【イェンセンさんの12月】後編:冬だからこそ、照明にこだわってみる。心地よい時間と空間づくりのヒントを聞きました

編集スタッフ 野村

今年の冬も、家での時間は何かと多くなりそうだから、そんな時間と空間を心地よく過ごすヒントを知れたらと思います。

そこで今回は、心地よい時間や空間を日常に持ち込むことについて発信し、数々の著書も手がけている、デンマーク出身の著作家、イェンス・イェンセンさんに、冬の時期の過ごし方についてお話を伺っています。

前編:クリスマス編を読む

 

冬だからこそ、照明にこだわってみる

イェンセンさん自身が、自宅で過ごす上で大切にしているのは、どんなことなのでしょうか?

イェンセンさん:
「心地よい空間や時間作りにおいて、照明がすごく大事だと思うんです。

我が家には、ペンダントライトや壁付けのランプ、大きな照明から小さなものまで、様々な明かりを置くようにしていて。

それらを点けたり消したりするだけで、部屋の雰囲気をガラリと変えることができます」

たしかに、冬になると日が落ちるのが早い分、部屋の照明にいろいろと注目してみることで、その場所の雰囲気も、過ごす時間の流れも、印象が大きく変化していきそうです。

 

照明選びのポイントは?

イェンセンさん:
「僕が照明を選ぶ時に気にしているのは、明るさの強さ(ルーメンやルクスという単位で表されるもの)と、光の色(ケルビンという単位で表されるもの)です。

家を落ち着いた空間にしたいので、自然光に近い強い白系の光というより、温白色や炎のようなオレンジ色の少しやさしい光を選んでいます。

照明を選ぶ際に、そんなことにちょっと注目してみるだけで、自分好みの照明を探すヒントになるかもしれませんね」

 

全てを照らさず、部屋に影を作ってあげる

イェンセンさん:
「照明を置く位置も大切です。

日本の友人の家に遊びに行くと、天井付近の高い位置に照明が付いていて、部屋全体を明るく照らしていることが多いのですが、僕の家では、たとえば食卓にあるライトはテーブルに近いような低い位置に置いていて。

そうすることで全体が照らされず、部屋に影が生まれます。

そうするだけで部屋が広く見えることもあるし、影のある部屋の雰囲気が、自分を落ち着けてくれることもあると思うんです」

イェンセンさん:
「複数の照明で明るさを調整してあげると、その場所で過ごす時間の使い方もまたゆっくりになって、落ち着く時間になると思います。

たとえば夕食のとき、食卓だけライトを点けて、他の場所の灯りを消すと、食事の時間だけに集中して過ごせる。

夕食は1日の中で、家族全員で座って話す機会を取りやすい時間だと思います。僕たち家族もぱぱっと夕食を終えることも多いけれど、それでも家族みんなで顔を合わせて、お互い大丈夫だね?って確認できる時間はとても大事だと思っていて。

照明が、そんな時間をつくる手助けをしてくれると思うんです」

 

冬の明かり、キャンドルの楽しみ

イェンセンさん:
「温かで心が落ち着く冬の明かりとしては、キャンドルもおすすめ。

一番扱いやすいのはやっぱりティーライトキャンドル。いろんなお店で手に入りやすいし、コップやお皿の上にも置けて、倒れたりする心配も少なくて、使いやすいですよね。

細長いキャンドルも食卓の上に置くとすごく華やかになるし、友達を呼んで食事をする時には僕もよく準備したりしますが、普段使いにはティーライトキャンドルの方が気軽でいいと思います」

イェンセンさん:
「キャンドルに火をつけるという行動それ自体も、そこにはちょっとした緊張感も生まれて、すごく大切なことだと思います。

それにキャンドルの火も、落ち着く光で、火が揺らいでいるのを眺めるだけでも、すごくリラックス効果があると思うんです」

 

余ったキャンドルの活用法

使い切れなかったキャンドルがある場合には、自分でキャンドルを作ってみる楽しみもありますよ、とイェンセンさん。

イェンセンさん:
「余ったキャンドルを耐熱容器に入れて、熱湯の入ったお鍋で湯煎して溶かします。

溶けた蝋を空のジャム瓶などに入れて、その中に芯も通してあげれば自作のキャンドルが簡単に出来上がります。

僕も半端に余ったキャンドルは捨てずに集めていて。ある程度の量になったらそれを全部溶かして、手頃なガラス瓶や、木材の切れ端に入れたキャンドルなどを自作しています。

自作のキャンドルは、容器をいろいろ工夫ができて面白いですよ。たとえば牛乳パックを半分に切って型にすれば、大きなブロックキャンドルも作れるし、トイレットペーパーの芯や筒状のお菓子の箱を使えば、細長いキャンドルも作れます。

色付きのキャンドルが余っているなら、それも混ぜてしまえばカラフルなものができたりして、キャンドル作りは手軽で楽しいです」

***

家族と一緒の夕食の時間に、食卓だけを照らしてくれるようなやさしい灯りを準備してみれば、その時間と空間は、いつもよりちょっとゆっくりと穏やかで、温かなものになってくれそう。

イェンセンさんに教えてもらった、冬の過ごし方をヒントに、お家での時間をもっと心地よくしていけたらと思います。

(おわり)

【写真】イェンス・イェンセン


もくじ

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イェンス・イェンセン

デンマーク出身。日英メディアへの執筆や雑誌編集、講演、企業アドバイスなど幅広く活躍。北欧の料理やデザイン、DIY など、手仕事のよさを感じられる北欧のライフスタイルを提案。日本人の妻と2人の息子の4人家族で、DIYでリノベーションした鎌倉の一軒家に暮らす。


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