編集スタッフ 糸井

あれば助かる作り置きおかずや冷凍ストック。だけどそのための調理時間は最小限にしたいもの。

あっという間に作れて、材料もシンプルなソースなら、もっと手軽にストックを増やせるかもしれません。

日々の時短につながるそんな「冷凍ソースレシピ」を、料理家の今井真実（いまい まみ）さんに教えていただきました。

2品目は、火を使わずに作る「トマトソース」。ほぼ手間のないレシピに驚きました。お肉との相性もばっちりのこのソースがあれば、ちょっと億劫だったトマト煮込みやトマトパスタも身近になるはずです。

これまでのレシピはこちらから

 

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コンロもレンジも使わない。
混ぜるだけの「トマトソース」

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材料（100g☓3袋分）

トマトピューレー…400ml
トマトジュース…100ml（トマトピューレー：トマトジュース＝4:1の割合で作ります）
オレガノ…3つまみ程
ローリエ…3枚

【ソースを使った「煮込みミートボール」のレシピ（2人分）】
トマトソース…100〜120ml

合い挽き肉…300g
玉ねぎ…4分の1個（すりおろし約20g）
パン粉…15g
塩…小さじ2分の1
赤ワイン…大さじ1

（あれば）ギリシャヨーグルト…適量
（あれば）ディル…好きなだけ

 

作り方

①トマトピューレーとトマトジュースを4対1で混ぜる。

オレガノを入れて混ぜる。

保存袋に入れ、そこにローリエを1枚入れれば完成。

▲ローリエの香りは、一晩おけばつきますよ。

 

このソースがあれば。
10分で作れる、絶品煮込みミートボール

合いびき肉に、すりおろした玉ねぎ、パン粉、塩をヘラで混ぜる。ボール状に成形する。

▲表面をなめらかにしておくと、焼いたときにひび割れしにくいそう。

フライパンにオリーブオイル小さじ1をひき、ミートボールを並べ、トマトソースと赤ワインも加える。

蓋をしてから火を付け中火で熱する。煮立ってから弱火に切り替え3分、裏返して再度3分ほど火を通して、できあがり。

▲ギリシャヨーグルトにディルを添えると、北欧風の味に早変わり！ このミートボールがとっても美味しかったんです。

今井さん：
「トマトソースを作る＝煮詰めるのが一般的だと思うのですが、あれは水分を飛ばしている作業。ならば元々濃縮されているピューレを使えば時短でき、冷凍ストックもしやすいレシピに。

トマトピューレーは開封すると痛みやすいからこそ、すぐに使い切れないときはこんな風にソースにして冷凍しておくのにうってつけなんです。

ピューレーだけだともったりしてしまうので、トマトジュースを加えて調整しています。塩味は薄めにしているので、料理のときに足してください。ハンバーグよりも火の通りが早いミートボールは、忙しい日のおかずにおすすめですよ」

混ぜるだけなので、正真正銘1分で作れるトマトソース。今回はボウルのなかで混ぜましたが、はじめから保存袋の中で作ったら洗い物もゼロになる嬉しさ。この手間で作れる、冷凍ストックレシピがあるのですね。

そんな今井家のお手軽・冷凍ソースレシピ、次回もお楽しみに。

 

【写真】メグミ

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もくじ

今井 真実

料理家。東京都世田谷区で料理教室（現在はオンラインレッスン）を主宰しながら、さまざまな媒体でレシピ作成やタイリングを行っている。毎日のご飯作りの助けになる「新しい家庭料理」のレシピに定評があり、ブログ https://note.com/imaimami/ でも掲載中。Instagram:@mamiimai。

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