので自分に合ったやり方でやろうと思いました。
回数は週に2〜3回ほど。そんなに乗り気でない時は数分でも良いし、片道だけスロージョギングにするなどしています。そして花屋さんやお菓子屋さんを目的地にして、自分にご褒美を設定。
ウェアも専用のものを用意するのではなく普段着のままのことが多く、手間を減らしています」
柳沢さん:
「私、今までジムもホットヨガも挫折しているんです。
最初はやる気に燃えているからできると思うのですが、暮らしに新しい習慣を根付かせるって意外と大変。
だからやるぞ!という意気込みをあえてなくしました。今日はできたというレベルも低く設定し、継続しやすくしたんです」
物を買うときも気になる、使い続けられるか
柳沢さんといえば、やっぱり気になってしまう厳選された暮らしの道具たち。習慣と一緒で、使い続けられるようにいろいろな角度から見極めているらしいんです。
柳沢さん:
「まず、安いからという理由では買わないようにしています。デザインだけ気に入っても絶対に買いません。自分の用途に合うかどうかを考えるようにしています。
例えば調理器具も、家族の人数や、和食をよく作るのかそれとも洋食なのか、そして料理のスキルやモチベーションでも合う道具って違うと思うんです」
柳沢さん:
「私は基本ずぼらなので、お手入れに手間がかかるものや、経年劣化する素材はいや。きれいに保てるかが私にとっては大事なポイントです。
だからお手入れのしやすさや、つまずきポイントが少ないってすごく大切」
小さなストレスがない魅力
象印のステンレスマグも、小さなつまずきポイントがないところが気に入ったそう。
柳沢さん:
「これ、せんとパッキンが一体化しているんですね。初めて使ってみたのですが良いなと思いました。洗いやすくて感動してしまったほど。
ちょっとしたことですが、パッキンだけを取り外して洗うのって意外と面倒なんですよね。それに組み立てる手間もあるし、失くしてしまう心配も」
柳沢さん:
「先日梅を見に行き、外でもこのステンレスマグを使ってみました。その時に気がついたのが、スクリュータイプの場合は蓋を外す時に垂れる水滴をイヤだと感じていたこと。それに蓋を外すのも手間でした。
けれどこれはワンタッチで開くので便利だし、スクリュータイプとちがって水滴が垂れる心配がありませんでした。
それにワンタッチだと飲み口に触らなくて良いので、清潔に飲めてうれしかったです」
シンプルな見た目にも納得
柳沢さん:
「今回使ったのはアイスグレー。なかなかない色で、カラーリングもマットな質感もおしゃれで気に入りました。
飲み口のパーツなどもしっかりカラーリングがこだわっていて、きめ細やか。見た目にもストレスがなかったです」
ちょっとしたことで、家時間の質が上がる
柳沢さん:
「ひと休みする際は、アウトドアチェアとステンレスマグの組み合わせで、お外気分を楽しんでいます。
夜は映画やドラマを見ながらソファでごろごろ、そんな時にも長い時間あたたかなまま飲めるのがうれしいです。
家で飲み物を適温で飲めるのって良いですよね。やっぱり温かいものは温かいまま飲んだ方がおいしい。気持ちも落ち着きます。小さなことにこだわるだけで、生活の質が上がることに気がつきました」
仕事中は中国茶やコーヒーをステンレスマグに
柳沢さん:
「中国茶は、かれこれ3〜4年習っています。
お茶を淹れるのが上手になりたくて、練習がしたかったんです。なので平日の朝は毎日。
朝ごはんを食べるのと一緒で、ルーティンに組み込みました。今ではやることが自然になっています」
▲練習用に茶器も揃えて。最後に飲みきれない分をステンレスマグに淹れているそう。
柳沢さん:
「練習用に何煎も淹れるので、飲みきれない分はステンレスマグに淹れ、そのまま仕事のお供に。
朝は集中力が特に高まるから、飲み物を用意するために立ったり座ったりと気忙しくしたくありません。
ステンレスマグがあれば長時間冷めないので、仕事中も飲み物を淹れ直さなくて良く、気が散らないのがうれしいです。
現在は夫もテレワーク中。夫婦で仕事中にも使っています。
中国茶の他にもステンレスマグにコーヒーを淹れることも。お茶もコーヒーも美味しく飲みたいので、香りを損ねないために、それぞれ淹れるものによってマグを分けて使っています」
毎日使う物だからこそ、ムリをしない。自分らしく
新しい物事はやっぱり魅力的ですし、何かに挑戦していける大人って格好良い。けれども大人だからこそ、今までの失敗を糧に、賢い選択をしていきたいなとも思います。
今回柳沢さんの話を聞いて、習慣や毎日使うものは、小さなつまずきポイントがないことこそが、実は大きな魅力なのかもしれないと思いました。
例えば今回のステンレスマグでも、パッキンが一体化だったり、ワンタッチで開閉ができたりと、気持ちを上向きにしてくれたのは一見些細な工夫たち。
けれどもそれがあるとないとでは、使い続けた時の満足感がきっと違うはず。使い続けられるか心配だったマイボトルも、こういう視点で選べば良いのか、と知ることができました。
日常の中に溶け込んでしまうと自分が何に我慢しているのか、何にムリしているのかわからなくなってしまうけれど。
少しだけ違和感に敏感になって、そしてそれを気遣えるやり方を考えてみる。そうして自分を知った先で、自分に合った物事が見つかるのかもしれません。
【写真】佐々木孝憲
もくじ
柳沢小実
エッセイスト。1975年、東京都生まれ。雑誌、新聞、書籍などで衣食住にまつわるエッセイを執筆。暮らしに根ざした等身大の視点のモノ選びにも定評があり、商品開発も手がける。近著 読売新聞の連載をまとめた「おうち時間のつくり方」(だいわ文庫)http://www.furarifurari.com
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