【二品鍋】第4話:練りごまでまろやかに。家族で食べやすい「秋鮭×もやしのキムチごま鍋」
編集スタッフ 奥村
メインの具材は2つ。買い物の必要がないくらいシンプルで、食べごたえばつぐんの鍋レシピを料理家・黄川田としえ(きかわだ としえ)さんに教わりました。全4話でお届けします。
4品目は、たっぷりのごまでマイルドに仕上げた、大人も子供も食べやすいキムチ鍋です。
練りごまでまろやかな
秋鮭とたっぷりもやしのキムチごま鍋
材料(1〜2人分)
生鮭…2切れ
もやし…1袋
白菜キムチ…60g
かつおだし…(顆粒だしを水に溶いてもOK)…400ml
A
白ねりごま…大さじ3
すりごま…大さじ2
酒…大さじ1
味噌…小さじ2
しょうゆ…小さじ1
作り方
1.鍋にかつおだしとAの調味料、白菜キムチを加えてよく混ぜ、中火にかける。
▲白ねりごまがない場合は、すりごまを倍量入れて代用もできます
2.沸騰したら、生鮭、もやしを加え、ふたをして4分ほどおく。
鮭に火が通ったらできあがり。器に盛り、お好みでキムチをトッピングしてもおいしい。
黄川田さん:
「今回は生鮭を使っています。塩鮭を使う場合は、調味料の塩分を減らして味見をしてくださいね。
たっぷりのごまで子供でも食べやすい辛さに仕上げたので、辛いもの好きな方はお好みでキムチを足すといいですよ。
具材をプラスするなら、水菜やニラがおすすめ。〆はごはんでもいいですが、中華麺もおすすめ。坦々麺風でおいしいですよ」
キムチ鍋といえば豚肉のイメージでしたが、今回は鮭。ごまの香ばしさがプラスされた鍋のだしが鮭と相性ばつぐんで、ピリ辛であと引くおいしさ。
メインの具材を変えるだけで、がらりと違う印象になりました。
全4話でお届けした「二品鍋」。こんなにシンプルでも大満足の味になり、鍋の可能性はまた広がった気がしました。
黄川田さん:
「お鍋って、スープや味噌汁と同じように自由なメニューだと思います。『ちゃんとだしをとらなきゃ』と気張ったり、具材をたくさん用意しなくちゃと思わなくても大丈夫。
具材の肉や魚からおいしい旨味が出るから、煮込むうちにスープはおいしくなりますし、具材の数は多くなくても、味のバリエーションを変えれば飽きずに食べられます」
基本のレシピを試しつつ、冷蔵庫の中身に合わせて、自由にアレンジもできるのも鍋の醍醐味。それぞれのご家庭ならではの味、ぜひ作ってみていただけたら嬉しいです。
【写真】木村文平
もくじ
料理家・フードスタイリスト。雑誌やweb、広告などのメディアでレシピ開発・フードコーディネートなどを手がけるほか、子どもと一緒に作る料理教室や、子どもの心と体の成長をサポートするワークショップ、企業とコラボしたレッスンを不定期で開催する「tottorante」主宰。HP:https://toshiekikawada.com/。Instagram:@tottokikawada
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